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隣家との境界線にフェンスを建てる際は高さや種類に注意!

2019.9.18

なんらかの事情で隣家との境界線にフェンスを建てることになった場合、フェンスの高さや種類に注意をする必要があります。

何も考えず、さらには隣家に事前に知らせることなくフェンスを建ててしまうと、思わぬトラブルを招いてしまうことになるかもしれません。

ここでは、隣家との境界線にフェンスを建てる際の注意点についてお話ししていきます。

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隣家との境界線に無断でフェンスを建てるのはトラブルの元!

持ち家となると、特別な事情がない限り、隣家とは一生涯のお付き合いになります。

ですから、隣家との関係はこじらせたくないものです。

しかし、普段から隣家と仲良くしていても、ちょっとしたことで関係が悪化してしまうことも十分にあり得ます。

その中で、隣家との「境界線」にまつわるトラブルが最近では多く見受けられるのです。

例えば、隣家に事前の断りなく、境界線に高さのあるフェンスを建ててしまい、隣家への陽当たりが悪くなりトラブルにつながったというケースです。

また、境界線に物理的な線引きがないからと勝手にブロック塀を建ててしまい、それが境界線からはみ出していたというケースもあります。

ほとんどの場合、ブロック塀には基礎が入っていますから、これを撤去するとなると大変なことにもなります。

「自分の敷地なのだから、何をしても大丈夫」というわけにはいきません。

隣家との境界線にフェンスやブロック塀などを建てる計画があるのなら、事前に隣家へひとこと相談することをおすすめします。

境界線に建てるフェンスの高さに注意!

隣家との境界線にフェンスを建てることになったら、フェンスの高さに注意する必要があります。

例えば、隣家が北側、自宅が南側だとしましょう。

そして、隣家との境界線に高さのあるフェンスを建てたら、隣家の南側に当たる窓から陽射しが入りにくくなってしまうかもしれないのです。

特に、住宅密集地のような土地があまり広くない場所であれば、そうなってしまう可能性は高いです。

また、フェンスが高いことで圧迫感が生まれ、隣家の南側部分は暗いイメージになってしまうことも考えられます。

フェンスひとつで隣家と大きなトラブルになるのは避けたいものです。

そのためにも、境界線にフェンスを建てる際は高さに十分注意するようにしましょう。

隣家との境界線にフェンスを建てる際は、その高さだけではなく、フェンスの種類にも注意が必要となります。

次の項でお話ししていきます。

フェンスは高さだけでなくその種類にも注意!

隣家との境界線にフェンスを建てる場合、高さに注意も必要ですが、フェンスの種類にも注意をする必要があります。

まず、フェンスの種類をいくつかご紹介しましょう。

・縦格子フェンス
・メッシュフェンス
・鋳物フェンス
・木目調フェンス

最初の三つの「縦格子フェンス」「メッシュフェンス」「鋳物フェンス」にはある程度の隙間があるので、高さにさえ注意をすればそこまで圧迫感はないでしょう。

最後の「木目調フェンス」に関しても隙間があるものもたくさんありますが、中には隙間がほとんどないタイプのフェンスもあります。

そうすると、やはり隣家への圧迫感が強くなってしまうのです。

さらには、木目調なだけに色味もダークなことが多いですから、隣家の土地に暗いイメージをもたらせてしまうことにもなりかねません。

自分の敷地に建てるものですから好みのフェンスを建てたい気持ちも分かりますが、周囲との関係性を悪化させないためにも、フェンスの種類に注意を払うようにしましょう。

境界線にフェンスじゃなくて生垣でも大丈夫?

隣家との境界線に、フェンスではなくて圧迫感のなさそうな生垣にしようとお考えになることがあるかもしれませんね。

しかし、それはおすすめできません。

なぜかと言いますと、「お手入れ」と「虫」の問題があるからです。

生垣、つまり植物は成長しますから、枝を切ったりなどのお手入れが定期的に必要になります。

高さのある樹木であれば、なおのこと剪定は大変な作業となってしまいます。

放置しておくと枝が伸び放題になってしまい、隣家に迷惑をかけてしまうことにもなります。

さらには、枯葉が隣家の敷地内に飛んで行ってしまったり、生垣に虫が大量に発生してしまう可能性が大いにあるのです。

また、意外に思われるかもしれませんが、生垣は枝と葉が密集していることにより、日光を遮ってしまうことが多いのです。

それに加え、風通しもよくないですから、境界線に生垣はあまりおすすめできません。

フェンスやブロック塀の高さによっては防犯上や倒壊のリスクが!

隣家との境界線にフェンスやブロック塀を設置する際、フェンスやブロック塀に隙間がほとんどなく、さらには高さもあると防犯上のリスクが生じます。

空き巣などの不審者の傾向として、敷地内に入り込んだ後に外から敷地内が見えにくい家を選ぶと言われています。

高さのあるフェンスやブロック塀の方が防犯上のリスクが低く思いがちですが、一概にそうとは言えないのです。

そのため、防犯上のことを考えると、高くて隙間のないフェンスやブロック塀は避けた方がいいでしょう。

また、高さのあるフェンスやブロック塀は防犯上だけではなく、地震が起きた際に倒壊してしまうというリスクも考えられます。

万が一、それらが倒壊してしまったと想定した場合、大変危険です。

ちなみに、ブロック塀を設置する際には建築基準法により高さの制限があります。

基本的に高さは1.2m以下、諸条件を満たせば2.2m以下でも許可されています。

これらは法律で定められていることなので、遵守するようにしましょう。

共有フェンスを建てる際の注意点とは?

自分の敷地内にフェンスを建てる際は、当たり前ですが費用は自己負担となります。

しかし、分譲地の新築住宅などは隣家との境界線に物理的な線引きがないことがあります。

(もちろん、古い土地で、もともとあった境界線や境界標がなくなってしまっているケースもあります。

その場合、隣家と共有でフェンスを建てるというケースが多いでしょう。

つまり、フェンス設置にかかる費用や持ち分すべてが折半になるということです。

お互いに特にフェンス自体ににこだわりがなく、一般的なものでいいという場合は話がこじれることは少ないでしょう。

しかし、例えば隣家がデザイン性の高いフェンスがいいということであれば、フェンスの施工費用が高額になってしまうことがあるのです。

この場合、自分がフェンスに関してこだわりがない場合は、一般的なフェンスを建てることを想定して、その費用分を支払えばいいでしょう。

ただし、もしかしたらこれに隣家の方が納得しない可能性もあります。

フェンス一つでも隣家とのトラブルを抱えてしまう要因になり得ますから、フェンスのデザインや種類のみならず、フェンスの高さをどうするのかなども十分に話し合って決めるようにしましょう。

さらには、フェンスのデザインで裏表がある場合があります。

自分の敷地の方がフェンスの表で、隣家が裏となると、これもトラブルの元です。

共有フェンスを建てる場合は、裏表のない「間仕切り用」のフェンスを採用するように気を付けましょう。

境界線にフェンスを建てる際には注意が必要!

お話ししてきましたように、隣家との境界線にフェンスやブロック塀を建てる際には、フェンスの高さや種類などに気を付ける必要があります。

自分の敷地内だからと好き勝手にフェンスを建ててしまうと、隣家とトラブルになってしまうことも十分に考えられます。

長く住むことになる自宅ですから、できるだけ隣家の方とはいい関係でいたいものですね。

 - 土地, 境界