夢がたくさん詰まった新築住宅を建てようとお考えの方もいらっしゃることでしょう。
家は一生で一度の大きな買い物ですよね。
しかし、いざ住んでみたら後悔するということが意外にも多くあることも事実です。
そのような後悔を最小限にするために、ブログで学んでから建ててはみませんか。
新築で後悔を最小限に!ブログから学べることとは
新築の住宅を建ててみたものの「住み始めたのはいいけどなんだかイメージと違う」ということは極力避けたいものですよね。
近年では、SNSやブログなどで、新築住宅を建てたときの様子・費用を公開する人も多くいます。
その中には、失敗した例や後悔してしまっていることを書き込んでいる人もいます。
このような、「他の人の失敗・後悔」をブログから学び、自分が新築住宅を建てるときに活かすことはできないでしょうか。
そのようなブログでは多くの方が以下の3つについて着目しています。
・間取り
・外構
・照明
注文住宅の場合には、ある程度自分で自由に決めることができるので、これら3つも決めることができます。
しかし、それでも「イメージと違った」という後悔をしてしまうことが少なくはないようです。
後悔をしてしまうことのないように、あらかじめ情報収集をしておくことをおすすめします。
ブログで学ぶ!新築の後悔ポイント①間取り
新築を建てたのブログで後悔をしている方が多いのは「間取り」についてが多いです。
その例を4つあげていきましょう。
【吹き抜け】
明るさを取り入れられるということから、吹き抜けを採用しようという方も多いです。
しかし、吹き抜けは、1階と2階が天井までつながっているため「暖房・冷房の効きが悪くなってしまう」という難点があります。
そのため、これを採用する際には、空気の循環などについて、施工業者と相談しながらしっかり考えなければなりません。
【広いキッチン】
料理をたくさんする方にとっては、キッチンは快適な場所にしたいものですよね。
広いキッチンは、快適そうに思えて採用する方も多いのではないでしょうか。
しかし、広すぎるキッチンにしてしまうと、調理中に無駄な移動をすることが増えてしまいます。
【トイレの位置】
来客が多いお宅であれば、トイレの位置についてよく吟味する必要があります。
音やにおいが気になってしまうような部屋のそばには配置しないようにしましょう。
【収納】
これは意外と盲点になりやすい場所ではないでしょうか。
家具などをなるべく置かないように考えている方は、十分な収納力のあるようにするといいでしょう。
ブログで学ぶ!新築の後悔ポイント②水周り
次に、生活には欠かせない「水周り」についての後悔を記したブログについて見ていきましょう。
新築住宅を建てる際に、意外にもキッチンと水周りを離して考えてしまう方が多いのです。
これの一体どこが後悔につながってしまうのかというと、「家事の動線が途切れてしまう」ということなのです。
例えば、玄関を入ってパントリーを通り、キッチンへ行けるような間取りにして、浴室などの水周りが少し離れたところにあるとしましょう。
すると、キッチンと水周りへの行き来がしにくくなってしまうのです。
これでは、家事の効率が下がってしまいます。
また、洗面所を「清潔感のある空間」にするため、白色の床を選ぶことも多いですが、このことについても後悔をしている方がいます。
一見すると、何に後悔しているかわかりませんよね。
実は、洗面所の床が白っぽいと抜け落ちた髪の毛がとても目立ってしまうのです。
来客が多いお宅の場合ですと、トイレのあとに、洗面所を使うこともありますから髪の毛が目立ってしまうのは気持ちのいいものではありません。
こまめに掃除を行うか、暗い色の床を選ぶことをおすすめします。
ブログで学ぶ!新築の後悔ポイント③コンセント
意外にも、「失敗したな、後悔してるな」という方が多いのがコンセントの位置ではないでしょうか。
新築住宅となると、実際に住んだことがありませんから「どこにあったら便利か」がなかなか把握しにくいでしょう。
そのようなことから、後悔につながっていることが多いのです。
例えば以下のようなことを後悔している方が多いです。
・キッチンのコンセントが少ない
・コンセントの位置が悪くて、掃除機をかけるときは何度も抜き差ししなければならない
・家具を配置したら、コンセントが隠れてしまい使えない
・コンセントの位置が低すぎて(または、高すぎて)使いにくい
このようなことにならないためにも、コンセントの配置には以下のことを踏まえて決めるといいでしょう。
・普段の生活から、どこに使うか考える
・コンセントの必要な家電を把握しておく
・多めにコンセントは配置しておく
・使いやすい位置に配置する
ブログを書いている方の中には、「廊下にコンセントを設置したが、コードを指すと邪魔になってしまう場所だということに、後から気付いた」という方もいらっしゃいました。
その方は、結局そのコンセントは使わないようになってしまったそうです。
コンセントの配置には想像力が必要かもしれませんね。
ブログで学ぶ!新築の後悔ポイント④外構
新築住宅自体は後悔なくできても、外構で後悔してしまっている方も少なくありません。
具体的には、どのようなことに後悔しているのでしょうか。
ブログに書いている方で多かった4つについてあげていきます。
【駐車場】
駐車場は、「車を停めておくだけ」、「外構費を少しでも抑えたい」といった理由から、土や砂利のままにしてしまったという方が多くいます。
これは、雑草だらけになってしまったり、水たまりができてしまうことの原因にもなってしまいます。
コンクリートを敷いたり、砕石を敷くのもいいでしょう。
【草取りが手間】
場所に関係なく、ほぼ一年中生えてくるのが雑草ですよね。
季節によってはあっという間に、草だらけになってしまうこともあります。
これは、庭が土のままであることが原因になります。
外構工事を行うときに、出来るだけ土が見えないようにしてしまうといいでしょう。
【外からの視線が気になる】
窓の位置や、家同士の距離によっては視線が気になってしまうことがあるでしょう。
これも、外構工事によって解決できることがあります。
どのような方法で解決ができるか、施工業者と相談もしてみましょう。
【植木の管理】
植木は、初めこそ手入れが行き届いていることは多いのですが、月日が経つにつれて、管理ができなくなっていってしまうことが多くあります。
植木を考えている場合には、自分で管理ができるか考えて数や量を植えることをおすすめします。
ブログから後悔ポイントを学ぶときの注意点
新築住宅を建てたときの、後悔した箇所をブログから学ぼうという方はたくさんいらっしゃるかもしれません。
しかし、それを見るときにはいくつかの注意点があります。
最後にそちらについてご紹介していきます。
近年では、年代・家族構成に問わず様々な住宅についてのブログがあります。
そのため、具体的なビジョンを持たず、漠然と見ている方もいらっしゃるかもしれません。
ご紹介してきたような、間取りや外構といった、細かな部分での後悔から学ぶのはもちろん大切です。
しかし、ブログの管理者と「新築しよう」と考えている自分とで、年代・家族構成を確認せずに参考にしてしまうのはあまりおすすめできません。
その理由は以下の通りです。
・若い子供のいない夫婦と、40代くらいの大きな子供のいる夫婦や二世帯住宅などとでは、主観に違いがある。
・年代に大きな違いがあると一戸建てに対する考え方にも違いがある。
・年代に違いがあることで、「後悔した」と思うことにも違いが出てくる。
このようなことから、できるだけ年代や家族構成が似たようなブログを参考にすることをおすすめします。
新築住宅を後悔しないものにするために
ブログには、間取りや外構、インテリアにわたって、多くの成功談・失敗談が掲載されています。
新築住宅の建設を考えている方にとっては、参考になることもたくさん掲載されていることでしょう。
ブログを参考にすることに加え、施工業者や専門家とも相談をして理想的な家づくりをしてください。