株式投資を10万円から始めるには?経験者のブログで学ぼう!

  • 2018年7月14日
  • 2019年5月31日
  • 投資,

以前より手軽に始められるようになった株式投資。

興味を持たれている方も多いのではないでしょうか。

株式投資初心者の方であれば、大きな金額はかけずに10万円くらいから始めてみたいものですよね。

しかし、何か情報がないと不安だと思います。

そこで、実際に10万円から株式投資を始められた方のブログが大変参考になりますので、それを参考にして株式投資について一緒に学んでいきましょう。

株式投資の基本

まずは、株式投資の基本についてお話ししていきましょう。

企業が資金調達のために発行している「株」を「売買」することを「株式投資」といいます。

以下の3つのことを期待して、株式投資は行われます。

①値上がり益
②配当金
③株主優待

まず、①の値上がり益についてですが、その名の通り、買った時の株価より高い株価で売って、その差分の利益を期待するものです。

次に、②の配当金についてですが、配当金とは、投資した株式の企業が利益を出した場合、その利益分が株主に分配されるものです。

最後に、③の株主優待ですが、投資した株式の企業が発行する優待券や割引券などがもらえるものです。

これから株式投資を始められる方は、自分が何を目的として投資するかをしっかりと決めて行うようにしましょう。

ただし、企業の業績が悪化したり倒産したりした場合、思ってもみなかった株価になってしまったり、株自体失ってしまう可能性もあります。

株は、元本が保証されているものではないので、その点について理解したうえで株式投資をするようにしましょう。

それでは、実際に株式投資を10万円から始めるにあたって、投資経験者のブログを参考にみていきましょう。

ブログを参考に!株式投資を10万円から始めるには?

株式投資を10万円で始める方は案外多く、その経験談をブログに書き留められている方も見受けられます。

何も情報がないところからのスタートだと不安だと思いますので、それらのブログをぜひ参考にしてみましょう。

まず、株式投資を始めるには証券会社に口座を開設する必要があります。

現在では、大手証券会社のみならずネット証券会社も多数ありますので、ご自分がどこに重きを置くのかよく検討したうえで口座開設する会社を決めましょう。

例えば、大手証券会社であれば、窓口へ行くと直接相談に乗ってもらえるという利点があります。

しかし、大手証券会社は、一般的に手数料が高めというデメリットがあるのです。

反対に、ネット証券会社であれば窓口自体存在しないことが多いので、ご自分だけの判断で投資しなくてはならないという点があります。

ですが、ネット証券会社は、手数料が比較的安価です。

証券会社の比較基準はこれらだけではありません。

もしかしたら、株式だけではなく他の金融商品の投資を今後検討するかもしれませんよね。

その場合、証券会社によって取り扱い商品が異なるので、複数の会社で口座を持ってみるというのも1つの方法です。

10万円で株式投資を始められた方のブログを参考にすると、とりあえず最初にいくつかの証券会社で口座を作り、実際に取引を始めてから自分に合った証券会社に絞っている方もいらっしゃいます。

どこに口座開設するか迷ったら、1つに絞らず、複数の証券会社で口座を作ってみるのもいいでしょう。

10万円でどれぐらいの株が買える?

