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窓の高さの標準はどのくらい?窓の種類別に解説

2019.5.17

窓とは家やオフィスなどの建物に取り付けられている開口部のことを指しますが、窓と一口に言っても、様々な種類の窓が存在します。

そして窓の種類と取り付ける高さによって窓の役割も違い、のぞき窓のように床付近に取り付けられている窓もあれば、天井などの高所に取り付けられている窓もあります。

では、基本的な窓の標準の高さとはどのくらいなのでしょうか?

窓の役割、窓を配置するときの規定と高さの標準についてご紹介します!

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窓の役割とは?

まずは窓がもつ役割についてご紹介します。

・換気

はめ殺し窓のように開閉できない窓は別ですが、開閉ができる窓は窓を開けて室内の空気の入れ替えをする役割があります。

換気を行うには一定時間窓を開けておく必要がありますが、窓を開けたままの状態では虫などが室内に入ってきてしまう為、網戸を閉めて換気を行います。

・採光

部屋の中が一面壁では、日の光を室内に入れることができません。

人体の健康の為に、室内にいるときでも一定の日の光を室内に取り込む必要があります。

また、窓ガラスから日の光を取り入れることによって室内のカビの増殖をおさえ、さらに室内を明るく見せる効果も期待できます。

・眺望

窓から外の景色を眺めたり、天候など外の様子を確認できます。

災害などの緊急時に扉が開かなくなってしまった場合は、窓ガラスを破って脱出、もしくは外にいる人間が室内に救助に向かう際に窓を利用します。

部屋のインテリアとして窓を取り付けたり、一般家庭でよく使用されている引き違い窓のように室内から庭やベランダへの出入りにも使われることもあり、住む人や家によって窓の役割は様々です。

そして、窓の種類は多種多様であり、部屋の広さや求められる役割によって配置する高さも違います。

では、窓の標準的な高さに決まりはあるのでしょうか?

窓の高さの標準と建築基準法の規定について、次の項目でご説明します。

窓の標準的な高さの規定

建築基準法においての窓の高さの規定についてご紹介します。

まず、建築基準法とは建築物の敷地・構造・設備などの最低条件を定めた法律であり、その条件を満たしていない建築は、違法建築とされてペナルティが課せられます。

そして、住宅の居室において取り付ける窓の大きさは建築基準法で決められています。

建築基準法で規定されている窓の大きさは、床面積の7分の1以上とされています。

つまり、床面積の7分の1以上の大きさの窓を取り付けなければいけません。

また、窓が一つでは風通しが良くない為、一つの部屋に窓を二つ以上取り付けると良いでしょう。

このように窓の取り付けが建築基準法で決められている理由は、前の項目でもご説明したように換気と採光を行わないと、人体に悪影響を及ぼす可能性があるからです。

ただし、窓の大きさについては建築基準法で規定されていますが、窓の高さについての規定はありません。

その為、取り付ける窓の高さは自由ですが、極端に高い位置や低い位置は建物の構造によって無理な場合もあります。

では、標準的な窓の高さはどのくらいなのでしょうか?

次の項目で窓の高さについてご紹介します。

一般的な窓の高さはどれくらい?

窓は取り付ける高さによってそれぞれ名称があります。

ますは一般的な高さの「腰窓」についてご紹介します。

腰窓とは、その名のとおり、腰の高さに位置してる窓を指し、腰高窓とよぶこともあります。

腰窓は一般家庭でよく使われている窓で、建物によって高さは違いますが、腰窓の標準の高さは床から900~1100㎝と言われています。

誰でも手が届く位置にある腰窓ですが、メリットとデメリットがあります。

まずはメリットから挙げていきます。

・窓が手の届く位置にある為、窓を開けて換気を行うことができる

・窓から外の様子を眺めることができる

次にデメリットについて挙げていきます。

・天井など、高い位置に取り付けられている窓に比べて採光の量が劣る

・外から覗かれる可能性があり、防犯面に心配な面もある

・窓の種類によっては、冬場に窓の隙間から外気が侵入して、窓付近が寒くなることがある

このように、使い勝手が良い反面、防犯性が低いなどというデメリットもあります。

高窓の標準の高さとは?

次に、腰窓より高い位置の「高窓」についてご紹介します。

高窓とは、人の肩よりも上に位置している窓を指します。

教会のステンドガラスのように天井に取り付けられている窓も高窓に当たります。

ステンドガラスのような高さの窓は開閉が難しいため、開閉機能を持たないはめ殺し窓として採光だけを目的に取り付けられていることがほとんどです。

ただし、近年ではリモコンなどを使って、遠隔操作で開閉する出窓も存在します。

高窓は一般家庭では3、4mほどの高さですが、教会などに取り付けられている窓は数十mほどの高窓もあり、取り付ける建物の構造などによって高さが大きく変わるため、標準の高さはありません。

しかし、窓が高めに位置していることによって部屋が広くなり、収納のスペースが増えるなどといったメリットが高窓にはあります。

そして高窓のデメリットは、開閉が簡単にできない為換気が難しく、掃除も難しい点などが挙げられます。

床面と同じ高さに位置している「掃き出し窓」の標準的な高さは?

こちらでは、窓の下部分が床面に接している「掃き出し窓」についてご紹介します。

もともとは室内のごみをそのまま外に掃き出す用の小窓として使われていたので掃き出し窓と呼ばれていましたが、人が出入りできる大きさの掃き出し窓もあります。

掃き出し窓も部屋の広さや用途によって幅や高さは違いますが、標準的な高さは2mと言われています。

窓の大きさによりますが、掃き出し窓のメリットは採光・換気を行いやすい点にあります。

そしてデメリットは腰窓と同様に防犯性が低いという点が挙げられます。

ただし、小窓の場合は外から覗かれる心配はあまりありません。

このように、窓の高さによって役割は違い、それぞれにメリットとデメリットがあります。

次に、窓を取り付けるときの注意点についてご紹介します。

窓を取り付けるときの注意

これまでの項目で窓の標準の高さについてご紹介しましたが、窓の大きさや高さを取り付けるときの注意点についてご説明します。

窓を取り付ける際に、特に重要なポイントは換気と採光です。

はめ殺しの窓でなく換気として窓を取り付ける場合には、窓は対角線上に取り付けると効率的に換気を行うことができます。

そして、採光も重要ですが、採光については部屋の向きで入る日の光の量が変わってきます。

特に南向きの部屋は日の光が入りやすい為、サイズの大きい窓を取り付けると日の光が強く差し込み、室内の家具が傷むケースもあり注意が必要です。

そして、窓からの眺めも重要ですが、外からの外観も考慮して窓の配置を決めましょう。

このように、窓を取り付ける際には様々な点から注意して考える必要があります。

部屋に合った窓の配置を

建築基準法で居室に取り付ける窓のサイズは決められていますが、窓の標準の高さについては特に規定はありません。

その為、自身で窓の配置について決めることができる反面、利点などを考慮して決めることが重要です。

窓の役割を理解して、自身の部屋に合ったサイズを選び、最適な高さの窓を取り付けて行きましょう。

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