窓掃除ロボットとはどんなもの?使い方と選び方とは?

近年、掃除を行ってくれるロボットが注目されています。

掃除を行う手間や時間から開放されるため、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。

そんな、ロボット掃除機には「窓用」も販売されていることをご存知でしょうか。

ここでは窓掃除ロボットの使い方や、選び方についてご紹介していきます。

窓掃除ロボットとは一体どんなもの?

掃除をする上で、意外と大変なのが「窓掃除」ですよね。

そんな窓掃除を行ってくれるのが、窓掃除ロボットです。

この窓掃除ロボットを使うと、手で拭き掃除を行ったような仕上がりになります。

一体どのような仕組みなのでしょうか。

窓掃除ロボットは、搭載されているファンで窓に吸い付き、掃除を行います。

このようにくっついた状態で、窓掃除ロボット専用のパットやブラシを使うことで、窓をきれいに掃除してくれるのです。

万が一、このロボットが落ちてしまったときには、搭載されているロープが作動して落下を防ぎます。

また、この窓掃除ロボットをより効果的に使うことができるのは大きな窓です。

大きくて手が届かない場所にある窓の場合、窓枠が邪魔をするということがないので、効果的に使うことができるでしょう。

では、この窓掃除ロボットのメリットとデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

順番にご説明していきます。

窓掃除ロボットのメリット

掃除を行うことが大変な「窓掃除」ですが、この窓掃除ロボットを使うと得られるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

メリットは以下の4つがあげられます。

【窓掃除の手間が省ける】

これは窓掃除ロボットの最大のメリットとしてあげられるでしょう。

窓掃除は、経験のある方ならご存知かと思いますが、とても大変な作業です。

それが、このロボットに任せてしまうことで、簡単にきれいにすることができるのです。

【時間の無駄が減る】

窓掃除を自分でするとなると、時間がかかってしまいます。

しかし、窓掃除ロボットに掃除をしてもらうことで、手が空きますよね。

その間に、好きなことを楽しんだり、他の家事を行うことができるのです。

【ムラなく掃除が行える】

大きな窓を自分の手で掃除をしていると、どうしても手の届かない場所が出てきてしまいます。

こうなってしまうと、掃除を終えてもきれいなところとそうでないところのムラができてしまいます。

窓掃除ロボットはそんな手の届かない場所の掃除を行うことが可能ですので、ムラなく掃除ができます。

【外側の窓も掃除ができる】

窓掃除で最も大変なのが「窓の外側を掃除すること」ではないでしょうか。

手で行うと、届かない場所があるのはもちろんのこと、2階以上の窓ですと身を乗り出しての掃除は危険なものです。

ロボットであれば、落ちてしまう心配も少ないですし、ムラなく掃除が行えます。

ここまで、メリットについてご説明してきましたが、デメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

次項でご説明していきます。

窓掃除ロボットのデメリット

メリットが多く感じられる窓掃除ロボットですが、デメリットはどのようなことがあげられるのでしょうか。

【大きな窓にしか使えない】

大きな窓には効果的と述べましたが、一転して小さな窓の掃除には向いていません。

また、窓自体は大きくても、格子状の窓枠を使用した窓にも向いていません。

【使える窓と使えない窓がある】

窓掃除ロボットは、先ほどもご説明した通り、窓に吸いついて掃除を行います。

そのため、すりガラスのような凹凸のある窓ガラスには吸いつくことができないため、使うことができません。

また、凍りついた窓やフィルムが貼られた窓、結露が酷い窓にも同様の理由から使うことができません。

【音がうるさい】

窓掃除ロボットはファンの力で窓に吸いついています。

そのため、一般的によく使われている掃除機のような大きな音がします。

近年では、この運転音に関して改良が行われているものもありますので「音がうるさいのは困る」と考えている方は、そのようなものを検討してみましょう。

【価格が高い】

実は、窓掃除ロボットは日本では大きな窓のある家があまりないため、購入する人が少ないのが現状です。

そのため、価格が高いということがデメリットにあげられます。

窓掃除ロボットはどんな風に使うの?

