空室対策で窓に入居者募集のポスターを!貼り方のご紹介

賃貸経営において、賃貸物件に空室があるとかなりの痛手となります。

そこで、空室対策の一環として窓に入居者募集のポスターを貼ることをおすすめします。

ここでは、入居者募集ポスターの効果や注意点をご紹介しつつ、ポスターの貼り方を解説していきます。

本当に効果はある?入居者募集ポスター

賃貸経営の一環として賃貸物件をお持ちの場合、長期間の空室はできるだけ避けたいものです。

物件に入居してもらうには、物件を知ってもらわなくはなりません。

そこで、物件を宣伝するツールとしてポスターをおすすめします。

最近では、インターネットで簡単に物件を検索することができますよね。

しかし、中には実際に居住したい近辺を歩いて物件を探す人もいるのです。

しかも、そのような方は引っ越しが目的で探しているので、契約に至りやすいのです。

また、ポスターを見て問い合わせしてくださった方をご案内すると、その場で入居を決めるということも多いのです。

さらに、ポスターはお客様に見ていただくだけではなく、他にも利点があります。

それは、不動産会社の営業の人に物件を見てもらう、いい機会になるということです。

あまり知られていませんが、入居者募集のポスターを貼ることは多くの不動産業者でノルマになっているのです。

ですから、こちらから不動産業者にポスター貼りをお願いすると、すぐ貼りに来てくれます。

それだけではなく、ポスター貼りのついでに大体の営業の方は物件をしっかりと内見しますので、図面を見せつつお客様に物件をご案内する際には詳しくご紹介していただけるのです。

ポスターの貼り方が悪く、窓にテープの跡などが残ってしまうという理由から入居者募集のポスターを敬遠する方も多いですが、これらのような利点があります。

空室でお困りの方は、入居者募集のポスターを貼ってみてはいかがでしょうか。

これは避けよう!入居者募集ポスター作る際の注意点

入居者募集ポスターの利点をお分かりいただけたところで、入居者募集ポスターを作る際の注意点をお話ししておきます。

それは、ポスターに自分の電話番号を記載しないことです。

お客様の中には、引っ越し代の予算が少ない方がいらっしゃいます。

もしも、ポスターに物件所有者である大家さんの電話番号が記載されていると、もともと不動産業者から案内された物件だとしても、仲介手数料の支払いを避けたいために直接大家さんに連絡をする方もいらっしゃるのです。

そうして大家さんとお客様の間だけで契約をしてしまうと、不動産業者には仲介手数料が入りませんよね。

そうするとそれ以降、不動産業者がその大家さんの物件をお客様にご紹介することを控えるということもあるのです。

お客様をご案内して手間と時間がかかったのに、仲介手数料が入らなければ不動産業者はなんの利益もないですから、当たり前のこととも思えますよね。

ですから、入居者募集ポスターには自分の電話番号の記載はしないようにしましょう。

それでは、ポスターの貼り方について詳しくお話ししていきましょう。

窓に跡が残らない方法がありますので、ぜひ参考にしてみてください。

窓に跡が残らない入居者募集ポスターの貼り方:ポスタークリップ

入居者募集のポスターを不動産業者の営業の方にお願いすることも多いですが、ご自分でされる方もいらっしゃるでしょう。

そこで、綺麗に貼るポスターの貼り方についてお話ししていきましょう。

窓にポスターを貼るときは、セロハンテープを使うことが多いですよね。

しかし、普通のセロハンテープは時間がたつと黄色くなってしまい、剥がしても跡が残ってしまうことが多いです。

そのため、窓にポスターを貼る場合はセロハンテープの使用は避けるようにしてください。

窓にポスターを貼る場合のおすすめの貼り方の一つは、「ポスタークリップ(吸盤)」を使う方法です。

跡が残ることもなく、しかもポスタークリップ自体が透明なので、それ自体が目立つことなくポスターを貼ることができます。

しかも、吸盤になっている反対側がクリップの形状になっていてその部分にポスターを挟めるので、ポスターを傷つけることもありません。

さらに、貼り直しが何度もできるのでとても便利なのです。

窓に跡が残らない入居者募集ポスターの貼り方:超強力磁石

前項でお話ししたポスタークリップは凸凹のない窓ガラスにはとてもおすすめのものなのですが、すりガラスなどの凹凸がある窓には適さないのです。

もしも、入居者募集のポスターを貼りたい窓がすりガラスなど凹凸があるような窓であれば、「超強力磁石」がおすすめです。

貼り方は簡単で、窓の内側にポスターを当て、ポスターの上と窓の外側から磁石を当てるだけです。

窓の厚みやポスターの大きさにもよりますが、四隅だけで心もとないようでしたら、その他にもいくつか磁石を当ててみるといいです。

ただし、磁石を使うポスターの貼り方は、外からも磁石を当てなくてはならないという点があります。

物件が高所などで危険な場合は、この方法は避けるようにしてくださいね。

ポスタークリップ&超強力磁石のご紹介

それでは、窓に跡を残さないポスタークリップと超強力磁石のご紹介をしましょう。

【ポスタークリップ】

・ポスピタQ 4個入り 価格:327円

・ベロス 透けるトン吸盤クリップ クリア 1個 価格:726円

【超強力磁石】

・ロイミー 超強力2㎝ネオジウム磁石 1個 価格:250円

・SmartPhonest 超強力マグネット 四角型 5個 価格:925円

どれもインターネットで購入することが可能です。

超強力磁石は磁力が非常に強いので、磁力に弱いものには近づけないように注意してください。

また、誤って手を挟めてしまうとケガをしてしまう可能性がありますので、超強力磁石を使用してポスターを貼る場合は十分に注意するようにしましょう。

ここまで、セロハンテープを使わないポイントの貼り方についてお話をしてきましたが、最後にポスターを貼る際に便利な「超透明テープ」についてご紹介します。

そちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

窓に跡が残らない入居者募集ポスターの貼り方:超透明テープ

窓にポスターを貼るときにセロハンテープを使用してしまうと、時間の経過とともにテープが黄色く変色してしまいますよね。

しかし、ここでご紹介する3M Scotch「超透明テープ」はその心配がない優れものなのです。

超透明テープはとても透明度が高く、黄色く変色しにくいテープであり、ある程度の時間が経過しても窓にテープ跡が残りにくい素材となっています。

さらに、超透明テープを貼る際に失敗してしまっても、簡単に剥がすことができるのです。

それでは、この超透明テープを使ってのポスターの貼り方をご説明しましょう。

まず、入居者募集のポスターをマスキングテープで仮止めしておきます。

そして、その位置がずれていないか一度外から確認してみましょう。

まっすぐなようであれば、超透明テープを貼っていきます。

このとき、窓とポスターの間に空気が入らないように気をつけてくださいね。

これで、綺麗にポスターを貼ることができます。

入居者募集ポスターを活用しよう!

窓にテープ跡が残ってしまうからなどという理由で、入居者募集のポスターを貼りたくないとお考えの方は多いかもしれません。

しかし、ポスターを貼ることでいくつか利点が生じるのもお分かりいただけたことかと思います。

窓に跡が残らないポスターの貼り方もご紹介しましたので、空室対策にぜひポスターを活用してみてくださいね。