長年住んでいると、一新してリフォームしたいと思いますよね。
しかし、リフォームで気がかりなのが費用です。
今回は、気がかりな費用を節約できるとブログでも話題の、diyリフォームをご紹介します。
diyであれば、ご自身の納得する仕上がりにできますよ。
ブログで話題のdiyってなに?
ブログをはじめ、メディアでも話題になっているdiyですが、英語の『do it yourself』を省略したものです。
専門的な業者に依頼するのではなく、自分自身でやってみようというのがdiyの定義といえるでしょう。
しかし、難しいと、途中で投げ出してしまうかもしれませんよね。
そこで、最後まであきらめることなく、簡単にできるdiyリフォームをご紹介します。
まず、diyでリフォームするときは道具が必要になるため、持っておくと便利な道具について解説します。
●メジャー
いろいろな長さを測るために使います。
リフォームで使用する目的の場合、柔らかいメジャーは使いにくいので、直立するメジャーを選びましょう。
●サシガネ
直角を書くときに使います。
寸法も測れるので便利ですよ。
●カッター
部材を切るときに使います。
硬いものも切りやすいように、柄がしっかりしていて、なおかつラバークリップが付いているものを選びましょう。
●水平器
水平になっているかを測る道具です。
お手軽な価格ですので、これからdiyをしたいというかたは、ぜひ購入を検討してみましょう。
●タッカー
厚みのある木などにも、しっかりと打ち込められるホッチキスです。
●電動ドライパー
はじめは小型のもので十分です。
穴開けや、ネジを締めるときにも、活躍します。
diy初心者におすすめな床リフォーム
はじめてdiyリフォームをするかたには、部屋の印象をガラリと変えることができる床リフォームがおすすめです。
リフォームブログを見てみても、多くのかたが挑戦しています。
面積が大きければ大きいほど、やりがいがありますよ。
大規模なリフォームのようにも感じますが、比較的簡単です。
必要な道具もそろえやすいものばかりなので、チャレンジしてみてください。
【材料】
・お好きなクッションフロア
・ボンド
・クシ
【道具】
・メジャー
・はさみ
・養生テープ
・ハケ
・地ベラ
・カッター
・コーナーカッター(あると便利)
・定規
・ペン
・継ぎ目処理剤
・ローラー
【工程1】
①まず、お好きなクッションフロアを購入して、部屋に合わせてカットしましょう。
そして、クッションフロアを部屋の壁に沿って置いていきます。
このとき、部屋の長さに対して10㎝長く置きましょう。
2枚目は、1枚目に少し重なるように置きます。
②1枚目と2枚目のクッションフロアの目地を重ねて、養生テープで固定してください。
これを、部屋の端まで行い、ハサミやカッターで隅をカットしていきます。
床リフォームの工程をブログで発信
床diyリフォーム工程の続きです。
【工程2】
③カットできたら、ボンドを塗っていきます。
クッションフロアを半分ほどめくって(養生テープは剥がして)、床にボンドを出してください。
出したボンドをクシでならしながら、隅までしっかりと塗っていきます。
塗り終えたら、ボンドに書かれているとおりの時間を置いて待ちましょう。
④時間を置いたら、めくっていった順番とは逆にクッションフロアを戻していきます。
このとき、目地にズレがないか確認しましょう。
⑤ハケを使って、真ん中から外側に向かって滑らせます。
空気を抜いていくイメージです。
残りの半分も同じように①~③を施してください。
⑥端に余っている部分を、地ベラとカッターを使ってカットしていきます。
ちなみに、コーナーカッターを使うと、簡単に切ることができますよ。
⑦全体の余分な部分がカットできたら、ローラーを使って圧着します。
⑧継ぎ目を処理しましょう。
目地から5mm外側にペンで印をつけます。
定規をあてて、1枚目と2枚目を一緒にカッターで切っていきます。