証券会社に口座も作り、いざ10万円で株を買ってみようとなりますが、いったいどの企業の株をどれだけ買えるのかもわからないですよね。

経験者のブログに書かれている銘柄と同じものを買うのもいいかもしれませんが、どうせなら自分で探してみましょう。

まず、株式には「売買単位」というものがあります。

現在は、ほとんどの銘柄が100株単位で取引されています。

100株単位ということは、つまり、100株の整数倍での取引となるということです。

100株、200株、300株…という感じですね。

株を買付する際は、「株数×株価+手数料」で計算されます。

10万円以内で株を買おうとすると、この「株価」がさらに重要となります。

つまり、1つの銘柄に絞って買付するとなると、「10万円>株数×株価+手数料」という計算にならなければいけません。

例えば、ある銘柄の株価が300円だとします。

ネット証券を参考にすると大体10万円以下の売買手数料は100円前後が多いので、ここでの手数料は100円とします。

そうすると、計算式は「10万円>株数×(株価)300円+(手数料)100円」となりますよね。

これらを考えると、「10万円÷300円=333.333…」となり、買える株数は100株の整数倍の「300株」ということになるのです。

最終的に支払う金額は、300株×300円+100円=90,100円ということになります。

10万円で買える株は限られる!?経験者ブログを見てみよう

前項で、10万円の元手でどれぐらいの株が買えるかの計算方法をお話ししました。

では、実際にどのような銘柄の株が買えるのでしょうか。

実は、誰もが知っているような銘柄の多くは、株価が1,000円越えということも少なくありません。

つまり、さきほどの計算式に当てはめると、あっさり10万円を超えてしまうのです。

例えば、一番最初にお話しした内容で「株主優待」を目的とする場合、航空会社の割引券を期待して投資をしたいとしましょう。

現在の大手航空会社の株価はどこも4,000円を超えています。

そうすると、最低でも40万円以上の資金が必要となるのです。

これでは、その株を買うことはできません。

経験者のブログでもよく書かれていますが、10万円の資金だと買える銘柄が限られてしまうのです。

買いたい株を10万円以内で買うためには他に方法はないのでしょうか。

次項では、その点についてさらに深掘りしていきます。

10万円でも買いたい株が買える!?

10万円という限られた資金だと、買いたい銘柄が買えないことがあります。

しかし、そのようなことに対応して「ミニ株」「単元未満株」というものがあるのです。

10万円を元手に株式投資をされている方のブログでも、ミニ株や単元未満株について書かれています。

ミニ株とは、売買単位の1/10から取引できる株取引のことです。

つまり、売買単位が100株の銘柄の株式を10株から買えるということです。

単元未満株は、ミニ株よりさらに少ない単位で1株から買える取引のことをいいます。

ミニ株や単元未満株は、少ない資金で高い株価の銘柄を買付できるメリットがありますが、デメリットもあります。

それは、市場でリアルタイムに売買ができないことです。

また、取り扱いの銘柄が限られており、売買手数料も割高です。

さらに、ミニ株や単元未満株を取り扱っているのは限られた証券会社だけなので、そこに口座を持っていなければ口座開設しなければいけないということも挙げられます。

デメリットを多く挙げてしまいましたが、ミニ株や単元未満株は安く買いたい株が買えるという大きなメリットがあります。

これから株式投資を始められる方が株に慣れるためにミニ株や単元未満株を買ってみるのもいいかもしれませんよ。

株式投資の心得!経験者ブログを教訓に!

これまで、株式投資を始めるにあたって基本的なことをお話ししてきましたがいかがでしたでしょうか。

最後に、10万円から株式投資を始めた方のブログを教訓として、株式投資をするうえでの心得をお話ししておきましょう。

初めて株式投資をされる場合、どのタイミングで株を売却していいか悩むことも多いでしょう。

そのようなときは、「これぐらいの金額分利益が出たら売却する」などと、自分で決めておくことを1つの方法として参考にしてみてください。

買った株の株価がどんどん上がり、「もっと高くなってから売却しよう」と考えていた矢先に株価が下がってしまうということもよくあります。

この場合、売却のタイミングを失ってしまうと、結局株を買ったときの株価に戻ってしまうということがあるのです。

反対に、買ったときより株価が下がってきている場合も、売却のタイミングが非常に難しいです。

「株価が上がるまでしばらく待とう」という考えについなりがちですが、これが投資資金をほとんど失ってしまう原因ともなり得るのです。

株式投資を始めたばかりの人で損失を出した場合は、早めにその株を売却するということも考えてくださいね。

10万円からでも株式投資はできる!

株式は、大きな資金がないと始められないと思いがちかもしれませんが、10万円からでも取引は十分に可能です。

10万円で買える銘柄は限られますが、ミニ株や単元未満株などの選択肢もあります。

最初から自分で判断して投資するのは難しいでしょうから、経験者ブログもぜひ参考になさってみてくださいね。