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新築で理想の平屋を建てるために!失敗しない家づくりとは?

2019.9.20

平屋といえば、昔ながらの古風な民家というイメージがありますが、最近ではスタイリッシュで現代的なデザインとして、新築に選ばれることも増えてきました。

フルオーダーで平屋を建てる場合、家のつくり方次第でより快適な理想の平屋に近づけることができますが、平屋のメリット・デメリットを把握していないと、失敗だらけの新築になってしまう場合があります。

この記事では、新築で理想の平屋づくりをするために、よくある失敗の対策方法についてご説明していきます。

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新築で平屋が人気!なぜ平屋が注目されている?

新築で家を建てるとなれば、一般的に2階建ての住宅が選ばれることが多く、平屋といえば地方にある古風な民家というイメージが先行しがちです。

しかし、平屋のイメージも変わり、大きな空間を利用した現代的なデザインとして注目を浴びています。

実際に、多くのメーカーでは、モデルハウスとして開放感のあるおしゃれな平屋を特集しており、住まいとして平屋が選ばれることも少なくありません。

ここまで平屋が注目されている理由には、後に詳しくお話していく平屋のメリットが関わっています。

もともと、主流になっている2階建て住宅は、土地の建ぺい率や容積率が考慮され、縦長の実用的なスタイルになっているため、空間を活用した開放感を演出することが難しくなっています。

しかし平屋の場合、天井を気にせず、空間を最大限に使うことができるため、より自由度の高い設計を望むことができるのです。

ただし、平屋にはもちろんデメリットもあるため、それを踏まえた上で失敗しないための家づくりをしていく必要があります。

平屋には魅力的な4つのメリットが!

