定められている基本的な窓の寸法と規格について再確認しよう

部屋を借りたいと考えている人たちが重要視するポイントは幾つかありますが、部屋を見た瞬間の第一印象は、そのうちでも上位に入るものでしょう。

毎日暮らす部屋なので、最初の印象が悪いと他の条件が良くても、借りる決断に迷いが生じます。

部屋の雰囲気を決定づける窓は、部屋の印象を左右するもののひとつです。

そこで、窓の寸法や規格に関する基本的な事柄、窓とカーテンの寸法などについてご紹介します。

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窓の種類と寸法の規格について再確認しよう!

ひと口に窓と言っても、窓には沢山の種類があります。

新しくアパートを建てる時や、古い物件をリノベーションする際に、窓の種類や寸法、規格を知っておくことは決して無駄にはなりません。

自分の思い描く部屋のイメージを、設計担当者に正確に伝えるためには、ある程度の基本的な知識が必要になるからです。

ではさっそく、一般的に採用されている窓の種類を見ていきましょう。

アパートなどには、主に2種類の窓が使われています。

・ベランダなどに面した窓で使われる、人が出入り可能な掃き出し窓

・掃き出し窓より高さの寸法が小さい、腰高窓

この掃き出し窓と腰高窓は、両方とも引き違い窓に分類されています。

引き違い窓は、横にスライドをする窓のことであり、いろいろなサイズの窓が用意されています。

また、トイレで使用されることも多いルーバー窓などの飾り窓には、用途に合わせて様々な仕様の窓があります。

これらの窓の寸法には規格が定められており、例えば窓ガラスが割れて修理を依頼する場合、ちゃんとした寸法の規格を知っておくと便利です。

アルミサッシ窓の専門会社は複数ありますが、基本的にこの規格に合った窓を販売しています。

そこで次のコーナーでは、具体的な窓の寸法と規格についてご紹介します。

これが引き違い窓の寸法と規格!

一般的に引き違い窓では、幅1000mmから1800mmのサイズが多く使われています。

もちろん、幅の寸法はこれ以外にも豊富にあり、規格として定められています。

では、窓の規格について見てみましょう。

まず、基本的な規格として、窓の幅と高さには呼称と呼ばれている規格寸法があります。

この呼称は各メーカー間で統一されており、呼称がわかれば在庫確認などが簡単になります。

呼称は窓の内法寸法を基準にしているので、窓の実際のサイズとは違うことを覚えておきましょう。

たとえば、幅1690mmの窓の内法寸法は1650mmであり、幅の呼称では165となっています。

窓の高さが2030mmの場合、高さの内法寸法は2000mmになっていて、呼称は20となります。

このサイズの窓には、幅の呼称165と、高さの呼称20をつなげた16520という5桁の番号がつけられ、商品ラベルに表示をされています。

一般的な商品ラベルには、ABCなどといったアルファベットの後に、ABC16520という形で書かれています。

実際の窓のサイズを忘れても、この5桁の数字をメモしておけば、サッシ業者にはすぐにサイズが伝わるというわけですね。

引き違い窓の具体的な寸法は次のようになっています。

横幅は300mmから405mm、640mm、といった狭いものから、1845mm、1900mm、さらには3000mm以上のサイズまであります。

縦は370mmから、200mm刻みで1570mmまで7種類の腰高窓と、1830mm、2030mmの掃き出し窓があります。

飾り窓にも寸法の規格があるの?

先ほどは引き違い窓の寸法と、その規格についてご紹介しました。

では、いろいろな用途に合わせて選択される飾り窓には、どのような種類があるのでしょうか。

まず、小さい板ガラスを何枚も重ね、ブラインドのようにルーバーの角度で、外気を取り入れることが可能なルーバー窓があります。

この窓は外からの視線を防ぎながら、換気性にも優れているので、水気のあるトイレや浴室になどに利用されます。

見た目も良く、とても便利な窓ですが、実は外からの侵入が比較的簡単な窓でもあるのです。

もしこのルーバー窓を採用するなら、内側か外側に面格子を取り付けましょう。

このルーバー窓の寸法は、横幅300mmから780mm、高さ370mmから1570mmまでいろいろあり、特に横幅405mmの窓が人気です。

また、横幅の狭い場所に取り付けることが可能な上げ下げ窓も、階段の踊り場などに利用されています。

この上げ下げ窓には、窓の開け閉め方によって3つの種類があります。

どの上げ下げ窓も、引き違い窓と比較した場合、気密性に優れているのが特徴です。

この上げ下げ窓の寸法は、横幅30cmから74cm、高さ77cmから137cmまでの組み合わせが多く使用されています。

この他にも、ハメ殺し窓やスクエア窓、縦すべり出し窓などといった飾り窓がありますが、寸法の規格としてはあまり種類がありません。

もし希望に合った寸法の規格が無かったらオーダーメードで!

