リビングの窓を高さ2200mmの掃き出し型にした場合のメリット

賃貸用の不動産の場合は、借り手が部屋を見学した時の第一印象が大事になるので、部屋を開放的に見せてくれる窓にはこだわりたいところです。

そういった理由から、リビングの窓の高さを2200mmにすることを選択するオーナーが増えています。

一般的な掃き出し窓のサイズである2000mmよりも若干大きい、このサイズの窓にはどういった特徴があるのでしょうか。

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高さが2200mmある窓は特注品?

背の高い大きな窓が演出する部屋の解放感は格別です。

天井からの下がり壁の幅を狭くすることで、太陽の光は奥まで届きますし、外の景色も広く見えるものです。

ところで、この少し背の高い窓は特注品なのでしょうか?

その答えを知る前に、窓の規格についておさらいをしておきましょう。

窓の寸法規格は統一されており、どのサッシ業者でも同じ規格のサッシ窓を販売しています。

その規格から外れる窓は、特注品となり価格も高くなります。

また、窓ガラスの寸法に関しては「呼称」という、ガラスのサイズを表す呼び方が決まっていて、この呼称を使うと各メーカーに問い合わせを行う場合に便利です。

たとえば窓ガラスの高さを表す場合の呼称03とは、窓枠を取り付けた場合のガラスの内寸が高さ300mmの窓という意味です。

窓枠を取り付けていない、素のガラスの寸法は370mmですが、壁に設置をした状態で考えるので、300mmで03ということになるのです。

窓の高さを表す呼称には次の10種類があります。

03、05、07、09、11、13、15、18、20、22です。

22があるということは、呼称22は2200mmの内寸の窓を表すので、この高さの窓は規格品だということになりますね。

窓のサイズをを表す呼称記号とはなんだろう

高さ2200mmの窓は規格品であり、特注品では無いことがわかりました。

では、実際にこのサイズには、何種類の横幅の窓があるのかを見てみましょう。

あるサッシ業者のHPでは、取り扱っている窓を呼称記号という形式で一覧表にしています。

呼称記号というのは、窓ガラスの幅の呼称と高さの呼称をつなげたもので、幅の呼称は3ケタであり、高さの呼称は2ケタなので、合計で5ケタの数字になります。

たとえば、横幅内寸260mmで高さが内寸500mmの窓は、横幅の呼称026+高さの呼称05を合わせて02605となります。

この呼称記号も各メーカーで統一されているので、仕組みを覚えておきましょう。

さて、このメーカーが取り扱っている2200mmの高さの窓の呼称記号を数えてみると、全部で9個あります。

規格としては27個あるのですが、このメーカーでは9個しか取り扱っていないということになります。

さらに詳しく見ると、横幅の呼称が036、060、069、などの、横幅の狭い窓が多いことが見て取れました。

このサイズの横幅の窓というのは稀なので、実際は勝手口やベランダに出るドア用のガラスだということになります。

掃き出し窓でこの高さ2200mmのサイズというのは少ないようで、他のメーカーを見ても、出てくるのはドアがほとんどなのです。

高さ2200mmの窓には2200mmランマという種類も

もうひとつこのメーカーの取り扱い一覧表を見ていて気付くことは、2200mmランマという呼称があるということです。

このランマとはいわゆる欄間のことで、2000mmの高さの窓の上に小さな引き違い窓を付けたものを指しています。

欄間付きの2000mmの窓を画像検索するとわかるように、いろいろなタイプの欄間が使われていて、一定の人気があることが伺えます。

欄間がついていると、空気の入れ替えが簡単に行えるので便利だという点が支持されているのです。

このように今までは、2200mmの1枚ガラスより2000mmの窓に欄間を取り付けたものが主流でした。

しかし、最近は変化が生じてきています。

具体的には、リフォームでこの欄間付き窓を、1枚ガラスの窓に交換するという例が増えてきているのです。

ではなぜ、わざわざリフォームをしてまでガラス窓の交換をするのでしょうか。

実際にリフォームをした人たちの声を集めてみると、次のような意見が目立ちました。

・欄間が付いている窓は何か古臭く感じる

・欄間が無い方が、すっきりしていて気持ちが良い

・欄間が無い方が解放感を感じる

これらの声が表しているように、最近では欄間無しのすっきりとした1枚ガラスの窓が注目されるようになってきたのです。

高さが2200mmの窓を選ぶことのメリットはこれ!