ここまで、窓掃除ロボットの多くのメリット・デメリットをあげてきましたが、実際どのようにして使うものなのでしょうか。

使い方はとても簡単です。

使い方の手順を追って、ご説明しましょう。

①ロボット本体に専用のパッドを取り付ける

②取り付けたら、パッドに洗剤を吹きかける

③落下防止のロープを取り付ける

④取り付ける窓を軽く拭いて、ロボットの電源を入れてから窓に付ける

⑤ロボットの運転モードを選択し掃除を始める

⑥汚れが特に気になるような場所があれば、リモコンで操作して集中的に掃除を行う

⑦掃除が終了したら、窓からロボットを外す

⑧ロボットの電源を切り、本体の裏側(窓と接していた場所)についた汚れを拭く

⑨専用のパッドを本体から取り外し、きれいに洗う

このような手順で使うことができます。

使い方は、とても簡単ですので世代を問わずに使うことができます。

窓掃除ロボットはどう選んだらいいの?

窓掃除ロボットを選ぶうえで、頭に入れておきたい項目は主に以下の6つです。

【性能】

最も重要視したいのが、「性能」についてです。

他の窓掃除ロボットと比較したときに、性能が低いものですと窓掃除が十分に行えないことが考えられます。

そのため、性能が高いものを選ぶようにしましょう。

【機能】

ロボットによって、搭載されている機能は様々です。

ロボットを使う窓に合ったものを選びましょう。

【お手入れ方法】

掃除を行うと、ロボット本体やパッドは汚れてしまうものです。

そこで、お手入れしにくいタイプですと、お手入れが行き届かないこともあるでしょう。

再度使うとき、ロボットやパッドが汚れたままでは、窓をきれいにするどころか汚してしまうことにもなりかねません。

【安全性】

窓に貼りつくことで掃除を行うこのロボットですが、万が一に落ちてしまうことを考えると、安全性の高いものを選んでおくといいでしょう。

落下をしてしまうと、ロボットが破損してしまうことや窓の周囲にいた人へのケガなどといった危険があります。

【音】

先ほども触れましたが、ファンを使って窓に貼りつくため、掃除機に似た音がしてしまいます。

そのため、窓の外側を掃除するときには、騒音になってしまう可能性があります。

気になる場合には、音が小さめのものを選ぶようにしましょう。

【値段】

このロボットは約2~10万円で購入することができます。

この値段の差は、そのロボットに搭載されている機能や性能で変わってきます。

使うときのことを考えて選ぶといいでしょう。

おすすめ窓掃除ロボット3選!

では、具体的にどのような窓掃除ロボットが販売されているのでしょうか。

最後に3つの窓掃除ロボットをご紹介していきます。

【ECOVACS 窓用ロボット掃除機 WINBOT 950】

・参考価格:48000円

・大きさ:273×273×123mm

・重さ:2.4kg

・音の大きさ:62db

これは、高性能で機能的なのにも関わらず、音が静かな窓掃除ロボットとして知られています。

専用パッドとワイパーを使い掃除を行うので、とてもきれいになります。

窓掃除ロボットの価格としては比較的手ごろな価格設定になっています。

【ECOVACS 窓用ロボット掃除機 WINBOT W850】

・参考価格:37800円

・大きさ:247×246×115mm

・重さ:1.8kg

・音の大きさ:65db

先ほどご紹介したものと同じメーカーの窓掃除ロボットです。

こちらも高性能にも関わらず価格は手ごろです。

窓掃除ロボットが掃除を行うのが難しいとされてきた、窓枠の無い窓の掃除が、これなら行うことができます。
【ツカモトエイム ガラスクリーニングロボット HOBOT-168】

・参考価格:40937円

・大きさ:300×150×120mm

・重さ:930g

ロボット掃除機で名高いツカモトエイムが販売している窓掃除ロボットです。

マイクロファイバーリングを使い、窓の汚れをグングン取り除いていきます。

他の窓掃除ロボットに比べ、小さめなサイズなので使い勝手もよいでしょう。

窓掃除ロボットで掃除を簡単に!

意外にも汚れがたまりがちで、手の届きにくい場所の多い窓掃除は決して楽なものではありません。

そのため、無理な体勢になってしまうことや余計な力が入ってしまい、体を痛めてしまう原因にもなりかねません。

しかし、窓掃除ロボットを使うことで、そのような大変な作業から開放されます。

窓掃除に毎回苦労している方は、窓掃除ロボットを使ってみてはいかがでしょうか。