アパート生活、初のガスコンロ購入!ポイントと値段の相場!

契約したアパートにガスコンロが無い場合、自分で購入して設置する必要があります。

せっかく買ったガスコンロを「設置しようとしたら、使用することができなかった」ということにならないために、値段などガスコンロを買う時のポイントをまとめました。

これからガスコンロの購入を考えている人は、ぜひ参考になさってください。

初めてのガスコンロ購入は値段の相場を知ることから!

ガスコンロの相場は、ガス口2個タイプで1万円台~3万円台の値段が標準です。

ガス口1個タイプは、数千円程度のものが主流です。

アパートで料理をほとんどしない人は、ガス口1個タイプでも十分でしょう。

ただし、カセット型コンロは火の元とガス缶が近いので、使用時は十分な注意が必要です。

値段の違いは、ガスコンロにグリル(魚などを焼く機能)がついているか、消し忘れ消化機能など付随する機能の有無、表面加工の材質の種類などによります。

ガスコンロの購入場所としては、以下の3つがあげられます。

・インターネット
・量販店、ホームセンター
・ガス会社

今の時代、ガスコンロもインターネットで手軽に値段を比較し、購入することができるようになりました。

インターネット上では、日々値段が変動することも珍しくありません。

量販店やホームセンター、ガス会社も、インターネット上の値段を意識して、ガスコンロの値段を決めているところが多いようです。

まったく同じガスコンロであっても、コンロ代金以外の配送・取り付け・修理代などの値段を安くしたり、サービスしたりしているところもあります。

ガスコンロ購入時には、サービスも含めて値段を検討しましょう。

アパートのガスコンロ設置場所のサイズを測る!

購入したガスコンロが設置場所にきちんと収まるよう、事前に設置場所のサイズを測っておきましょう。

ちなみに、ガスコンロ本体のサイズは横幅56cmのコンパクトタイプ、横幅59cmの標準タイプ、1口コンロ横幅30cm前後が主流です。

ガスコンロの値段と共に、コンロのサイズもしっかり確認しておいてください。

・横幅を計る

横幅を計るとき出っ張った部分がある場合は、凸凹の凸を基準に測ります。

調理スペースの板部分がコンロを置くスペースにはみ出している場合は、はみ出している部分を除いて測るようにしてください。

・縦幅(高さ)を計る

可能であれば、キッチン台から飛び出すことなく高さが平行なほうが、キッチン全体がスッキリして見えます。

・奥行を計る

奥行は、ガスの元栓の手前から計ります。

ガスの元栓を考慮せず、壁奥から計ってしまうとガスコンロが収まりきらず、前方に突き出てしまう可能性があります。

この3つのサイズをもとに、ガスコンロを購入しましょう。

アパートの設置場所に合った正しいサイズを選ぶことが大切です。

アパートで使用しているガスの種類を確認する!

ガスには、都市ガスとプロパンガスの2種類があります。

契約したアパートが都市ガスを使用しているのか、プロパンガスなのかによって、購入するガスコンロの種類や値段が変わります。

自分の契約したアパートがどちらのガスを使用しているのかは大変重要なことですので、必ず確認しておきましょう。

IHコンロとガスコンロの値段など違いを比較!

コンロには、ガスコンロの他にIHコンロがあります。

IHコンロのほうが、ガスコンロに比べて値段が高い傾向にあります。

では、IHコンロは、ガスコンロと値段の他にどんな違いがあるのでしょうか?

押さえておきたいことは、ガスコンロはガス製品、IHコンロは家電製品であるということです。

IHコンロは、ガスコンロのような凸凹した部分が少なく、スリムなデザインで掃除も楽です。

ガスコンロは火による火災などが心配ですが、IHコンロは電熱なのでそれがありません。

また、ガス漏れの危険もありません。

ただし、IHコンロはガスコンロに比べ火力が弱いので、お料理好きな人には、ガスコンロがオススメです。

さらに、アパートでIHコンロを使用したい人は、部屋で使用できる電気量も確認しておいた方が良いでしょう。

契約しているアンペアが小さいと、IHコンロを使用した時、同時に使用している家電製品(冷蔵庫・エアコン・ドライヤー・パソコン・テレビなど)は、ブレーカーが落ち全て止まってしまうことがあります。

30A(アンペア)や40A(アンペア)など、アパートの部屋についている電気ブレーカーに記載されていますので、一度ご確認下さい。

ガスコンロの口数で値段はどれくらい違う?

ガスコンロの口数には、一口・二口・三口以上などがあります。

一口ガスコンロは、コンパクトサイズで値段も手ごろです。

アパートのコンロ設置場所が小さい場合や、お湯を沸かすくらいしかコンロを使用しない人には向いています。

値段も手ごろで1万円以下のものが主流です。

コンロ設置場所に余裕があるなら(横幅が60cm前後)、二口ガスコンロが使いやすいです。

ガス口が二口あれば、大抵の調理はスムーズにできます。

値段は、機能にもよりますが1万円台から3万円台が多数です。

三口以上は、ビルトインタイプ(システムキッチン取り付け)での使用が主流です。

ビルトインタイプでは、取り付け工事費用なども必要で高額になります。

アパートでの一人暮らしには、二口のものが使い勝手が良くオススメです。

片方で何かを温めながら、もう片方で炒め物をすることが同時に出来て便利です。

とくにアパート(集合住宅)生活では、取扱説明書は必ず読もう!

ガスコンロは火を扱うということに加え、ガスを使用しているため、一酸化炭素中毒や火災・ガス爆発の危険も伴います。

取扱説明書には、火災などに危険につながる、普段気づかずにしている行為についても記載されています。

たとえば、「グリルやコンロの排気口に物やふきんなどをのせたりしないでください」などの記述があります。

ガスコンロには、熱を逃がすための排気口があります。

排気口を物でふさいでしまうと、コンロ熱の逃げ場がなく火災につながります。

そのほかにも、ガスコンロを使用中に火が消えたことに気付かないと、ガス漏れにつながります。

値段は少し上がりますが、煮こぼれや火の消し忘れに対応した火消し・ガス止め機能の付いたガスコンロが安心です。

このように、説明書には無意識にしがちな行為について説明されています。

安全なアパート生活を送るためにも、取扱説明書は読んでおきましょう。

アパートに合った、ガスコンロ購入が大切!

ガスコンロは、お住まいのアパートに合ったものを選ぶことが大切です。

はじめてガスコンロを購入する人は、値段だけにとらわれず、今回ご紹介したのポイントを一つ一つ確かめてみてください。

購入の失敗を未然に防ぐために、参考にしていただければ幸いです。