窓掃除を簡単に行いたい!新聞紙を使った簡単窓掃除をご紹介

自宅の窓掃除は頻繁に行っていますか?

窓掃除は窓ガラスの内側と外側、サッシ部分もきれいにしなければなりません。

そのため、部屋の掃除と違って腰が重たく感じ人も多いのではないでしょうか。

年末の大掃除でまとめてきれいにするイメージがある窓掃除ですが、実はコツをつかめば意外と簡単に掃除ができるのです。

今回は新聞紙を使った簡単にできる窓掃除の方法と、ちょっとしたコツをご紹介していきます。

窓ガラスが汚れる原因とは?

窓ガラスは頻繁に触っていないのに、気が付くと汚れていませんか。

汚れの原因とは一体何なのでしょうか。

それは窓ガラスの内側と外側で原因が異なります。

●内側

窓ガラスの内側の汚れとして考えられるのは、ほこりや手垢、油汚れなどが主な原因です。

汚れた手でガラスに触れ、皮脂がガラスにつくことによって、ほこりやゴミがその場所へ着いてしまいます。

キッチン付近の窓は、料理による油が含まれた蒸気が大量に発生するため、窓ガラスを汚していく原因となります。

●外側

窓ガラスの外側の汚れとして考えられるのは、砂や花粉、硫黄や雨、車の排気ガスなどが主な原因です。

それらは風に乗って飛び、窓ガラスに付着します。

そして、そのままの状態で放置すると、汚れがどんどん積もって固くなっていきます。

風が強ければ網戸にも汚れが付きますし、特に杉花粉のひどい3月前後は窓ガラスにたくさん付着します。

大きな道路が近いお宅は排気ガスによる汚れが付きやすいでしょう。

いずれにせよ、汚れを放置せず、簡単で良いのでこまめに掃除することが窓をきれいに保つポイントです。

簡単!新聞紙を使った窓ガラスの掃除方法

ここでは簡単な窓ガラスの掃除方法をご紹介します。

用意するものは「新聞紙」のみです。

結露が多い時は窓用のワイパーを使用しても良いですが、基本的には新聞紙のみで大丈夫です。

●掃除の手順

まず、窓ガラスの状態を確認します。

外気との気温差で結露が出ている状態であれば、その結露を利用しましょう。

新聞紙を1枚クシャッと丸めたら、その新聞紙で窓を拭いていきましょう。

水分を吸いながら、ガラスの隅の方まで拭いていくのがコツです。

結露が多すぎたら、窓用ワイパーで取り除きましょう。

また、窓ガラスに結露がまったくない、乾いた状態の時は、丸めた新聞紙を水で濡らして拭きましょう。

最後に乾いた丸めた新聞紙で乾拭きして仕上げます。

新聞紙は何故窓ガラスの掃除に向いているのでしょうか。

実は新聞紙に使用されているインクには、人の手垢や油分を分解してくれるという特徴があるのです。

そのため、窓用の洗剤を使用しなくでも、きれいに掃除ができるのです。

また、インクには艶出し効果もあります。

手持ちの鏡も同じようにきれいに艶出しできますので、ぜひお試しください。

窓枠ゴムと網戸も簡単に掃除しよう!

