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猛暑の夏、窓の日よけや遮熱対策を部屋の内側でできる方法

2019.3.14

ここ数年は、夏の最高気温がどんどん更新されていっています。

温暖化や異常気象とも言われていますが、私たちは自分でできる対策で暑さをしのぐしかありませんね。

そこで今回は、窓の日よけや遮熱対策のうち、外に設置するのではなく、窓の内側からできるものについて勉強していきましょう。

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家の中が暑くなる原因のひとつは窓からの日差し!日よけをしよう

夏に外出から帰ってくると、家の中が外よりも暑く感じたという経験はないでしょうか。

窓も戸も閉まっていて、外気と遮断されているのに、なぜこのようなことが起こるのでしょう。

それは、窓ガラスを伝って外気の熱が部屋に入り込んでくるからです。

また、長時間強い日差しにさらされて、部屋の空気が熱せられ、風のない室内にその熱がこもっているためです。

こうなると、冷房をつけてもなかなか涼しくならず、しばらくは蒸し風呂のような暑さに耐えなければなりませんね。

ところで、このような窓からの日差しを遮るための手段というと、すだれや庭の植栽、最近ではグリーンカーテンなどが思い浮かびます。

そして、これらはすべて窓の外に何か日光を遮るものを置いて、日よけにするという方法です。

もちろんこれらも日よけには非常に有効ですが、すだれは常時窓から見える風景を遮ってしまいます。

また、植栽やグリーンカーテンは日々手入れが必要なため、手間もかかります。

そこで、窓の内側、つまり部屋の中にほどこす日よけで、もう少し手軽なものがあれば、取り入れ易いのではないでしょうか。

カーテンは窓の内側でできる日よけ対策の代表格

ところで、窓の内側にほどこす日よけ対策というと、まずはカーテンでしょう。

どこの家でもだいたいは窓にカーテンを取り付けていて、当たり前すぎてピンと来ないかもしれませんが、これも有効な日よけ対策の1つです。

ただ、カーテンと一口に言っても最近はいろいろな性能を持つ機能性カーテンがあり、日光を遮るには遮光カーテンが有効です。

遮光カーテンは、生地に黒糸を織り込んでいるか、裏地に黒糸を織り込んだ二重カーテンにして、遮光性を高めたものです。

また、生地の裏側にアクリル樹脂コーティング加工がしてあり、繊維の隙間を埋めて光を遮っているものもあります。

そして、その性能には等級があり、1級は遮光率99.99%~100%、2級で99.8%~99.98%、3級は99.4%~99.79%となっています。

具体的には、1級はカーテンを閉めると人の顔も判別できないレベルで、3級は作業はできないけれど、人の表情まで見える程度とされています。

どの等級にするかは、目的や生活スタイルによって、お好みで選んでください。

例えば、仕事が夜勤などで、昼間に眠らなければならない場合などは、1級の遮光カーテンで完全に日光を遮りましょう。

真っ暗は困るが、日光が強すぎるのを遮りたいという場合は、2級か3級でよいでしょう。

日よけ対策用カーテンには遮光・遮熱・省エネ・遮音などの効果も

このように、遮光カーテンは、直射日光や西日を遮ることができ、日差しによる室内温度の上昇を防止することができます。

また、厚地の遮光カーテンであれば、窓からの熱気を通しにくいため、冷房効率がよくなって省エネにもなります。

その上、生地密度が高いため空気の振動を遮断しやすく、遮音性にも優れています。

つまり、遮光カーテンといっても、ただ日光を遮るだけでなく複数の性能を兼ね備えているわけです。

そして、遮光カーテンと似たような効果を持つものに遮熱カーテンがあります。

遮熱カーテンには、厚手のものとレースのものの2種類があり、特に厚手のものは、生地密度の高さもあり、高い遮熱性能を実現しています。

試験値では、室外と部屋の内側の温度差が5度以上という断熱効果を実現しています。

ただ、遮光カーテン同様、厚いと光まで遮ってしまいます。

光を取り込みつつ、遮熱したいという方には、レースタイプがよいでしょう。

遮熱の仕組みは、生地の裏面にステンレスコーティングをほどこし、熱を吸収させて太陽熱を遮断するというものです。

レースタイプには、ステンレスコーティングのグレーのものと、白い生地を実現するためにセラミックを使用した遮熱繊維製のものがあります。