一般的に使用されている寸法の窓を選べば、窓ガラスや網戸の修理、交換を簡単に出来ます。

これはとても大きな魅力ですが、部屋に独自の意匠性を持たせ、見た目の印象を良くする目的で、オーダーメードの窓を選ぶという選択肢もあります。

そこでここでは、従来の規格では対応できないような、独創的な窓の使用方法をご紹介します。

たとえば、玄関が狭くて暗く感じるような場合に、玄関から見える部屋の壁に大きな窓を取り付けるという方法があります。

部屋の大きな窓から差し込む光で、玄関も明るくなり、解放感も味わえます。

部屋から見える風景を印象付けるという目的で、従来以上の大きな間口の窓を採用するのも良いでしょう。

これは外の風景が美しい場所にある部屋なら、とても効果的です。

光を上手に取り込む窓としては、天窓もお勧めです。

人工的な光では味わえない、魅力的な空間を演出してくれます。

階段の踊り場に大きなハメ殺しの窓を設置すると、階段の登り降りのひとつのアクセントとなります。

これらだけではなく、アイデア次第で、もっといろいろな窓の活用方法があります。

最近はオーダーメードの窓を扱う店も増えているので、相談してみるのもよいでしょう。

窓とカーテンの寸法にはこんな関係が!

引き違い窓にはカーテンが必需品です。

最近は、オーダーメードのカーテンを作成する人たちが増えていて、引っ越し先でもそのカーテンを使いたいという要望を聞くことが多くなりました。

そこでここでは、引き違い窓とカーテンの寸法について、考えてみましょう。

カーテン専門店ではなく、一般的なホームセンターに置いてある既製品のカーテンの寸法には、あまり多くの種類がありません。

どのホームセンターでも、だいたい4種類のカーテン規格の商品を置いているようです。

寸法としては、横幅2000mmで高さが1350mm、横幅2000mmで高さが1780mm、横幅2000mmで高さが2000mm、横幅200ommで高さが2200mmの4種類となっています。

横幅はすべて2000mmですが、これには理由があります。

標準的な窓の寸法は横幅が1800mm以内なので、カーテンは横幅2000mmでちょうど良いサイズになります。

カーテンの横幅は窓の横幅と同じ寸法ではなく、カーテンレールの寸法に合わせてあります。

窓と同じ寸法だと、光が漏れてしまう可能性があるので、少し大きめになっているわけです。

カーテンの丈の高さは、掃き出し窓か腰高窓かで違ってきます。

腰高窓だと1350mmのカーテンになります。

掃き出し窓用のカーテンは1780mmか、2000mmになります。

2200mmのカーテンは、欄間付きの掃き出し窓用です。

これらのカーテンが合うサイズの、引き違い窓を採用するのも大事なことです。

引き違い窓専用のエアコンの寸法と規格も知っておこう!

部屋の間取り的に、普通のエアコンの設置が難しい場合もあるものです。

そういった場合は、引き違い窓専用のエアコンを設置するのもひとつの解決策になります。

そこでここでは、引き違い窓専用のエアコンの、寸法と規格を見てみましょう。

まず、引き違い窓専用エアコンを選ぶ際の、基本的項目をご紹介します。

エアコンの性能に関しては、対応畳数という形で記載されていることが多いものですが、この数値の見方を覚えておきましょう。

たとえば、冷房8畳~12畳という記載だった場合、8畳から12畳までの広さに対応ではなく、木造なら8畳、鉄筋コンクリートなら12畳に適応しているという意味になるのです。

また、窓専用エアコンは室内機と室外機が同じ本体に一緒になっている設計なので、普通のエアコン以上に騒音が発生します。

近隣からの苦情が出ないよう、静かなタイプのエアコンを選びましょう。

窓用エアコンのサイズについては、窓の高さが関係します。

窓用エアコン自体の高さが750mmくらいの製品が多いので、それより上下の高さが低い窓には設置できない可能性があります。

また、あまり上下の高さがある窓にも設置できません。

目安としては、750mm~1400mmくらいの間隔の窓になります。

もし間取り的に窓用エアコンを設置するのなら、窓の高さには注意が必要ですね。

窓は部屋を彩る大事なアクセント

今回は窓の基本的な寸法とその規格、呼称についてご紹介しました。

光が差し込む窓には、生活を潤してくれる効果があります。

さらに機能性や安全性に優れた窓は、使いやすく、自分を守ってくれているという安心感もプラスされます。

適度な光に包まれた部屋には、いつまでも住んでいたいと思わせられる魅力があるものです。

ご自分の所有する不動産は、そういった魅力ある不動産でありたいですよね。