⑨カットした部分を、1枚目2枚目共に取り除いたら、継ぎ目をローラーして圧着してください。
⑩継ぎ目処理剤を入れて乾燥させれば、床のdiyリフォームの完成です。
モチベーションを上げたいときは、ブログなどでリフォーム工程をアップしてみても楽しくできますよ。
賃貸でもできるプチリフォーム
diyブログを書いている人のなかには、賃貸住宅でもdiyを楽しんでいる方もいらっしゃいます。
賃貸物件では、退去時に原状回復することが求められるため、先ほどご紹介した床のリフォームをのようなことはできませんが、プチリフォームは可能です。
では、賃貸物件でもできる、壁紙のプチリフォームをご紹介しましょう。
■マスキングテープを使って壁紙diy
【材料・道具】
・壁紙
・メジャー
・両面テープ
・マスキングテープ
・画鋲
・はさみ
・カッター
・スキージー
【工程】
①壁紙を張りたい壁の長さをメジャーで測って、壁のサイズに合わせて壁紙をはさみでカットします。
②壁にマスキングテープを貼ります。
全面に隙間なく貼る必要はなく、角や隅、縦に何本か貼りましょう。
そして、マスキングテープのうえに両面テープを貼ってください。
③画鋲などを使って壁紙の上部一か所を壁に仮止めし、慎重に上方から壁紙を張っていきます。
シワや中に空気が入らないように、スキージーで押さえていくと綺麗に仕上がりますよ。
④端に余っている壁紙をカットして、完成です。
リフォームブログでよく見るウォールステッカー
リフォームするための道具がないかたや、道具や材料を揃えるのに躊躇している方は、ウォールステッカーやリメイクシートがおすすめです。
貼っても剥がせるシールタイプであれば、賃貸物件でも簡単にプチリフォームできますよ。
diyブログを見てみると、ウォールステッカーは100円ショップやホームセンターで調達しています。
特殊粘着素材(マイクロスフィア)を使用していれば、一度剥がしたものでも繰り返して貼れ、窓ガラスや冷蔵庫、diyした家具に貼り付けても、部屋の印象を変えることができますよ。
貼り直しができるため、子供と一緒に貼ってみても楽しいですね。
もし「剥がせなくてもいい」「剥がれにくくしたい」という方であれば転写タイプがおすすめです。
シールタイプも転写タイプも、貼るところに汚れやホコリがあるとすぐに剥がれてしまうため、貼る前に綺麗に拭いて乾かしてから貼りましょう。
また、貼るところが平面だと、綺麗に貼れますよ。
diyでリフォームを成功させるコツ
思い立ったときにできるdiyですが、成功させるためには、ちょっとしたポイントがあります。
そのポイントをご紹介していきます。
●イメージする
完成した状態を見て、思った通りに仕上がっていないと、後悔することになります。
具体的にイメージをしてから行いましょう。
●キットを使う
diyが初めての方のブログを見てみると、あらかじめ使う材料がそろっているキットを使用しています。
材料選びから失敗してしまわないように、まずはプロが選んだキットを使ってリフォームしてみましょう。
●使う道具を揃えよう
diyする材料も大切なのですが、施工する道具も大切です。
例えば、床のリフォームで必要になるローラーを、費用を抑えるために購入しなかったとします。
しかし、ローラーが必要な場面を別の何かで代用して完成したとしても、すぐに剥がれてしまったり、仕上がりが綺麗にならなくなってしまう事が多いです。
必要な道具は、揃えることが大切です。
●足場は業者に依頼
外壁や屋根の塗装をするには、足場が必要です。
しかし、足場を設置するには許可が必要になるため、業者に依頼しましょう。
●近隣に配慮
道具を使うリフォームであらば、音が出ます。
塗料などを使うときは、においも出ますよね。
近隣に配慮したうえでDIYを行いましょう。
楽しく簡単にdiy
diyでリフォームをすれば完成するまでの過程も楽しめるでしょう。
はじめてではハードルが高いと思うかたは、キットを使って挑戦してみてはいかがでしょうか。
楽しく簡単に、diyデビューしてみましょう。