四季折々のなかでも、春や秋などに窓を開けて過ごすのはとても気持ちがいいものですよね。
ですが、用心をしていないと網戸を開けて泥棒が入って来るかもしれません。
防犯対策をしつつ、気持ちよく過ごすにはどうしたらいいのでしょうか。
このようなときには、窓のストッパーや役に立つのです。
このストッパーは、どう使ったらいいのでしょうか。
窓をストッパーで防犯対策!泥棒はどこから入るの?
風が気持ちよく、窓を開けたくなる春や秋ですが、防犯対策は行っていますか。
「窓にカギをして、外出はしている」という方もきっと多いでしょう。
ですが、その窓についている「カギ」は防犯のための「カギ」なのでしょうか。
実は、窓についていて、よく「カギ」と呼んでいるものは違うものなのです。
これは「締まり金具」というものなのです。
この締まり金具は、窓のサッシに隙間を作らないようにして、サッシの隙間風を防止するための金具なのです。
つまり、防犯のためについているものではないのです。
空き巣を行う泥棒はこのことを知っています。
そのため、簡単に空き巣に狙われてしまうのです。
また、「泥棒が入ってくる」と聞いたら、「窓ガラスを割って侵入してくる」というイメージがありますよね。
おおよそはそのイメージ通りに、泥棒の6割近くが窓から侵入してきます。
また、窓を割っての侵入にはおよそ5分以上の時間がかかると70%の泥棒が侵入をあきらめるそうです。
ストッパーで窓の防犯をしておくと、侵入されてしまうまでの時間がかかるために、被害に遭う確率が減るでしょう。
窓をストッパーで防犯対策!泥棒は在宅中も狙っている!
泥棒の侵入は、家を留守にしたときに狙われがちだと思う方も多いでしょう。
もちろん、留守中にも狙われることがあります。
ですが、在宅中にも泥棒の被害に遭ってしまうことがあるのです。
このような、在宅中に泥棒が入ることを「忍び込み」といいます。
家を空けるときには、防犯対策を十分に行っていたとしても、在宅中にまで、防犯対策をする方は、あまりいないのではないでしょうか。
そのような油断をしているときに、「忍び込み」をされて、被害に遭ってしまうことがあるのです。
また、夜に窓の施錠をせずに開けたまま眠ってしまうということもあるでしょう。
まして、気持ちのいい時期であればなおさらです。
このような、窓を開けたまま眠りたい時にも、ストッパーが活躍してくれます。
窓で換気も防犯もしたい!そんなときはストッパーが役立つ!
ここまで、泥棒がどこから侵入してくるのか、についてご説明してきました。
ですが、いくら「防犯のため」とはいえ、窓が全く開けられないのも困ってしまいますよね。
窓の防犯と換気を行えるものはないのでしょうか。
ここで、ストッパーが役に立つのです。
ストッパーは、取り付けられる場所が3ヶ所あります。
・上下のサッシ
・窓ガラス
・窓ガラスのレール
取り付け方は、サッシや窓ガラスに取り付けるものは、両面テープで貼り付けます。
レールに取り付けるものは、レール上にはめ込むようにして、取り付けます。
また、レールに取り付けるものに関しては、傷つけてしまうようなもの(ネジや釘)は使いませんので、賃貸住宅でも、使うことができます。
窓ガラスやサッシに取り付けるものは、ご説明したとおり、両面テープを使うので、剥がした時にテープの跡が残ってしまう可能性があります。
取り付けを考えている方は、この辺りも考慮することをおすすめします。
ストッパーの取り付け位置を工夫すれば、少し窓を開けながらの防犯対策をすることができます。
窓のストッパーなどの防犯に役立つもの
先ほどもご説明しましたが、泥棒の半数以上は窓から侵入することが多いです。
そのため、窓周辺に防犯対策をしておく必要があります。
ここでは、賃貸住宅にお住まいの方でもできる防犯対策をご紹介していきます。
【窓のストッパー】
まずは窓のストッパーについて、ご説明していきます。
先述しましたが、窓のストッパーには大きく分けて3種類のものが販売されています。
家を傷つけたくない方や賃貸住宅に住んでいるかたにる方におすすめなのが、サッシに取り付けるタイプのものです。
これは、自分で窓を開けたい時に、簡単に解除が可能で販売価格も比較的安価です。
【防犯ブザー】
窓につける防犯ブザーというものが、販売されています。
これは、留守にしているときや、就寝中に窓に不審な揺れがあった時に大きな音でブザーがなります。
【センサーライト】
いわゆる防犯センサーです。
窓の近くにこのセンサーライトを設置しておくことで、人感センサーが反応して明かりをつけます。
泥棒は、明かりを嫌います。
そのため、夜間に泥棒が侵入しようとしたときに役立つのです。
近年では、マグネットタイプや据え置きタイプも販売されています。
【防犯カメラ】
防犯といったら連想しやすいのが、防犯カメラなのではないでしょうか。
近年では、大掛かりな工事を必要としないものも販売されており、賃貸住宅でも使えるような小型のものもあります。
防犯グッズ以外でもしっかり対策を
ここまで、窓の周辺での防犯対策についてご説明してきました。
近年では、防犯カメラやストッパーとたくさんの防犯グッズが販売されていますが、自分自身でも行うことができる防犯対策があります。
【扉の施錠】
泥棒の6割は窓から侵入するということをお伝えしましたが、防犯の基本はやはり、施錠です。
玄関扉に関しては、多くの方が施錠はしっかりと行うのではないでしょうか。
ですが、アパートなどの2階以上に住んでいる方や、マンションの高層階に住んでいる方は、窓を開けたまま、外出したりはしていませんか。
泥棒に狙われるのは、低層階だけではないので、窓の施錠もしっかりと行いましょう。
【洗濯物】
防犯対策としては、あまり思い浮かべることが少ないのではないでしょうか。
洗濯物の防犯対策に特に気を付けていただきたいのが、一人暮らしの女性です。
泥棒に洗濯物を観察されていることから、一人暮らしだと知られてしまうと侵入されてしまうことがあります。
男性物の服をカモフラージュとして、一緒に干すことをおすすめします。
【カーテン】
こちらも、防犯対策にはあまり連想しませんが、カーテンが可愛らしいものだと、女性が暮らしている部屋だということが、外から分かってしまいます。
外から見て分からないように、暗めの色のカーテンをすることがおすすめです。
防犯対策以外にも使える!窓のストッパーの使い方
ここまで、窓のストッパーは、防犯対策に役立つということについてご説明してきました。
ですが、防犯以外にも使う方が増えているのです。
一体何のために使うのでしょうか。
実は「子供のため」に使うのです。
近年のニュースでは、高層階から子供が転落する事故について報じられていることがあります。
これは、窓を子供が開けて外に出てしまうことから起きてしまうことがあるのです。
このように、子供が外へ出ていってしまうことを防ぐために、窓にストッパーをする家庭が増えてきているのです。
また、ベランダで洗濯物を干しているときに、子供に窓を施錠されてしまうケースもあります。
このようなことを防ぐのにもストッパーが役立つのです。
小さなお子様のいる家庭は、1つあると便利かもしれませんね。
ストッパーを使って窓も忘れず防犯対策を
窓のストッパーは、たくさんの種類がある防犯対策グッズの中でも、比較的安く手に入れることができます。
そのため、「防犯対策をしよう」と考えたときに簡単に始めることができるでしょう。
意外と、忘れられがちな窓の防犯ですが、泥棒はそんな油断をついて侵入してきます。
大切な自宅を泥棒から守るためにも、防犯対策はしっかりと行いましょう。