日よけとしての性能や付随する性能、好みの色柄などを考慮して選ぶとよいでしょう。

ブラインドは窓の日よけには有効だが遮熱効果が低い

ちなみに、窓の内側からの日よけというと、カーテン以外にも、ロールスクリーンやブラインドがありますね。

ロールスクリーンにはカーテンと同様、遮光や遮熱の効果のある素材で作られたものもあるため、日よけや遮熱対策にも有効です。

しかし、巻き上げる手間がかかるので、人の出入りがない採光用のはめ込み窓や、風通し用の窓への使用をお勧めします。

一方ブラインドはというと、1枚物の布生地と違い、何枚ものスラットと呼ばれる羽根を組み合わせたものです。

この羽根の角度を調整することで、光の量を細かく調節できるのが、カーテンより優れた特徴と言えます。

しかし、空気の層を仕切るものではないため、カーテンのように遮熱性能や遮音性能は高くありません。

また、横型のブラインドは人が出入りをする際の手間を考えると、リビングの掃き出し窓などには不向きと言ってよいでしょう。

ただ、縦型のブラインドなら人の出入りを妨げず、高級感や見た目のおしゃれさもあります。

しかし、どちらにしても性能より見た目優先で、日よけには役立ちますが、遮熱対策には適さないでしょう。

窓の内側にフィルムを貼るだけでカーテンに匹敵する日よけ効果が

ところで、これまでご紹介したカーテン、ロールスクリーン、ブラインドなどは、窓に設置するためウインドウトリートメントなどと総称されます。

そして、これらウインドウトリートメント以外にも、日よけや遮熱のために、窓の内側にほどこすことができる対策があります。

それが、多くのメーカーから発売されている窓用フィルムです。

窓用フィルムのうち、遮光フィルムは、窓の内側に直接貼ることで、まぶしい日差しをカットしてくれるものです。

実際、環境省の実証実験によると、あるメーカーのものは夏は太陽エネルギーを最大76%遮断するという結果が出ています。

太陽光だけでなくその熱エネルギーも遮断してくれるため、夏はエアコンの設定温度を2度程度下げることができるとの検証結果も報告されました。

他にも、遮熱フィルムというものもあります。

こちらはメーカーの実験資料ですが、窓ガラスのみと遮熱フィルムを貼った場合の温度差が5.4度もあったそうです。

カーテンにも劣らない遮光、遮熱性能が期待できそうですね。

お勧めは、マジックミラータイプのもので、中からは外が見えますが、外からは日差しが窓に反射するため、昼間は中が見えなくなります。

遮光、遮熱、プライバシー保護など多機能でありながら、施工も水だけで貼れるため、比較的気軽な対策と言えるでしょう。

窓の内側に吸盤で留めるだけの日よけシート

最後に、フィルムの他に、もっと簡単に取り付けができる、「クールブレイド」という日よけシートを紹介しましょう。

これは、フランス製の最高品質生地を使用したシートで、特に断熱性に優れているのが特徴です。

窓から差し込む日差しの25%の熱をシートが吸収し、71%の熱を反射するため、わずか4%の熱しか通しません。

UVカット率も98%と優れており、光も熱も遮断してくれます。

そして、細かい網目状の生地は、遮光カーテンなどと違い、まぶしい光を遮り、木漏れ日のような自然な明るさを室内に取り込んでくれます。

なおかつ、昼間であれば外から中がまったく見えず、中からは外を見ることができるのです。

一番のお勧めポイントは、窓ガラスの内側の四隅に吸盤で取り付けるだけという施工の簡単さでしょう。

薄型の吸盤を使用しているため、サッシ間の隙間が1センチあれば、吸盤を付けたまま開閉も可能です。

また、形態の安定した耐久性のある生地で、長期間の使用に耐えうる商品と言えるでしょう。

ただ、最高品質を謳うだけあって、高さ1730ミリ×810ミリ内寸の掃き出し窓1枚で15000円弱と高めのため、予算に余裕のある方にお勧めします。

従来のカーテンにプラスアルファする日よけ対策も有効

このように、窓の日よけ対策にはいろいろな方法があります。

ただ、カーテンは入居時に購入するのが一般的なため、対策のためには買い替えが必要になりますね。

せっかくインテリアに合わせて購入したカーテンを買い替えるとなると、少し躊躇してしまうでしょう。

そんな場合は、窓用フィルムや日よけシートなどを従来のカーテンにプラスしてみてはどうでしょうか。

自分なりの対策で、猛暑を少しでも快適に過ごしましょう。

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