新築予定の人必見!窓シャッターの必要性をご紹介!

新築する際、窓シャッターをつけるかどうか、迷う人は多いでしょう。

全ての窓につけるとかなり金額はあがりますし、本当に必要なものなのか、判断しずらいですよね。

しかし日本の住宅は、昔から木製の雨戸(シャッターのようなもの)がついていました。

そこで当記事では、窓シャッターをつける必要性についてお話ししていきます。

新築予定の人はぜひ参考にしてくださいね。

窓シャッターをつける必要性とは?

窓シャッターをつける理由は、空き巣や泥棒などの防犯対策のイメージが強くありませんか。

それは決して間違いではありません。

しかし、シャッターを必要とする大きな理由は「台風や強風で飛んでくるものから窓ガラスを守る」ためだと言われています。

窓ガラスが割れると、同時に強風や雨、割れたガラスなどが部屋に入り込んでしまい、大変危険です。

それらを防ぐためにもシャッターを窓に設置することは重要なことなのです。

ところが、窓シャッターが必要とされているのは、台風の被害を受けやすい九州や沖縄が中心だと考えられています。

それ以外の地域では、窓シャッターの必要性はあまり感じられません。

しかし昨今、異常気象が続き、台風の影響による被害は本州でも大きくなってきています。

万が一の時に、安心して生活するために窓シャッターは必要となってきているのです。

窓にシャッターをつける必要性!防音効果が期待できる

窓シャッターは、台風対策以外に窓の防音効果が期待できます。

外の騒音や、室内の音漏れは、開口部である窓からが原因となります。

本格的な建物の防音対策はかなりの費用がかかりますので、窓シャッターをつけて防音対策を取りましょう。

リビングでよく見かける大きな掃き出しの窓ですと、外の音が聞こえるだけでなく、テレビの音や会話までも漏れてしまう可能性があるのです。

しかし、シャッターをしめると外の音はほとんど部屋へ届かなくなります。

同時に室内の音も、外に漏れる心配がないのです。

新築予定の場所が大通りに面している場合、車の走行音を防音できるため、必要性は高いと言えるでしょう。

しかし当然のことですが、昼間シャッターをしめると室内は光が入らず暗くなってしまいます。

電気をつけて対応できますが、採光を譲れない場合は、日が落ちてくる夕方以降に使用しましょう。

窓シャッターの使い心地はどうなの?

上記では窓シャッターの必要性についてお話しさせていただきました。

実際に窓シャッターをつけた場合、その使い勝手はどうなのでしょうか。

台風対策以外の理由で設置した時を想定してお話ししていきましょう。

●防犯対策

空き巣、泥棒対策で窓シャッターを設置する人は多いです。

実際に、侵入までに時間がかかるため、被害にあわない確率は高いでしょう。

しかし、シャッターをしめることで、逆に留守だと分かってしまうという意見も耳にします。

とはいえ、旅行などで長期間家を空ける際は、設置しておいた方が安心できるでしょう。

●断熱効果

窓シャッターをしめれば窓からの熱をシャットアウトできるため、冷暖房効率はかなり上がります。

しかし防音対策と同じように、昼間シャッターをしめると採光が取れなくなってしまいます。

そのため、昼間はなるべく使用せず、夜になったらシャッターをしめて断熱効果を高めてください。

●部屋の明るさ調整

仕事が夜勤中心の人は、昼間にしっかりとした睡眠をとらなければなりません。

遮光カーテンを閉めても良いのですが、カーテンは上下の隙間から光が漏れてしまうことがあります。

完全に光を遮断したいのであれば、窓シャッターを設置した方が効果的です。

便利!窓に電動シャッターをつけよう①「メリット編」

ここからは窓につける「電動シャッター」の必要性についてお話ししていきます。

電動シャッターとはその名の通り、ボタンを押すだけで勝手にシャッターが開閉するというものです。

「シャッターなんて自分でしめれば良いのでは…」

そう思いますよね。

しかし電動シャッターをつけたほとんどのお宅から「つけて良かった」「満足している」という声をたくさん耳にします。

そこで電動シャッターのメリットをご紹介していきます。

●開閉の手間がない

上記でもお話ししましたが、ボタン1つでシャッターの開閉ができます。

全ての部屋の窓シャッターが、ボタンで同時に操作できるのです。

そのため、窓を開ける手間もありません。

窓を開けた瞬間に、虫が侵入したり、雨が入り込んだり、外気が部屋に入り込むことがありますよね。

そのわずらわしさからすべて解放されるので、大変おすすめです。

●防犯面

通常のシャッターは手動式のため、軽量化しています。

しかし電動シャッターは重量があり、さらに移動の際モーターを動かす必要があるため、防犯面ではとても優れています。

●静穏性

通常のシャッターをしめる際、ガラガラと音が鳴りますよね。

しかし電動シャッターは驚くほど静かなのです。

そのため隣家が近い場合でも、夜中に開閉を行ったとしても全く問題ないでしょう。

便利!窓に電動シャッターをつけよう②「デメリット編」

続いても、窓につける「電動シャッター」の必要性についてお話ししていきます。

上記ではメリットを中心にご紹介しましたが、ここではデメリットについてお話しします。

●価格が高い

当然ながら、電動のため価格はかなり高くなります。

通常のシャッターと比べると「倍以上」は違ってくると言われています。

しかし、それでも購入者の満足度は高く、つけて損はないという声を耳にします。

共働き家庭で少しでも家での負担を減らしたい、外に虫が多く窓を開けたくない、などの理由で設置するのも良いでしょう。

●修理のコスト

故障してしまった時、保証期間が過ぎていれば高額な修理代金がかかります。

とはいえ、10~15年くらいはほとんどの電動シャッターは問題なく使えるでしょう。

●停電

電動のため、停電時は使用できません。

今は昔ほど頻繁に停電することはないので、そこまで心配することはありませんが、万が一停電が起こった場合は手動で対応しましょう。

準防火域に!窓シャッターの必要性

地域によって、準防火地域というものに法律で指定されている場所があります。

準防火地域に指定されている地域は、「防火のための設備」を住宅に設置することが義務づけられています。

それは火災が起こった時、燃え広がる事態を防ぐためです。

新築する土地がこの準防火地域に指定されていることもあるでしょう。

その際は、

・窓ガラスを防火性能の高いものにする

・窓シャッターをつける

以上のどちらかを設置する必要性があるのです。

しかし防火性能の高い窓ガラスですが、見た目が透明ではありません。

窓ガラスが透明でないと、家の中から外の様子が分かりませんよね。

また、それは家の外観にも影響してしまうでしょう。

窓ガラスのデザインが気に入らない人は、窓シャッターをつけて対応しましょう。

このように窓シャッターをつけるケースの一つとして、準防火地域というものがあげられます。

災害などから守るために窓シャッターを付けよう!

窓シャッターは台風対策だけでつけるわけではありません。

防犯対策や防音対策、明るさ調整などのために設置することも多くあるのです。

準防火地域では窓シャッターを付けるお宅が多いということも分かりましたね。

そして新築予定の人は、窓シャッターの中でも電動シャッターをおすすめします。

価格は高いですが、生活は大変便利になるため、思い切って購入しても良いのではないでしょうか。