あなたはどのくらいの頻度でフローリングの掃除を行いますか。
家庭によって掃除の頻度はさまざまですよね。
こまめに掃除をしているお宅でも、ふとした瞬間にフローリングに落ちている髪の毛が気になることがありませんか。
髪の毛にはほこりが絡みやすく、それはダニの餌になってしまいます。
今回は抜け落ちた髪の毛の掃除の方法や、便利な掃除グッズなどをご紹介していきます。
フローリングの髪の毛を掃除しよう!
フローリングは畳などと違い、さまざまな掃除グッズが使用できます。
髪の毛やほこりは気が付くと部屋の隅に溜まっていることが多いですが、どんな掃除グッズが適しているのでしょうか。
おすすめなのは「ペーパーモップ」です。
ペーパーモップはテレビを見たり、電話をしながらでも片手で掃除ができる手軽さが特徴です。
音が出ないので深夜でもフローリング掃除が可能です。
特にマンションやアパートでは階下に音が伝わりやすいので、音の出ないペーパーモップは大変適した掃除グッズと言えます。
ペーパーモップには「ウェットタイプ」と「ドライタイプ」があります。
ドライタイプは髪の毛・ほこりを同時にさっと絡めとることができます。
ウェットタイプは簡易的な床掃除を兼ねて、髪の毛やほこりを取ることができます。
また、部屋全体を広く掃除したい場合は掃除機がおすすめです。
掃除機はペーパーモップで取りきれなかった細かいゴミも吸い取ることができます。
部屋の隅や家具の下、床材同士の隙間は掃除機でないとゴミを取り切れません。
掃除機をかけるのが手間であればロボット掃除機を使用してもよいでしょう。
朝、出かける前にセットして、夕方帰宅した時には部屋がきれいになっています。
最近のロボット掃除機は高性能のものが多く販売されています。
毎日仕事で忙しい家庭は、取り入れてみると家事の負担が減ってよいでしょう。
カーペットやじゅうたんで髪の毛をガード!
フローリングにカーペットやじゅうたんを敷くと、フローリングだけを掃除するよりも通常手間がかかります。
しかしカーペットやじゅうたんは、敷くことによって髪の毛やほこりが舞い上がるのを防ぐ効果があります。
そのためカーペット類を集中して掃除すれば、リビングは比較的きれいな状態が保てるのです。
ここでカーペットやじゅうたんの掃除方法をご紹介します。
前項でおすすめしたペーパーモップはカーペット類には効果的ではありません。
代わりにおすすめなのは「コロコロ」と呼ばれている「粘着カーペットクリーナー」です。
こちらも音が出ないのでマンションやアパートで気軽に使え、テレビを見ながら、電話をしながら使用できます。
ガムテープでも代用可能です。
しかしカーペットクリーナーではカーペット類に深く入り込んだ髪の毛やゴミまでもは取ることはできません。
掃除機を使用してもいいですが、深夜などで音が気になる場合もあるでしょう。
そんな時は「ゴム手袋」がおすすめです。
掃除方法はとても簡単で、まずゴム手袋をいつもの通りに装着します。
くるくると円をえがくようにカーペットを撫でていきます。
すると、発生した静電気の力によって、髪の毛とほこりを根こそぎ取って集めることができます。
この掃除方法なら音も出ず、カーペットを傷つける心配もないのでおすすめです。
畳にも髪の毛が!どう掃除するの?
リビングのフローリングに和室が隣接している間取りのお宅も多いでしょう。
フローリング同様、畳にも髪の毛やほこりが溜まってしまいます。
ここでは畳の掃除方法をご紹介していきます。
まず畳掃除で注意すべき点は、
・畳表面を傷つけないようにする
・湿気に注意する
・髪の毛が畳の縁に挟まらないようにする
という点でしょう。
よくほうきを使って畳の上を掃き掃除する人がいらっしゃいますが、髪の毛が畳の縁に挟まってしまう可能性があるのでおすすめしません。
フローリング掃除でおすすめしたペーパーモップが畳掃除にも適しているのでおすすめです。
ウェットタイプ・ドライタイプともに使用可能ですが、畳掃除に適している「クイックルワイパー立体吸着ドライシート」なら畳で髪の毛やほこりを絡めとるのに大変適しています。
天気のよい日は水拭きも行いましょう。
畳は湿気を吸う性質があるので、風を通してさっぱりさせてあげることが大事なのです。
また、畳掃除のプラスアルファとして、畳の目に沿って掃除することをおすすめします。
畳の目に逆らって掃除を進めると、畳表面を傷つけたり、ゴミが入りこんでしまいます。
髪の毛がフローリングに蓄積するのを防ぐには?