窓ガラスの掃除が終わったら、窓枠のゴム部分と網戸も簡単に掃除しましょう。

●窓枠のゴム掃除

窓ガラスを囲っている、窓枠のゴムは傷つきやすいという特徴があります。

そのため、「歯ブラシ」を使った掃除が有効です。

カビが生えやすい場所でもあるので、クリームクレンザーを使って磨きましょう。

万が一、カビが生えてしまったら「カビ取り剤→水拭き→乾拭き」と順に行いましょう。

●網戸掃除

網戸掃除は100円ショップの便利グッズを使用して簡単に行いましょう。

「網戸用ワイパー」と「窓ふきシート」あわせて200円(税抜き)ですが、これがあればかなり簡単に網戸掃除ができます。

使用方法は、それらでさっと網戸を拭くだけです。

水をかけたり、濡れた雑巾で拭く必要もないので、短時間で、なおかつ手軽に網戸掃除が行えます。

慣れれば簡単!サッシを掃除しよう

つづいて、窓掃除において最も重要なサッシを簡単に掃除できる方法をご紹介していきます。

【準備するもの】

・ブラシ
・歯ブラシ
・掃除機
・塩素系漂白剤
・片栗粉

●手順

①ほこりをかきだします。

ブラシを使ってほこりや砂をかきだした後、掃除機で吸い込みます。

ここでは大雑把にきれいにして、細かい汚れはのちのち掃除をしていきます。

②細かい部分の掃除をします。

歯ブラシを使って細かい部分の汚れをかき出します。

これだけでだいたいはきれいになりますが、固い汚れがついている場合は、マイナスドライバーにウエットティッシュを巻き付けて拭き取りましょう。

その後、「水拭き→乾拭き」して完了となります。

③カビ取りをしよう。

もし、黒い汚れがついていたら、それは黒カビです。

結露が多い窓は湿気の多さからカビが生えやすいのです。

カビ取りの方法ですが、「片栗粉」が有効です。

片栗粉に塩素系漂白剤を混ぜて、よく練ってペースト状にしてください。

このペーストを黒カビ部分に塗っていきます。

5分程度たったら拭き取り、「水拭き→乾拭き」して完了となります。

ゴム部分は塩素系漂白剤に弱いので、5分以上は放置しないように注意しましょう。

やってはいけない!間違った窓掃除とは?

新聞紙で簡単に窓掃除を行うのも良いですが、タオルや雑巾、窓用スプレーを使用して窓掃除をする人もいらっしゃるでしょう。

タオルや雑巾で窓掃除する際に注意点する点があるので、ご紹介していきます。

●窓ガラスに直接窓用スプレーをかけない

窓ガラスに直接窓用スプレーをすると、洗剤が垂れ流れて跡がついてしまいます。

これは拭きムラの原因となりますので、窓用スプレーは必ずタオルかぞうきんにつけて掃除しましょう。

●最初にすべての窓に窓用スプレーをしない

すべての窓に、先に窓用スプレーをすると、拭く前に洗剤が乾いてしまい、跡が残ってよけいに汚れてしまいます。

窓ガラスは1枚ずつ掃除していきましょう。

●窓掃除に時間をかけすぎない

ほこりや砂は、水で濡れたガラスが乾燥する際に多く付着する性質があります。

長い時間掃除すると、「濡らす→乾く→濡らす…」と工程が増えた分、ほこりや砂が付着しやすくなります。

窓掃除は時間を掛けずにさっと終わらせましょう。

窓掃除が簡単に?おすすめ掃除グッズ

新聞紙を使った簡単でお手軽な窓掃除もおすすめですが、新聞紙以外のおすすめの窓掃除グッズがあります。

ここでいくつかご紹介していきます。

【ETTORE:スタンダードスクイジー 30㎝】

窓掃除のプロが多く愛用しているエトレー社の大人気商品です。

主にビルの窓掃除で使われることが多いですが、一般の家庭でも使用可能です。

窓用スプレーを使わずとも水だけで汚れが落ちる優れものです。

【窓用バキュームクリーナー マドピカール】

窓についた汚れを吸い取ることができるバキュームクリーナーです。

軽いので、女性でも片手で持って窓掃除ができます。

部屋の掃除機をかける感覚で窓掃除が行えるので、簡単に窓掃除ができて、おすすめです。

【すみまでスッキリサッシブラシ ブルー】

先ほどは歯ブラシを使ってサッシをきれいにする方法をご紹介しましたが、こちらのサッシもおすすめです。

ブラシ部分が3段に分かれている特殊な形をしており、この形状がサッシの中の細かいゴミや汚れをかき出してくれるのです。

歯ブラシよりも値段は高いですが、窓掃除の仕上げをするのが格段に楽になりますよ。

窓掃除は簡単にできる!

今回は新聞紙などを使った、簡単にできる窓掃除の方法とコツをご紹介しました。

捨てるはずの新聞紙を使うだけなら、時間の空いた時に手軽に窓掃除ができますね。

窓掃除は面倒な掃除と感じる人が多いでしょう。

しかし便利なグッズや掃除のコツを知って、効率よく簡単に終わらせることができます。
窓がきれいな状態だと、すがすがしい気持ちで過ごすことができますよ。