家の掃除を行うとなると、床などを中心に行いますよね。
しかし、少し視線を上げてみてください。
窓も汚れてはいませんか。
とはいえ、窓掃除は意外と骨の折れる作業ですよね。
そこで、自動窓クリーナーを使って掃除を行いませんか。
大きな窓も綺麗にできる、自動窓クリーナーをご紹介していきます。
とても便利!自動窓クリーナーとは?
近年、部屋の掃除を行ってくれるロボットが普及してきています。
自動で部屋の掃除を行うことで手間がかからず、ロボットが掃除を行っている間にほかのことをするということが可能になってきました。
しかし、これらのロボットの多くは、床掃除のものばかりです。
家の掃除の中でも、意外と手間と時間がかかるのは「窓掃除」ではないでしょうか。
そんな窓掃除も自動で行ってくれるものがあれば便利ですよね。
実は、床用の掃除ロボットに比べ、数は少ないものの窓用のクリーナーが販売されているのです。
これは、窓の掃除に特化したものになります。
拭き掃除を行うことが主な機能で、窓の掃除専用のブラシやパッドも使います。
では、次項からさらに詳しく自動窓クリーナーの仕組みについて、ご説明していきます。
自動窓クリーナーの仕組み
自動窓クリーナーは、窓に貼りついて掃除を行います。
どのような仕組みで、貼りついているのか気になる方も多いのではないでしょうか。
自動窓クリーナーの多くには、ファンが搭載されています。
このファンが空気を吸い込むように動くおかげで、窓に貼りつくことができるのです。
しかし、万が一落下してしまうかもと考えると、不安になってしまいますよね。
ところが、自動窓クリーナーには、落下防止の安全ロープが取り付けられています。
このロープも販売されている多くの自動窓クリーナーに取り付けられています。
正しい使い方をしていれば、完全に落下してしまうという心配は少ないでしょう。
また、このような自動窓クリーナーが最も本領発揮をするのは「大きな窓」と「高所にある窓」です。
手作業で窓掃除を行うとなると、どちらもとても大変ですよね。
自動窓クリーナーを使って掃除を行えば、簡単にかつ手作業で行うよりも安全に行うことができます。
自動窓クリーナーを使うメリット
窓をきれいにしてくれる自動窓クリーナーは、掃除に取り入れることでどのようなメリットがあるのでしょうか。
【窓掃除を自分でやらずに済む】
自動窓クリーナーを取り入れる上で、このことは最大のメリットといえるのではないでしょうか。
ご存知の通り、窓ガラスは強い力で扱うと割れてしまったり、傷をつけてしまったりします。
それに加え、住宅に取り付けられている窓の多くは、垂直に設置がされていることでしょう。
そのため、自分で窓を掃除するとなると、大変な労力になります。
しかし、自動窓クリーナーで掃除を行うと、これらの苦労は一切なくなるのです。
【ムラなく掃除が行える】
小さな窓や、手の届きやすい窓であれば、ムラなくきれいに掃除を行うことができるでしょう。
しかし、大きな窓に関してはそうもいきません。
手がどうしても届かない場合や、手が届いても力が入れられないといったこともあるのではないでしょうか。
自動窓クリーナーは、窓全体を均等な力で拭くため、ムラなく掃除が行えます。
【窓掃除の準備が不要】
窓掃除を自分で行うときには色々と準備をしますよね。
雑巾や洗剤、水などといった掃除道具はもちろん、窓の周りに掃除の妨げになるようなものがあれば、そういったものを移動させなければなりません。
自動窓クリーナーは、この本体があれば掃除が行えますし、窓に貼りつけることができればいいので物を移動させるといったこともやらずに済みます。
自動窓クリーナーを使うデメリット
前項では、自動窓クリーナーを使う上でのメリットをご紹介してきました。
一見すると、たくさんのメリットがあるように感じますよね。
そんな自動窓クリーナーのデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。
【小窓には向いていない】
繰り返しになりますが、自動窓クリーナーは大きな窓であれば、とても便利に使うことができるでしょう。