こまめにフローリングの掃除を行っていても、気が付くと髪の毛は床に落ちていませんか。
特に掃除が終わった直後に発見してしまうとげんなりしますよね。
実は、人の髪の毛は1日に約80本抜け落ちると言われています。
特に入浴後は髪の毛を拭いたり、ドライヤーで乾かすので、髪の毛は舞い上がり、抜けやすくなります。
そのため洗面所の隅の方に、髪の毛が溜まってしまっていたという経験はありませんか。
少しでも抜け毛を防ぐ方法としては、風呂上がりに体をふいたバスタオルを床に敷くと効果的です。
こうすることで抜けた髪の毛をバスタオルがキャッチしてくれます。
洗濯機に入れる前に、ゴミ箱に髪の毛をふるい落とすだけでよいので手軽です。
また、先述しましたが、フローリングにカーペットやラグを敷いておくと、髪の毛が舞い上がるのを防ぐ効果があります。
洗面所の髪の毛の掃除方法
髪の毛を乾かしたり、身支度を整える脱衣所は、フローリング同様、髪の毛やほこりが溜まりやすい傾向があります。
前項のようにバスタオルを敷いてドライヤーをかけても、すべての髪の毛をキャッチすることは難しいでしょう。
そんな時は、体を拭いた後のバスタオルで脱衣所の床をさっと拭いてしまいましょう。
湿気の含んだバスタオルで拭くことによって、ほこりや髪の毛の舞い上がりを防ぐ効果があります。
しかし、体に使用するタオルで床を拭くことに抵抗がある人も多いでしょう。
その場合はフローリング掃除でおすすめした、ペーパーモップを使用しましょう。
ペーパーモップは音がでなく使い捨てであること、気が付いた時にさっと掃除ができる点から、脱衣所用に1つ設置してもよいでしょう。
掃除用具置き場が遠いと、毎日行うのは面倒ですが、目につく場所に設置しておけば、1日の最後にさっと掃除をすることも苦ではありません。
毎日の掃除を習慣化することが大事なのです。
フローリング掃除におすすめ!掃除グッズ
ここではフローリング掃除におすすめの掃除グッズをご紹介していきます。
【花王:クイックルワイパー フロア用掃除道具】
クイックルワイパーの特徴として、本体を裏返してみると中央に向かって膨らみが円形に広がっています。
この形状によって、力を使わずにシートを床に密着することができるのです。
ヘッドの軽さも特徴で、フローリングだけでなく、天井や壁などの高所の掃除が片手でも行えます。
ポールの先についているグリップはラバー製のため、壁にたて掛けて置いても倒れてくることはありません。
【山崎産業:ぞうきんワイパー200】
ぞうきんを挟んで使うという、シンプルな構造が特徴です。
手持ちのぞうきんを使用するので、シートを購入することもなく経済的です。
髪の毛はもちろん、ほこりや床の汚れまできれいに拭き掃除ができます。
また、どんなサイズのぞうきんにも対応しています。
【3M:スコッチブライト マイクロファイバーモップ】
クロス部分は着脱式になっているので、はめ込む作業がないので簡単です。
そのため、水拭き→乾拭きの2段使いもスムーズに行えます。
ヘッド部分は360度回転するので、狭い家具の隙間でも、手が届くように掃除することが可能です。
クロス部分はマイクロファイバー素材のため、洗濯することができて経済的です。
掃除を習慣化させきれいなフローリングを目指そう
髪の毛やほこりは生活上、無くすことはできないため、こまめに掃除することが大事です。
毎日の簡易的な掃除を習慣化することで、髪の毛やほこりの蓄積は制御されます。
ゴム手袋やペーパーモップなど、音の出ないものであれば深夜に思い立っても掃除ができます。
カーペットを敷いたりと工夫をこらして、毎日過ごす家の中をより居心地のよい空間にしましょう。