ALTERNATIVE INVESTMENT UNIVERSITY

SOCIAL MEDIA

ALTERNATIVE INVESTMENT UNIVERSITY│オルタナティブ投資の大学

新築したら境界に壁を設置!高さ制限や注意点が知りたい!

2019.3.26

新築したら、隣家の土地と自分の土地を区別するため、壁を設置したいとお考えの方は多くいらっしゃるでしょう。

境界に設置する壁には土地を区別するだけでなく、住宅を目隠しする効果も期待できます。

庭や家を目隠しするには、なるべく高さのある壁を設置したいですよね。

ところで、境界に建てる壁に高さの制限はあるのでしょうか。

今回は境界壁の高さについてお伝えしていきましょう。

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

地番と住所の違いってなに!?なぜ同じ時もあるの?

私たちが生活していく中で必要になる、家や土地などの不動産を表示するものには、「住所」と「地番」とい...

農地転用をする場合注意すべきことは?開発許可の順序とは?

自分が持っている田んぼや畑に、家を建てたり、駐車場として利用したい場合、どのような順序で手続きを...

地目が山林の土地に住宅を建てるには?地目変更方法や注意点

自然に囲まれて生活したいなどの理由から、山林に住宅を建てようと考える方が増えてきました。 しか...

旗竿地購入検討の方必見!後悔しないためにはブログを見よ!

新築するにあたって、「お手頃な土地を発見!」と思っても、その土地が「旗竿地」であれば、購入前に熟...

登記上の地目が墓地である土地を売買することはできるのか?

墓地というと、都会では霊園などの一区画にお墓を建てるのが一般的でしょう。 しかし、田舎では村落の...

土地境界のブロック塀で境界トラブルに!その事例と解決法

みなさんは自分の土地の境界を正しく把握していますか? 近年では、ブロック塀の設置後に隣地所有者...

地目が「畑」の場合は売買できない?売買を行う方法とは?

近年では、農業を行う人が減りつつあり「農地を相続したが売ってしまいたい」という方もいらっしゃること...

土地の管理には境界杭の設置が大事!その重要性と費用とは

新しい土地を所有する場合、所有者が利用できる土地の範囲を明確にしておく必要があります。 と言う...

地目の手続きはどう行う?墓地に関わる地目変更を徹底解説

墓地・霊園を新設する際には、「地目変更」も欠かせない手続きの1つです。 「地目変更」とは、...

地目が宅地の土地の使い道!駐車場は宅地に当てはまるの?

土地にはそれぞれ地目があります。 牛などの家畜を放牧していれば「牧場」、耕作をしている土地であ...

私道の道路では通行料を請求されることも!相場はいくら?

購入しようか検討している土地の中に、まれに私道を通らざる負えない土地もあります。 その場合...

安い旗竿地!駐車場問題や隣家とのトラブルはどんなものが?

家を建てるために土地を探していると、比較的価格の安い「旗竿地」を目にすることがあるでしょう。 ...

分筆登記の費用はどのくらい?測量から分筆の相場を解説!

1つの土地を分割する「分筆」は、土地の相続や分譲地の整備など、様々な場面で行われています。 し...

地番・住所(住居表示)の違いとそれぞれの調べ方について

日本で使われているのは基本的に住所(住居表示)であり、登記上で使用される地番は使わない人にとって...

農地転用の手続きは難しい?費用や調整区域について知ろう!

憧れのマイホームを建てる際に、土地を購入して建てるケースも多いですよね。 しかし、農地だった場...

スポンサーリンク

境界線とはどのように決まるのか

新築したら、ある程度の高さの壁は境界に必要ですよね。

それを設置するためにも、まず境界線についてくわしくお話をしていきましょう。

そもそも、境界線とはどのようにして決められているのでしょうか。

それは、点と点を結んだ線により決められているといいます。

自身の土地の隅の点を「境界点」と呼びます。

境界点は別名「筆界点(ひっかいてん)」とも呼ばれ、これは土地を数える時に「一筆、二筆…」と数えることから由来しています。

また、境界点をはっきりさせるために設置するものを「境界標」と呼びます。

境界標は一般的に、土地に杭を埋め込んだり、壁に金属プレートを設置することが多いです。

この境界標は、よく見ると矢印や十字が表示されていて、その中心が境界点を表しています。

この境界点と他の境界点を結んだものが境界線となるのです。

境界線は隣家との土地を分ける「隣地境界線」のほかに、「敷地境界線」や「道路境界線」などがあります。

これらはどのような違いがあるのでしょうか。

次項でご説明していきましょう。

境界線には種類がある!

高さのある壁を設置するのに重要な境界線ですが、いくつかの種類に分類できます。

以下でご説明していきましょう。

●隣地境界線

隣地境界線は、自身の土地と隣の土地の境界を表す線となります。

昔は、この隣地境界線の上に壁を設置して土地を分けることが一般的でした。

しかし、最近では壁の修繕費の負担をめぐるトラブルが多いため、あまり見られなくなりました。

●道路境界線

道路境界線は自身の土地と敷地に隣接する道路との境界線のことを指します。

この場合の「道路」とは、区や市などの行政が所有している一般の公道が前提になります。

●敷地境界線

こちらは、建物の立っている敷地の外周のことを指します。

敷地境界線は、隣地境界線と道路境界線に分けることができます。

隣地境界線上に壁を設置したい!高さ制限は?

