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木造の耐用年数は何年?固定資産税の評価額に関係あるの?

2018.12.1

建物や土地を所有していると、毎年固定資産税を納めることになりますね。

固定資産税の税額は、固定資産税評価額というものから算出されます。

この評価額を決めるには、建物であれば、木造などの構造や使用する目的を参考にします。

さらには、構造ごとの耐用年数も固定資産税評価額に影響してきます。

この記事では、主に建物の固定資産税評価額についてをくわしくご説明します。

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固定資産税の評価額とは?

土地やアパート、もしくは一戸建てを所有している方は、毎年固定資産税を支払いますね。

この固定資産税の税額は、「固定資産税評価額×1.4%」という計算式で算出されます。

それでは、固定資産税評価額がどのようなものなのかをご説明しましょう。

固定資産税評価額とは、各市町村が一つ一つの土地もしくは不動産に対して策定した評価額のことをいいます。

各自治体の担当者が一つ一つ確認をし、建物であれば経過年数に応じて徐々に評価額が減っていくようになっています。

この評価額は、固定資産評価基準という基準に基づいて決定され、「再建築に要するコストから経年劣化による減価分を減らして評価する」ということが、建物の固定資産税評価額の決定方法と決められているのです。

つまり、「現在建てるとしたらいくらくらいかかるか」や「新築時からどのくらい古くなっているのか」を数値化して評価をするわけです。

そのため、木造などの構造ごとの耐用年数も評価額の重要な要素となるのですが、これについては後ほどご説明します。

耐用年数も関わる?固定資産税評価額の考え方

固定資産税の税額は、固定資産税評価額によって算出されることはお伝えしましたね。

評価額が高ければ高いほど固定資産税は高くなり、反対に評価額が低ければ低いほど税金は安くなります。

評価額の決定方法は先ほどお伝えしましたが、評価額の考え方についてもう少しくわしくお話しします。

ちなみに建物などの固定資産税ですが、3年ごとに税額の見直しがされます。

建物や土地の価値は永続的に同じということはなく、土地であれば立地や周辺環境、建物であれば経年劣化などで価値は変動するのです。

例えば、同じ広さの2つの土地で、片方の土地は駅近にあり、もう片方は交通の便の悪い場所にあれば、言うまでもなく駅近の土地のほうが価値は高くなります。

そのため、土地は立地や周辺環境によって、固定資産税評価額に違いが出てくるのです。

また、建物の場合は新築で大きなお家ほど評価は高くなります。

木造などの建物には耐用年数が決められており、年が経てば経つほどお家は老朽し、建物の価値も下がっていくのです。

耐用年数によって、その建物がどのくらいの強度を持っているかも判断できるので、固定資産税の評価を決めるうえでは重要な要素となります。

以上の立地や周辺環境、経年劣化はずっと同じ状態ではありませんから、その時にあった税額で固定資産税を納めてもらうように、3年に1回のペースで固定資産税評価額を見直すようにしているのです。

木造などの構造で固定資産税の金額も変わる?

それではここから、建物の固定資産税評価額を決めるうえで重要になってくる要素についてお話をしていきましょう。

まずは構造です。

建物には木造だけでなく、鉄骨造や鉄筋コンクリート造などの構造がありますね。

構造ごとに建築にかかる費用も変わるため、どのような構造で建てられているかでも固定資産税の税額は変わるのです。

例えば、木造と鉄筋コンクリート造で比較してみていきましょう。

木造はその名のとおり、木材を使用した構造の建物ですね。

鉄筋コンクリート造は、鉄筋とコンクリートを使用して造られているため、木造よりも建物の強度がとても高いです。

構造によって建物の強度の高さも変わるので、そういったことが評価額にも影響してくるのです。

さらに、建物の構造ごとに耐用年数が定められているのですが、建物の築年数によっても固定資産税評価額が変わってきます。

この耐用年数については、次項でご説明します。

建物には耐用年数がある!木造は何年くらい?

建物は、新築から時間が経っていくとともに、どんどん古くなっていきます。

老朽化すれば、新築時と同じような状態とはいえませんから、固定資産税評価額も下がっていくのです。

そのため、はじめでもお話をしたような方法で、評価されるようになっています。

このとき、重要な要素となるのが耐用年数です。

耐用年数とは、法的に定められた建物などの固定資産が使用できる期間の年数のことをいいます。

耐用年数は建物の構造ごとに違いがあり、代表的な3つの構造の耐用年数は以下のとおりです。

・木造 25年

・鉄骨造 30~40年

・鉄筋コンクリート造 60年

それぞれの耐用年数をみてわかるとおり、構造ごとに使用できる期間が異なりますね。

深読みすれば、木造の場合は築年数と比例して建物が古くなっていくことが考えられます。

古くなれば評価が下がり、税金も安くなりやすくなることでしょう。

反対に、60年もの耐用年数をほこる鉄筋コンクリート造の場合は、築年数が経過してもなかなか古くはなりません。

同じ築年数の木造と鉄筋コンクリート造を比べればわかると思うのですが、傷み方にも違いが出ています。

そのため、築年数が経っていても鉄筋コンクリート造の固定資産税の評価は下がりにくくなるので、木造と比較すると税額が高いことがほとんどです。

耐用年数が決められているのは建物だけ?

先ほどまでお話ししてきた耐用年数ですが、固定資産税の対象となるものには土地もありますね。

この土地には、耐用年数は定められていないのでしょうか。

耐用年数はご説明しましたように、法的に定められた建物などの固定資産が使用できる期間の年数のことです。

木造などの建物は人が作り上げたものですから、時間が経てば古くなっていきます。

しかし、土地はその場所から動かず、経年によって劣化するものでもありません。

劣化しないのであれば、使用できる期間をわざわざ決める必要はありませんよね。

そのため、土地には耐用年数が定められてはいないのです。

立地や周辺環境が土地の評価額には重要な要素となりますので、頭に入れておいてください。

木造の建物を何に使うかでも評価は左右する?

建物の固定資産税の評価を決める要素は、木造などの構造や耐用年数のほかにもあります。

各建物には、使用用途がそれぞれ決められています。

居宅として使用するのか、集合住宅として使用するのかなど、いくつかの項目に分類されているのです。

建物がどの分類になり、どんな用途で使用されるのかも、固定資産税の評価に多少の差が出てきます。

というのも、建物の種類によってその敷地が住宅用地なのか、あるいは商業用地などの非住宅用地なのかに分けられているのです。

住宅用地と認められた場合、税軽減の特別措置が適用となるので、土地に対する固定資産税にも影響します。

構造での評価と比べると、建物の分類によって大きく差が出ることはありませんが、税軽減の対象となれば納める税金も少なく済ますことができるので、建物の用途も評価を決める要素といえるのです。

以上のように、固定資産税評価額を決める要素はいくつもあり、これらを数値化して固定資産税の税額を算出します。

家を建てるとなれば、毎年建物と土地の固定資産税を納めなくてはなりません。

手放さない限りは毎年納める必要があり、建てた後に高額な固定資産税に悩まされている方も実際にいますので、固定資産税を意識してどのような家を建てるかを考えるのも良いかもしれませんね。

固定資産税は評価額で決まる!

建物などの固定資産税は、固定資産税評価額によって税額が決まります。

そして、この評価額を決めるには、建物の構造や耐用年数などが重要な要素となります。

家を建てるとなれば毎年納めることになりますから、固定資産税を意識しながら家を建てるのも良いかもしれません。

建てて住んだ後に固定資産税に悩まされないために、自分に合った家を建てるようにしましょう。

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