窓掃除には新聞紙が最適!新築のようなきれいな窓にしよう!

晴れた日に窓を見るとかなり汚れていた、というご経験はありませんか。

窓ガラスの外側の汚れは、ほこりや花粉、雨水や排気ガスなどが原因です。

また、窓ガラスの内側の汚れは、手で触った時の皮脂汚れやほこりが原因だと言われています。

窓掃除は始めるまで気が重いですよね。

そんな方のために、今回は新聞紙を使った簡単にできる窓掃除をご紹介していきます。

窓掃除に新聞紙が最適な理由とは?

昔から窓掃除に新聞紙が使用されるのはご存知の方も多いでしょう。

新聞紙はそれひとつで、洗剤も必要とせずに窓掃除ができると言います。

では、なぜ新聞紙は窓掃除に適しているのでしょうか。

それは新聞紙の紙質が良いこと、印刷に使われているインクに効果があるためです。

以下でくわしくご説明します。

●新聞紙の紙質の効果

新聞紙の繊維はきわめて細かいので、毛羽立ちがありません。

触ってみると、さらっとした紙質が特徴ですよね。

ぞうきんやタオルで窓を拭くと、乾いた窓ガラスに布の繊維がついてしまいます。

新聞紙には毛羽立ちがないので、拭いた後に繊維が残らないのです。

●インクの効果

新聞紙に使用されているインクには、汚れを分解する働き・汚れを吸収する働きがあります。

また、ワックスの代わりにもなり、窓ガラスの艶出し効果も期待できるのです。

拭き残しの水分が白くならないのも、新聞紙の特徴の1つです。

実際に新聞紙で窓掃除をしてみよう!

では、実際に新聞紙を使って窓掃除をしてみましょう。

【用意するもの】

・新聞紙
・ぬるま湯が入ったバケツ
・ゴム手袋(インク汚れを防ぐため)

【下準備をする】

窓ガラスの汚れがひどいときは、事前に軽く水洗いをしておきましょう。

新聞紙をくしゃっと丸めたボールをいくつか作っておきましょう。

【窓掃除の方法】

①まず、外側の窓ガラスから掃除します。

外側から拭くことで、内側の拭き掃除の時に、外側に汚れが残っているか拭き残しの確認ができます。

②新聞紙ボールをぬるま湯につけます。

ギザギザを描くようにガラスを磨いていきましょう。

汚れが1度で落ちない場合は、同じようにぬるま湯につけた新聞紙ボールで繰り返し磨いていきましょう。

③乾いている新聞紙ボールで拭いていきます。

丁寧に、上から下へと円を描くように磨いてください。

この時下から上へと磨いていくと、上から水滴が垂れてくるので行わないようにしましょう。

④内側のガラスを掃除します。

外側の窓掃除と同じように行いましょう。

内側の窓掃除をするときは、外側に汚れが残っていないが確認しながら掃除してください。

きれいに磨いたら、窓掃除は完了となります。

この方法で窓掃除を行うと、インクがコーティングの役割を果たすため、ほこりや汚れがつきにくくなります。

窓掃除におすすめなのは曇りの日?

普段掃除をするなら、雨の日よりも晴れの日を選びますよね。

晴れた日なら、窓を開けて換気を行いながら掃除を進める方が多いでしょう。

新聞紙を使った窓掃除も、同じように晴れた日を選びがちです。

しかし、窓掃除に適している天気は、晴れの日でなく「曇りの日」なのです。

晴れた日の方が、窓に付着した汚れも見やすく、掃除の後もすぐに乾くので、一見すると良い条件が揃っているように見えます。

しかし、窓掃除に曇りの日が適している理由として「湿気」があげられます。

湿度が高いと汚れやほこりが舞い上がりにくくなるため、窓に付着しやすくなるのです。

そして湿気により、一気に汚れを浮かせて取れやすくなるのです。

通常なら晴れの日を選びたくなりますが、窓掃除をするなら「曇りの日」と頭に入れておきましょう。

掃除に使用する新聞紙はどんなものがいいの?