ここでは隣地境界線上に壁を設置する場合、費用負担などがどのようになるのかお話ししていきましょう。

まず、境界線上に壁を設置する場合、自身と隣家で壁やフェンスなどの費用を分担することが可能です。

これは民法によって決められています。

敷地内に壁を作るとその分土地が減りますから、境界線上に設置できれば、土地もあまり減らず、しかも費用負担も減るとは良いですよね。

しかし、これはどちらか一方の独断で実行することはできず、隣家と話し合わなければなりません。

所有者同士で話がまとまらない場合は、民法により高さ2メートルまでの壁で、板塀のような材料で設置することが可能になっています。

上記の内容であれば、隣家が塀の設置に反対していても、実行することが可能なのです。

その上、費用は共同で負担することとなります。

しかし、これらは隣人トラブルの元となりますのであまりおすすめできません。

事前に話し合って、お互いに良いように進めていくのが理想でしょう。

なお、壁の取り壊しや修繕費に関しては、壁を共有で負担した場合には、共有となります。

これは、あくまで壁の所有者が、修繕費用などを負担すると決められているためです。

自分の敷地側に壁を設置する!高さ制限は?

ここでは自分の敷地、つまり境界線の内側に壁を設置する際のお話をしていきましょう。

まず、自分の土地に壁を作ること自体は自由です。

そして、好きな高さの壁にすることが可能です。

しかし、あまり高い壁を作ると、住宅の採光問題に繋がります。

隣家が日陰になってしまい、日があたらなくなる可能性もあるため注意が必要です。

そのため、自分の土地に壁を作る場合であっても、隣家には事前にお話ししておくと良いでしょう。

また、新築した場合、すでに隣家の壁が設置されていることも考えられます。

あまりに見た目が古い場合、新しい壁を作りたいと考えますよね。

その場合はまず、その壁の所有者が誰なのかはっきりさせることが大事です。

また、その壁は境界線上に設置されているのかも確認しておきましょう。

相手の敷地側に壁がある場合は隣家の所有物なので、すでにある壁はそのままで、新しい壁を自分の土地に作るのが理想でしょう。

しかし、すでにある壁が境界線上に設置されていた場合は、現在の壁を壊して新しい壁を設置する方法になります。

その際は、現在の壁の所有者と話し合い、どのように負担するのかを決めていきましょう。

高さのある壁にしたい!ブロック塀の場合は?

境界にはある程度の高さの壁を作りたいですよね。

ここでは住宅でよく見かける「ブロック塀」についてお話ししていきましょう。

まず、ブロック塀は建築基準法により、規制を設けています。

【ブロック塀の規制】

・高さは1.2メートル以下(以下の条件を満たすと2.2メートル以下まで)

・壁の厚さは15センチ以上(高さ2メートル以下なら10センチでも可)

・鉄筋は9ミリ以上である

・鉄筋のピッチは80センチ以下

また、ブロック塀は何も気にせずに設置する人も多いでしょうが、実はいくつかのデメリットがあります。

以下でご紹介していきましょう。

●倒壊しやすい

ブロック塀は基本的に、基礎の部分に鉄筋を使用して、倒壊するリスクを軽減しています。

業者によりますが、きちんと施工していない場合、倒壊してしまう恐れがあります。

●倒壊の際の被害が大きい

ブロック塀はコンクリートのため、重量があります。

倒壊した時に、そのすさまじい衝撃で住宅や車を傷めてしまう可能性があります。

●防犯上の問題

ブロック塀は高さのあるものが多いです。

それらは敷地内に侵入者が入っても分かりづらいでしょう。

防犯の面で見ると、低めのブロック塀の上にフェンスなどを設置して、周りを見渡せるタイプのものをおすすめします。

境界で悩んだら!境界問題解決センターへ相談しよう

隣家との境界があいまいな時、話し合いで解決できないことも考えられます。

また、すでにある高さのある壁を壊す際、費用をどちらが負担するか、また新設する壁が決まらない場合も当てはまります。

当事者同士で話がまとまらない場合は、専門的な機関に頼って解決させましょう。

●専門家に依頼

日本の各地に「境界問題解決センター」という、土地家屋調査士会が運営する相談所が存在します。

そこであれば、土地や境界のトラブルについて、土地家屋調査士と弁護士に相談することができるのです。

●市役所・法務局へ相談

なるべく費用をかけずに解決したい場合は、市役所・法務局ならば無料で相談することが可能です。

土地や境界の相談窓口を設けているところも多いので、まずは気軽に相談してみるのも良いでしょう。

●裁判

境界問題を解決する最終的な方法です。

この場合、土地の所有者同士が主張する境界を測量し直し、証拠を提出する流れとなります。

最終的に判断をくだすのは裁判所となります。

境界線を正しく理解して壁を設置しよう

境界線についての詳しいお話と、壁を設置する際の注意点などをご紹介しました。

境界線と一口でいっても、いくつかの種類に分けられ、土地の隅の境界点により、細かく決められているものだと分かりました。

また、新築したらその土地に長く住むことになりますから、隣人トラブルは避けたいですよね。

境界上に壁を設置する場合は、隣家とよく話し合い、お互い納得のいくものを設置するように心掛けましょう。

 - 土地