窓用エアコンを設置したい!おすすめは稼働音の静かなコロナ

古い賃貸物件などではエアコンがついていないことも多いですよね。

また、戸建て住宅でも現在エアコンのない部屋に取り付けを検討していらっしゃる方もいるでしょう。

その場合はコロナの「窓用エアコン」をおすすめします。

窓用エアコンは壁に穴をあける必要がなく、なおかつ自分で取り付けができるエアコンなのです。

今回はコロナの窓用エアコンに焦点を当て、特徴や取り付け方をくわしくご紹介していきます。

窓用エアコンとはどのようなもの?

まず、窓用エアコンとはどのようなものなのかご説明しましょう。

家庭で使用するエアコンは主に「壁掛けタイプ」と「窓用タイプ」に分けることができます。

一般の家庭でよく見かけるのは壁掛け用のエアコンですよね。

壁掛け用のエアコンは、室内機と室外機に分けられています。

冷たい空気を出すのは部屋にある室内機、暖かい空気を外に排出するのが室外機の役目になります。

室内機と室外機は隠蔽配管でつなぐため、壁掛け用のエアコンの取り付けには大掛かりな工事を必要とします。

一方の窓用エアコンですが、室外機と室内機が「一体化」したものになります。

窓の左右どちらかに取り付けて、使用の際は窓を半分開けて使用することになります。

人気のコロナを筆頭に、現在はさまざまなメーカーが販売しています。

こちらは壁掛け用とは異なり、大掛かりな工事を必要としません。

自分で取り付け作業ができ、値段も壁掛け用よりも全体的に安価なものが多いと言えます。

また、取り付けの際、壁に穴をあけることもないので、賃貸にお住まいの方におすすめのエアコンとなります。

窓用エアコンのメリット・デメリットとは

大掛かりな工事を必要としない窓用エアコンは、価格が安価なため、取り付ける家庭は多くあります。

人気のコロナ製ならば、冷房・暖房両方の機能が付いたタイプもあります。

ここでは窓用エアコンのメリット・デメリットを見ていきましょう。

●メリット

窓用エアコンは、先ほどもお話ししましたが自分で取り付けが可能です。

業者に依頼して取り付け工事を行うと、時間も工賃も必要ですが、その費用がかからないのです。

引き違いの窓ならどの窓にも取り付けられるため、引っ越し先で使用したり、取り付ける窓を簡単に変更することも可能です。

また、値段が安価な点もメリットと言えるでしょう。

●デメリット

窓用エアコンは壁掛け用のエアコンよりも稼働音が大きい傾向があります。

これは室内機と室外機が一体化しているため、室外機側のコンプレッサーの切り替え音が部屋に響くことで起こります。

夜中に使用していると「ガタン」という音で目が覚めてしまうことも考えられるでしょう。

また、インバーターが採用されていないため、自動で細かく風力を調節することができません。

そのような理由から省エネ向きではないため、壁掛け用のエアコンよりも少し電気代が高くなります。

コロナの窓用エアコンが人気の理由

コロナは窓用エアコンの中で最も人気のメーカーです。

ここではその理由を探っていきましょう。

まず、コロナの窓用エアコンは他メーカーと比べて、稼働音が比較的静かだという傾向があります。

窓用エアコンは、例えば部屋のテレビの音が聞こえないくらい大きな稼働音がするものもあります。

ストレスなく過ごすためには、静かな稼働音に重きを置くことは重要と言えるでしょう。

また、「部屋の空気をきれいにする」という機能があります。

花粉症やアレルギー持ちの人は、部屋の空気をきれいにしておかなければなりません。

コロナの一部機種には、冷房と同時に部屋を換気できる機能が付いているものがあるのです。

部屋の空気を強制的に排気できるので、気持ちよく過ごすことができるでしょう。

また、よりリラックスして過ごしたい人には、マイナスイオンが排出されるタイプをおすすめします。

コロナの窓用エアコンの取り付け方!「事前準備」

ここからは、コロナの窓用エアコンの取り付け方をご紹介していきましょう。

窓用エアコンは重量がありますので、取り付けの際に落下させないように注意してください。

可能であれば、2人以上で作業しましょう。

まず、作業前に確認すべき点をご紹介していきます。

・窓の高さや種類により、取り付け方が異なります。

・窓の左右どちらにも取り付けできますが、構造によっては戸締まりができない場合もあります。

・一定の窓の開き幅が必要となります。

以上を頭に入れて、次に窓用エアコンを取り付ける場所を選んでいきましょう。

また、おすすめの場所をご紹介していきます。

・冷たい空気を出す吹き出し口の前に障害物がない場所

・室外側に1m以上の広さがあり、風通しの良い場所

・頑丈な窓で振動が伝わりにくい場所

・雨どいからなるべく離れた場所

・隣家に排気した空気が当たらない離れた場所

以上のすべての条件を揃えるのは難しいですから、なるべく当てはまる場所を設置場所に選びましょう。

コロナの窓用エアコンを窓に取り付けてみよう!

では実際に、コロナのエアコンを窓に取り付けていきましょう。

今回は窓の左側に取り付けていきます。

【窓用エアコンの取り付け方】

①枠の取り付け

まず、エアコンを入れる枠を取り付けていきます。

窓の左側に寄せ、枠の下側を窓の溝に差し込み、ネジをしめて固定しましょう。

次に枠の上側を引き延ばし、窓の上の溝に差し込みます。

その後、上側のネジをしめて枠を固定させましょう。

②エアコンの取り付け

エアコンを持ち上げたら、そこの部分を先ほど取り付けた枠の上に押し込んでいきます。

「カチッ」と音がするまで押し込んだら、ネジを閉めてエアコンを固定させましょう。

③窓パッキンの取り付け

エアコンを取り付けたら、ガラスとエアコンの隙間から虫などが入り込まないように窓パッキンを貼っていきます。

ガラスと同じ高さ、形状でカットして貼り付けてください。

④補助錠を付ける

最後に、窓に補助錠を付けていきます。

エアコンの稼働中は窓が半分開いている状態となりますので、防犯のためにも必ず補助錠を利用しましょう。

補助錠はエアコンとは別売りとなりますので、事前に用意して置いてください。

無事に補助錠を付け終えたら、窓用エアコンの取り付けは完了となります。

コロナの以外の窓用エアコンメーカーは?

窓用エアコンのメーカーでは、コロナのエアコンの販売数が最多となっています。

では、コロナ以外にどのようなメーカーがあるのでしょうか。

以下でご紹介していきましょう。

●トヨトミ

コロナと並ぶ窓用エアコンの定番メーカーです。

国内生産されており、稼働音の静かさもコロナに劣らず高いレベルにあります。

リモコンを本体に収納する場所があるため、紛失する心配がありません。

●コイズミ・山善

昔ながらの窓用エアコンを生産しています。

窓用エアコンの中では安価な傾向です。

●ハイアール

中国のメーカーになります。

コロナやトヨトミと比較すると品質は落ちますが、低価格なため根強い人気があります。

稼働音が大きい傾向がありますが、冷房効果は問題ありません。

窓用エアコンをつけるならコロナがおすすめ

窓用エアコンは壁掛け用のエアコンと比べると、工賃がかからず、本体代も安価になっています。

また、自由に取りはずせるので、引っ越し先にも持っていけるでしょう。

コロナのエアコンであれば、稼働音が小さく、冷房と同時に換気も行える、機能性に優れたものが多くあります。

窓に穴をあける必要がないので、賃貸でエアコンを検討中の方へおすすめのエアコンになります。