窓につけることができる「ジェルシール」をご存知でしょうか。
これは、窓につけるだけで季節感に合った飾り付けができるものです。
ですが、このジェルシールをずっとつけておくわけにはいきませんよね。
時間が経ってしまうとなかなか掃除がしにくくなってしまうのです。
簡単に掃除は出来ないのでしょうか。
掃除が大変!?窓につける「ジェルシール」とは?
窓につけると可愛らしくなる「ジェルシール」ですが、一体どのようなものなのでしょうか。
ジェルシールは、プルンとした、その名の通りのグミのようなジェル状のシールです。
ジェルシールの有名どころとしては「ジェルジェム」というものが人気です。
ジェルジェムを扱う店舗では、お店の窓ガラスに貼って、飾り付けを行っています。
窓ガラスなどに繰り返し貼り付けることができ、季節のイベントや誕生パーティーの飾り付けに使われることが多いです。
その種類も豊富で、イベントをより華やかにしてくれます。
窓に貼ることで、可愛らしくなるので子供にも喜ばれるでしょう。
ですが、このジェルシールは長期間貼っておくと、太陽からの熱で溶けてしまうことや色移りをしてしまうことがあるのです。
こうなってしまうと、掃除をするのはとても大変です。
どのような掃除法があるのでしょうか。
次項から、ご紹介していきます。
窓に貼ったジェルシールの掃除法!温めて剥がす
ここからは、窓に貼ったジェルシールの掃除方法についてご紹介していきます。
先ほどもご紹介した通りジェルシールは、普通の紙でできたシールと違って、繰り返し貼ったり剥がしたりすることができます。
しかし、ジェルシールの粘着力が強い場合には、窓から剥がせなくなってしまうことがあるのです。
このようなときには、ついつい強く引っ張ってり引っ搔きながら剥がしたくなりますよね。
ですが、このようにして無理矢理剥がそうとすると、ジェルシールが破れてしまうことにより、掃除が大変になってしまいます。
そこで登場するのが「ドライヤー」です。
「日光で溶けてしまうのにドライヤーをあてて大丈夫?」と思う方もいるのではないでしょうか。
ドライヤーをジェルシールが80℃を超えてしまうくらいにあててしまうと、溶けてしまいます。
そのため、温めすぎには気を付けましょう。
適度に温めると、簡単に剥がすことができますよ。
ちなみに、このドライヤーを使ってシールを剥がす方法は、普通のシールにも使うことができる方法です。
もし、剥がしたジェルシールが汚れているようであれば、石鹸等で洗いましょう。
汚れたままにしておくと、粘着力が落ちてしまいます。
窓に貼ったジェルシールが色移り!どう掃除をしたらいいのか
窓に貼ったジェルシールが色移りをしてしまったことはありませんか。
また、ジェルシールは基本的には窓に貼るのですが、浴槽などに貼ってしまい、剥がしてみたら色移りしてたという方もいるかもしれません。
ジェルシールは浴槽などといった、ガラス製品以外に貼ってしまうと、短時間でも色移りをしてしまいます。
ジェルシールに含まれている色やオイルがついてしまうためです。
賃貸住宅の方であれば、とても困ってしまいますね。
では、この色移りしてしまった場所は綺麗に掃除することができるのでしょうか。
【必要なもの】
・コットン(化粧用のもの)
・手袋
・除光液
除光液には「アセトン」、「ノンアセトン」という2種類あります。
この場合には、「アセトン」が配合されているものを使用しましょう。
また、除光液自体に色がついているものは掃除には向きません。
掃除に使った場所に、除光液の色がついてしまう可能性があるためです。
【掃除方法】
①手袋をしてから除光液をコットンに含ませます。
②色移りしてしまった場所に除光液を含んだコットンを押し付けます。
この作業を数回、コットンを新しくしながら繰り返していきましょう。
窓で溶けてしまったジェルシールの掃除方法
長期間窓に貼ったジェルシールは気付くと溶けてしまっていて、無残な姿になってしまっていることはありませんか。
また、溶けたジェルシールの端から無理矢理剥がせば取れると思い、やってみている方はいませんか。
実は、身近なものを使うことで、比較的簡単に掃除ができるのです。
使うものは「消しゴム」や「薄いカード」です。
「薄いカード」のおすすめとしては、お店などでもらえるポイントカードやプラスチック製のトランプなどがあげられます。
カードを使って溶けてしまったジェルシールをこそぎ落とし、残った汚れを消しゴムでこするだけです。
このようにして溶けたジェルシールを落として、もし、色移りしてしまっているようでしたら、先ほどもご説明した除光液を使った方法でさらにきれいにしましょう。
掃除を楽にする秘策はあるのか
ジェルシールの掃除方法についてご説明してきましたが、ジェルシールが溶けてしまうことや色移りしてしまわないための方法はあるのでしょうか。
一番の予防法は、定期的に貼る場所を変えるということです。
大掛かりに貼る場所を変えるのもいいのですが、今貼っている場所から少しずらすだけでも十分です。
このように、長期間同じところに貼り続けないということを意識するだけで、色移りを防ぐことができます。
ジェルシールが溶けてしまうということを防ぐためには、直射日光が当たらないような窓ガラスに貼ることで、溶けてしまうことを予防できます。
貼る位置などは、部屋の掃除のついでに変えてしまば部屋の雰囲気を変えることもできます。
「色移りしてしまった」、「溶けてしまってなかなか剥がせない」と慌ててしまうことのないように十分注意しましょう。
ジェルシールの保管はどうしたらいいのか
ジェルシールは、ご説明した通り一度貼っても剥がしてまた貼ることができます。
そのため「今はもうこのジェルシールは剥がして、また今度使おう」という方もいるでしょう。
このようなときの正しい保管方法はご存知でしょうか。
最後に、どのようにジェルシールは保管するのかについてご説明していきます。
窓ガラスから剥がしたジェルシールは、購入したときに入っていたシール台紙に貼って保管するのがおすすめです。
万が一、捨ててしまってないという方は、料理で使うことのあるクッキングシートに貼っておくといいでしょう。
また、ジェルシールは乾燥にとても弱いです。
乾燥させないためにも、ファスナー付きのビニール袋(ジップロックなど)に入れて保管しておくといいでしょう。
クリアファイルなどに貼って保管することも可能ですが、シール台紙やクッキングシートに貼って保管しておくよりも、粘着力が徐々に弱くなり、再度使うときには使えなくなってしまうことがあります。
ジェルシールを長く、大切に使うのならば保管方法も正しく行いましょう。
大切に保管して使うことができたのであればジェルシールは3年ほど持ちます。
また、ダメにしてしまって掃除をしなければならないということを防ぐためにも、、きちんと保管しておきたいものですね。
正しく使ってきれいに飾ろう
ジェルシールの注意書きには、「ガラス製品以外には使わないでください」と記載がしてあります。
ですが、その見た目の可愛らしさや、ここの窓には貼れないからとガラス以外の場所につけてしまう方が多くいるそうです。
ジェルシールは、ガラス製品以外の場所には、色移りをしてしまいやすいものです。
また、日のよく当たるような場所も向いていません。
大掛かりな掃除をしなくてもいいように、貼っても大丈夫な場所に貼るようにしましょう。