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宅地建物取引士試験は過去問の解説をじっくり読むことが大事

2019.9.11

宅地建物取引士の資格は毎年一回10月に試験が行われる国家資格で、合格率は15%前後になっています。

人気が高い資格でもあり、受験者は全国で20万人を超える年もあります。

不動産会社によっては宅地建物取引士の資格がないと昇格できないところもあり、年一回の試験に真剣に臨む方も多いはずです。

巷で良く耳にするのは、宅地建物取引士試験に合格したいなら「過去問を解いて、その解説を熟読する」ということです。

では、どのように過去問対策をしたら合格へたどり着けるのでしょうか?

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宅地建物取引士の試験はどんな内容になっているのか

「宅建」とも言われる宅地建物取引士の試験は「権利関係」「宅建業法」「法令上の制限」といった分野から主に出題されます。

他に税金などに関する出題もありますが、上記三つがメインです。

いずれも、宅地建物取引士として不動産会社や金融機関などで仕事をする際に必要となる知識を問われます。

「権利関係」は民法や借地借家法、不動産登記法、区分所有法といった法令を扱っています。

「宅建業法」は宅地建物取引業法および関係法令からで、「法令上の制限」は都市計画法、国土計画利用法、建築基準法などから出題されます。

土地と建物の取り引きあるいは利用に際して必要となる法律ばかりです。

マークシート式の四者択一で回答し、問題数は50問で記述する問題は今のところありません。

書店に行くと参考書や過去問と解説をまとめた問題集がたくさん並んでいます。

「どんな試験なのか」と手にとってみた方も結構いらっしゃるはずです。

何の準備もなく宅地建物取引士試験の過去問に取り組んでもわからない

宅地建物取引士試験が人気のある国家資格である理由のひとつに「年齢制限がなく誰でも受験できる」というものがあります。

学生でも主婦でも、まったく不動産に縁のない方でも受験が可能です。

過去問対策をすれば受かるといった噂から、何の準備もなく初めから過去問に取り組んだ方もいらっしゃるはずです。

しかし、宅地建物取引士試験は簡単な試験ではありません。

見慣れない専門用語もあって、何を問うているのか内容がまったくわからなかった方も多いと思います。

「権利関係」は民法から出題されますが、法律を学んだ経験のない方は面喰ってしまう可能性があります。

「宅建業法」「法令上の制限」は業務を行ううえで知っておかなければならない事項で構成され、不動産関係の仕事をしたことのない方は知らないことばかりです。

解説を読んでもピンとこないのではないでしょうか。

「なんだか難しそう」「知らないことばかり」といった印象が強まります。

急に過去問だけを集めた問題集に手を出すと、後が続かなくなって投げ出してしまうことになります。

過去問と解説だけではなく基本的な参考書を読むのも必要

宅地建物取引士試験に限らず、どんな勉強でも最初は基本を学ぶことから始めます。

まずは、わかりやすく解説が書かれた参考書から取り組むのが良いでしょう。

たとえば、「権利関係」の問題で頻繁に出てくる「悪意」という言葉は、「事情を知っていること」の意味です。

法律に接した機会がない方は、単に「悪い感情」と捉えてしまいます。

その他、「宅建業法」「法令上の制限」については、考えるよりも覚えなければならない事項が多く出てきます。

不動産の売買や賃貸に関わった経験のない方には「重要事項説明」がどんなものなのか知らない場合もあると思います。

参考書を読めば、取り引きには欠かせない書面であるのがわかります。

参考書を読んで、ある程度の下地を作ってから、次のステップに進むのが賢明です。

そうすれば、わからなくて途中で投げ出すこともないと思います。

また、のちに過去問を解いていて何か疑問が生じた時でも参考書があれば、基本に立ち返って確認ができます。

過去問と解説だけの勉強で合格できるのか

では、過去問と解説の熟読を行うだけで宅地建物取引士試験に合格できるのでしょうか。

熟読の度合によりけりですが、可能だと思います。

過去問と解説を何度も繰り返すことによって、問題のパターンや考え方が身につくのは確かです。

宅地建物取引士試験では、類似の問題が出題されることが良くあります。

「宅建業法」などは重要事項説明や37条書面あるいは免許制度など、過去の出題を振り返ると似たような問題が繰り返し出題されています。

何度も繰り返して、問題と答えが暗記できているレベルになれば、まるでクイズに答えるかのように回答できます。

法令が改正されて、過去問と解説がそのまま通用しなくなる場合は別として、出題の範囲や傾向が限られているからです。

中学、高校の頃の勉強でも、歴史の年号や偉人の名前など同様のことがあったでしょう。

宅地建物取引士試験の過去問を解いて解説を読むと理解が深まる

過去問と解説を「どれだけ繰り返したか」も大切ですが、最も重要なのは「どれだけ理解しているか」です。

宅地建物取引士試験には暗記で対応できる問題だけではなく、考える力を試す問題も含まれています。

「権利関係」がその代表です。

単に法律の内容を問われるのではなく、土地と建物に関する「権利」あるいは「権利の変動」がどうなるのかを考えて回答する形になります。

具体的な事例が取り上げられ、権利関係が正しく述べられている選択肢を選びます。

考える力を養っておかないと、このような問題には太刀打ちできません。

自分の答えと過去問の答えが違っていたら、解説をじっくりと読みます。

「なぜ、違っていたのか」「どう考えるべきなのか」を意識しながら読めば、おのずと理解が深まっています。

理解が深まって考え方が身につけば、たとえ形が変わった出題を前にしても正解にたどり着けます。

「どれだけ理解しているか」を深めていけば、過去問と解説の熟読だけで合格を手にする可能性が高くなるはずです。

過去問と解説で合格できた方たちは、恐らく熟読によって理解を深めた方たちに違いありません。

苦手分野を克服するためにも理解を深める

半年あれば、あるいは三ヶ月あれば合格できるといった経験談や教材を目にしたことがあるかもしれません。

とにかく合格点に達すればよいわけです。

ある分野で得点を稼ぎ、別の分野は捨てるなど短時間で効率的に合格点に届くよう戦略を立てるものもあります。

しかし、宅地建物取引士は不動産会社の社員にとっては必須の資格で、試験は年一回しかありません。

戦略が当たれば良いのですが、外れると更に一年間同じ勉強をしなければなりません。

確実に合格したいならば、時間をかけて苦手分野を作らずに取り組みたいものです。

「権利関係が苦手で、点数がどれだけ稼げるか」「暗記が面倒なので法令上の制限は捨てる」などのように勉強を進めていると、苦手分野が出てきます。

苦手分野こそ、過去問の解説をじっくりと読んで理解を深めたいものです。

苦手分野は、読むのも嫌だという気持ちになると思いますが、仕事でも役に立つ知識かもしれません。

克服して確実に得点できれば、合格に近づけるのです。

我慢して時間をかけ、やってみてください。

合格すれば、翌年からは勉強から解放されるのです。

絶対に合格したいなら時間をかけてじっくり勉強すること

会社勤めをしていると、なかなか勉強時間がとれません。

勤務時間中に勉強会を行っている会社もありますが、普通は休日や空いた時間を利用しての勉強になります。

「まずは基本的な知識を得てから」が良いでしょう。

基本的な知識を習得したら、理解が深まるまで過去問と解説を熟読してください。

苦手分野を克服して得点できるようになれば、勉強がさらに面白くなるかもしれません。

合格まで頑張ってください!

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