ではまず、失敗しない理想の新築を目指すために、平屋のメリットを見ていきましょう。

①生活・家事動線がワンフロアで済む

家づくりの基本には、生活・家事動線が考慮されていることが挙げられます。

2階建ての場合、特に洗濯や掃除などの家事動線にデメリットを感じやすく、特に住人の加齢に伴ってそれが顕著に現れます。

しかし、平屋の場合、生活・家事動線をワンフロアで完結させることができるため、階段の上り下りも心配する必要はありません。

②構造的に安定している

階数がある住宅に比べ、高さの低い平屋は構造的な安定性に優れています。

地震や災害が多い日本の風土を考えると、躯体が強い平屋は災害リスクを軽減することができます。

③家族を身近に感じることができる

家族間のコミュニケーションは、家づくりにおいて課題になるポイントです。

2階建ての場合、あえてリビングを通って子ども部屋に行かせる間取りにするなど、様々な工夫が必要になります。

それに対し、平屋はワンフロアであるため、必然的に家族を身近に感じられ、コミュニケーションをとることが容易になります。

④大空間を利用した開放感

前述したように、2階建てでは難しい、空間を利用した開放感のある家づくりをすることができます。

2階がないので、天井もその分の余裕を持って使うことができ、ダイナミックでおしゃれな住まいを実現できます。

平屋の新築でよくある失敗をカバーする!①全体的な費用

では続いて、平屋のデメリットから、ありがちな失敗をカバーする対策についてご説明していきましょう。

まず、平屋で注意したいのは、全体的な費用が高くなるという点です。

そもそも家を建てる際には、その地域の建ぺい率や容積率に従わなければならず、さらに平屋の場合は、それに応じた広い土地が必要になります。

例えば、平屋に適さない狭い土地を選んだ場合、生活するための十分な居住スペースを盛り込むことができず、狭苦しい平屋になってしまいます。

そのため、建ぺい率や容積率を考慮し、平屋に適した余裕のある土地を選ぶ必要があるため、必然的にコスト高な土地を購入することになります。

また、平屋は2階建てよりも建築面積が広くなる分、基礎部分や屋根面積も大きくなるので、それに伴って坪単価も上がってしまいます。

このような平屋のデメリットを理解していなかったために、家づくりの資金計画が行き詰ってしまったケースもあります。

より費用を抑えた平屋を建てるためには、建物の平屋という長所を活かした、できるだけシンプルに設計することが望まれます。

2階がない分、ついつい新築ではあらゆる部分でこだわってしまいますが、ある程度の妥協をすることで、費用を比較的抑えることができます。

したがって、平屋は土地や建築面積でコストが割高になること考慮し、すっきりとしたシンプルな設計を考えていきましょう。

平屋の新築でよくある失敗をカバーする!②日当たりと通風

平屋の新築によくある2つ目の失敗として、日当たりや通風の悪い家づくりになってしまうケースが挙げられます。

平屋はワンフロアで全ての部屋を盛り込むため、建物の中心部になるほど日当たりや通風が悪くなります。

このデメリットは、平屋の建築面積が大きくなるほど顕著になるので、それに応じた間取りを考えることが求められます。

例えば、日当たりが良い南東には、過ごす時間が長いリビングや子ども部屋などを置き、日陰になりやすい北西には水回りを配置するのが良いでしょう。

ただし、建築事情によって、日当たりを考慮した間取りが難しい場合は、「中庭」をつくることで対処できます。

平屋に中庭をつくる場合、平屋を「コの字型」や「ロの字型」にすることで、その中央に中庭を設置します。

そうすることで、家全体の明るさを確保することができ、暗くなりやすい部屋も効果的にカバーすることができます。

また、日当たりだけでなく、風通しの問題も解決できるため、平屋と中庭は非常に相性が良いと言えますね。

平屋の新築でよくある失敗をカバーする!③プライベートの確保

平屋の新築を建てる際、3つ目のありがちな失敗には、プライベートの確保がされていないケースが挙げられます。

前述したように、平屋には家族を身近に感じることができるメリットがありますが、それが逆にプライベートな空間の確保を難しくするデメリットにもなります。

家族の距離感は、その家庭や子どもの成長によって変化するので、それを踏まえた上で何かしら対策をしておくことが望ましいでしょう。

平屋と相性の良い対策は、「ロフト」を設けることです。

平屋は2階がない分、天井までの空間をある程度確保することができるため、プライベート空間としてのロフトをつくりやすいと言えます。

また、ロフトは他の部屋と独立しているため、しっかりとしたプライベートの確保が望めます。

さらに、プライベート空間や収納としても使えるだけではなく、誰かが宿泊する際も利用することができるので、有効な空間利用になるでしょう。

平屋の長所を伸ばしたバリアフリー住宅とは?

これまでに、平屋の新築を建てる際のありがちな失敗を例に、その対策についてご説明してきました。

せっかくマイホームを建てるわけですから、平屋の良さ・悪さを一方から見るのではなく、その二面性を活かしてカバーしていくことが望ましいでしょう。

また、平屋で長く快適に暮らし続けていくためには、将来的な先を見越した家づくりをすることも大切です。

その一つとして、老後のためのバリアフリー住宅が挙げられます。

平屋には、ワンフロアで完結できる長所があるため、バリアフリーを想定した設計がしやすいと言えます。

例えば、車いすでも移動しやすい、段差のない室内にしたり、開け閉めが簡単な引き戸にするなどの方法があります。

また、生活動線が一本で完結するような間取りを考えることもおすすめです。

さらに、車いすでトイレに入れるような、余裕のあるスペースをとったりなど、様々な面でバリアフリーを考えることができます。

以上のように、将来的なバリアフリーに視点を置いたとき、平屋は非常に魅力的な家づくりをすることが可能です。

デメリットを知って対策しよう

より快適な平屋をつくっていくためには、メリットばかりではなく、デメリットにも着目することが大切です。

デメリットを知っていれば、設計段階であらかじめ対策を講じることができ、「こんなはずではなかった」と後悔することもありません。

また、デメリットの対策をしっかりすることができれば、平屋のメリットを十分に活かすことができ、より快適な住まいを実現することができるでしょう。

 - 一戸建て, 住宅