一般的に掃き出し窓では、高さが1800mmか2000mmのサイズの窓が現在も主流です。

しかし最近は、2200mmの高さの窓も徐々に選ばれるようになっています。

では、2200mmの窓を選ぶことで得られるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

まず考えられるのは、天井に近いところまで窓になるので、採光が良くなるということです。

天井からの下がり壁の面積が少なくなるので、部屋の奥まで太陽の光が届くというわけです。

特に冬は太陽の軌道が低くなるので部屋の奥まで光が入るため、暖房のコストを下げることができます。

また、太陽の光が奥まで入るということは、照明にかかる電気代も節約することが可能だということになります。

サイズが大きくなるということは、風通しの面でもメリットをもたらします。

大きな窓を開けることで、部屋を外気に開放する面積も広くなり、空気の循環も良くなるでしょう。

また、そういった実利の面だけではなく、部屋の印象を良くするというメリットもとても大きいのです。

太陽の光が沢山入ることで部屋がとても明るく感じられますし、外の景色もよく見ることができます。

特に自慢の庭があるような場合などは、その効果を実感することができるでしょう。

こういったメリットがあるので、2200mmの窓が支持をされてきているのです。

高さが2200mmの窓を採用するときにはこの点に注意!

さて、2200mmの高さの窓を採用することには様々なメリットがありましたが、実際にこの窓を選択する時には考慮しておかなければならない注意点もあるのです。

まず、一般的な窓で使用されている横幅は1600mmから1800mmですが、あるメーカーではこの幅のサイズで高さが2200mmの窓は、横幅1600mmの1種類しか取り扱っていません

残念ながら、メーカーによっては高さ2200mmの窓には、あまり選択肢が無いのです。

取り扱ってない場合は特注品になってしまうので、予算が余分にかかってしまいます。

また、同じ様な問題はカーテン選びの時にも生じます。

カーテンを専門に扱っている専門業者ならよいのですが、ホームセンターなどでは2200mm用のカーテンを常時置いている店が少ないのが現状です。

2200mmの窓に2000mm用のカーテンを取り付けることはかなり見栄えが悪いので、やはりオーダーメードにするか、取り扱っている専門店に行くしかありません。

大きなガラスのメリットには太陽光がふんだんに入るという点がありましたが、冬の夜にはガラス面の広さは逆に室内の熱を逃がしやすくなるので、デメリットになってしまいます。

また、防犯の面でも注意が必要です。

というのは、ガラス面が大きい分、外から覗かれる可能性が高まるからです。

2000mmの窓を活用する方法とは

近年では、2200mmの窓の良さを取り入れるという試みもされるようになってきました。

それは、天井の高さを2200mmにして、2000mmの高さの窓を採用するという方法です。

この方法を採用することで得られるメリットには色々あります。

まず、天井から窓までの下がり壁の面積が狭くなるので、相対的に窓が大きく見えます。
また、この方法だと豊富な種類がある2000mmの窓を選ぶことが可能になります。

天井を低くすることで、冷房や暖房の効果を高められるのもこの方法のメリットです。

ただし、このやり方には課題も多く、特に問題になるのが天井2200mmに合った建具が少ないという点です。

天井が低くなると、レンジフードもそれにつれて下がるので、コンロに近くなり過ぎるという点にも注意が必要です。

また、低い天井は圧迫感があると感じる人たちも多く、敬遠されがちなことは否めないでしょう。

そこで、最近活用されているのが天井をそのままに、2000mmの窓を床から200mmほど上に離して取り付けるというやり方です。

この方法だと、天井付近まで窓が来るので解放感を得られますし、幅のサイズが豊富な2000mmの窓から好みのサイズを選ぶことができます。

床から少し浮かすので、掃き出し窓というよりは背の高い腰高窓といった感じになりますね。

高さ2200mmの窓を選択肢に加えよう!

高さ2200mmの窓は、部屋に解放感を与え、太陽光も豊富に取り入れることができます。

これからの需要が増えることにより、価格やサイズの面で利用しやすくなることも見込めます。

そういった窓に関するニュースにもアンテナ立てておいて、他とは違った魅力のある部屋を作り上げることは、今後ますます重要になっていくでしょう。