しかし、小さな窓や格子状の窓にはあまり向いていないのです。
これらの窓に使う場合には、窓ガラス1枚を拭き終わるたびに付け替えをするという手間がかかります。
これでは、自分で窓掃除を行う方のが楽に思えてしまうでしょう。
【貼りつくことができない窓がある】
「窓ガラス」といわれると、イメージされやすいのはつるっとしたガラスのものではないでしょうか。
しかし、住宅には曇りガラスのように凹凸のある窓ガラスも存在しています。
そういった窓には貼りつくことができないため、使うことができません。
【音がうるさい】
「自動窓クリーナーはファンを使って窓に貼りつく」ということはご説明した通りです。
このファンがついているために運転音が、掃除機と同じくらいの大きな音がしてしまうのです。
しかし、静音性を高めたものも販売されているので、気になる方は、そのようなものを選ぶことをおすすめします。
【高価格である】
自動窓クリーナーがあまり普及しない大きな原因といえるのではないでしょうか。
日本の住宅には大きな窓を設置している家庭は少ないです。
そのため、こういったものを購入する人が少ないので、高価格に設定されたままになっているのです。
自動窓クリーナーの使い方
メリット・デメリットそれぞれある自動窓クリーナーですが、実際に使うときには、どのようにしたらいいのでしょうか。
使い方を理解しておくと、「使ってみよう」と考えたときにイメージが付きやすくなりますので、ご紹介していきます。
①自動窓クリーナーに専用の掃除パッドを取り付ける
②専用掃除パッドにスプレーなどを使って洗剤を吹きかける
③安全ロープを本体に取り付ける
④自動窓クリーナーの電源を入れて、窓に貼り付ける
このとき、貼りつける窓周辺か軽く拭いておくと貼りつきやすくなります。
⑤自動窓クリーナーの運転モードを選択し、運転開始する
掃除を行い始めて、気になる汚れがあったときには、リモコンを使って手動で掃除を行います。
⑥窓がきれいになったら、自動窓クリーナーの電源を切り、窓から外す
自動窓クリーナーの本体の汚れを布などで拭き取ります。
⑦専用パッドを取り外し、きれいに洗う
この工程で、窓掃除を行うことができます。
自動窓クリーナーの選び方のポイント
自動窓クリーナーの購入を考えたとき、どのようなことに着目して選んだらいいのでしょうか。
最後に、選び方のポイントについてご紹介していきます。
まずは、「どのくらいきれいにしてくれるのか」です。
このことは、自動窓クリーナーで窓掃除を行う際に、最も重要といえることではないでしょうか。
これが、よくないものを選んでしまうと、自動窓クリーナーを使う意味がなくなってしまいます。
次に「どのような機能があるか」です。
これは、販売されている自動窓クリーナーによって大きく異なってきます。
使う窓にあったものを購入できるように、よく吟味してみましょう。
また、「安全性」や「手入れ方法」についても使っていく上では大切になってきます。
基本的には、自動窓クリーナーは安全性に配慮された作りをしていますが、「万が一」ということもあります。
安全ロープがしっかりと取り付けられているかよく確認しましょう。
そして、手入れ方法も簡単なものを選ぶことをおすすめします。
自動窓クリーナーに限ったことではありませんが、これらは使ったらどうしても汚れてしまいます。
汚れがついたまま、再度使うとなると、窓を汚してしまうことになるのです。
そうならないようにするためにも、手入れが簡単なものを選ぶといいでしょう。
自動窓クリーナーで簡単に窓掃除を!
大きな窓ガラスであれば、手間もかかる窓掃除。
無理な体勢で、長時間行うとなると、体に負担をかけてしまうこともあるでしょう。
高所の窓掃除には、危険も伴います。
自動窓クリーナーを取り入れることで、これらの負担がほとんどなくなります。
「購入するには、価格が高い」とお考えの方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。
そのような方には、レンタルサービスを利用してみることをおすすめします。