先ほど、新聞紙を使用した窓掃除の方法をご紹介させていただきました。

窓掃除で使用する新聞紙ですが、どんなタイプのものが適しているのでしょうか。

また、雑誌やチラシなどでも代用できるのでしょうか。

新聞紙に関しては、窓掃除には「古い新聞紙」が適しています。

理由としては、新しい新聞紙は「インクが紙に馴染んでいないため」だと言われています。

紙にインクが十分染み込んだ新聞紙の方が、窓掃除には適しているのです。

また、雑誌やチラシに関しては、紙質が新聞よりも劣るため、窓掃除には向いていません。

そのため、使用しないように注意しましょう。

最後に、掃除で使い終わった新聞紙はどのように処分したら良いでしょうか。

ぬるま湯で拭き掃除をした新聞紙は、ボロボロになっているため捨てるほかありません。

しかし、乾いた新聞紙は廃品回収へと出すことが可能です。

使い終わったからと言ってすべて捨てずに、リサイクルして再利用の手助けをしましょう。

新聞紙を使わない窓掃除の方法

新聞紙が自宅になかった場合はどのように窓掃除したら良いでしょうか。

ここでは簡単な窓掃除の方法をご紹介します。

【用意するもの】

・スクイージー(T字ワイパー)
・ぞうきん
・マイクロファイバークロス
・窓用洗剤(食器用洗剤でも可)

【窓掃除の方法】

①汚れがひどい場合は水洗いします。

大きな汚れはここで落としておきましょう。

②洗剤を含ませたぞうきんで拭きます。

上から下へと円を描くように汚れを拭いていきましょう。

③水で濡らしたぞうきんで拭きます。

水が垂れてるのを防ぐため、ここでも上から下へと拭いていきましょう。

洗剤を取り除く大切な作業なので、丁寧に行って下さい。

④マイクロファイバークロスで拭きます。

ここで、ぞうきんによる毛羽立ちを一緒に取り除く効果があるのです。

⑤スクイージーで余った水分を取り除きます。

窓ガラスがきれいになったら、窓掃除は完了となります。

新聞紙は窓掃除以外でも使える!鏡を掃除しよう!

窓掃除に適している新聞紙ですが、窓以外にも「鏡」をきれいにすることができるのです。

鏡の中でも、お風呂の中にある鏡は水垢で特に汚れていませんか。

本来、姿をうつすはずの鏡が常に白く曇っていたら、鏡としての役割を果たしませんよね。

ここではお風呂の鏡の掃除の仕方をご紹介していきます。

【用意するもの】

・新聞紙
・霧吹き(濡れタオルでも代用できます)

【窓の掃除方法】

①鏡を濡らします。

霧吹きで鏡を水で濡らしましょう。

霧吹きがない場合は、濡れタオルで鏡を濡らしましょう。

②新聞紙で鏡を拭きます。

くしゃっと丸めた新聞紙ボールで鏡全体を拭いていきます。

水垢がひどい場所は重点的に拭いてください。

③乾いた新聞紙で乾拭きします。

新しいきれいな新聞紙ボールで鏡の表面を乾拭きしてください。

きれいに磨けたら、鏡掃除は完了となります。

【注意する点】

浴室の中の鏡周辺が、白いプラスチック加工になっている場合は、新聞紙のインクに注意が必要です。

新聞紙のインクはプラスチックに付着しやすいという性質があります。

そのため、濡れた新聞紙から飛んだしずくがプラスチックに垂れると、黒いシミが残ってしまします。

せっかく鏡がきれいになっても、ほかの部分に黒い汚れがついてしまったら悲しいですよね。

鏡掃除をする際は注意してください。

窓掃除は新聞紙を使って手軽に行おう!

今回は新聞紙を使った、簡単な窓掃除の方法をご紹介させていただきました。

新聞紙の紙質やインクが、窓掃除にこれほど適していることで、驚く方も多いのではないでしょうか。

ぞうきんでの窓掃除は、繊維や水跡がのこりがちです。

そんな時は、自宅に余っている新聞紙で手軽に窓掃除を行いましょう。

そして、窓をきれいに保ち、新築のようなきれいで居心地の良い空間を目指しましょう。