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オートロックは安全か?鍵の複製リスクを検証する!

2018.7.2

女性は住む部屋を決める際に、セキュリティに非常に気を遣うと思います。

防犯会社や宅配ボックスなど、多くのセキュリティがありますが、中でも重要視するのはオートロックの有無ではないでしょうか。

しかし、オートロックの安全性とは、一般の鍵と比べてどれほど確かなものなのでしょうか。

今回は、オートロックとその安全性、複製の可能性を検証します。

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オートロックの鍵の種類は色々ある

ひと口「オートロック」といっても、実際にはそのオートロックは全て同じつくりというわけではありません。

最近では複製の対策のためカードキーになっているものから、指紋認証などになっているものまで、様々な種類のオートロックがあります。

共通しているのは、例えばマンションの場合、集合玄関のオートロックを開けたとしても、自宅にも鍵がついているため、それを開ける鍵が別に必要になるということです。

大別すると、「オートロック」の種類は3種類あります。

・玄関の解錠が鍵だけでできるタイプ
・玄関の解錠がテンキーなど、鍵以外のものだけでできるタイプ
・玄関の解錠がテンキーと鍵など、複数の解錠方法が必要なタイプ

開ける方法で、そのオートロックの防犯性能は異なります。

基本的には、つくりが複雑なもの、防犯対策が高設定な物が備えられている物件は、設置費用がかかるために家賃や管理費が割高になる傾向があります。

オートロックの鍵は複製しにくいのか?

オートロックは、セキュリティレベルを上げるひとつの方法です。

では、そのオートロックの鍵は、複製リスクが通常のキーよりも低いのでしょうか。

その答えは「ほとんど変わらない」です。

オートロックも、結局は鍵を使って開けるものであることに変わりはないからです。

極端な話、「ダブルロック」と呼ばれる、部屋のドアの鍵が2つついているものの変化形のようなものです。

鍵を使って開けるものである以上、複製のリスクはゼロではありません。

紛失して拾った人が鍵屋に行けば、その鍵が複雑なつくりでもない限りは、キーの複製のリスクはあるということです。

そのため、テンキーなどでダブルロックを施してあり、鍵だけでは侵入できないオートロックが多いですが、解錠方法が実際の鍵だけのオートロックの場合は注意が必要です。

また、テンキーがついているオートロックも鍵だけでは侵入はできませんが、片方が手に入ればかなり危険度が上がりますので、片方だけだからと安心しないようにしましょう。

鍵の複製に関係なくオートロックは突破可能!

最大の問題は、オートロック物件はオートロックさえ突破できてしまえば、セキュリティは普通の物件と変わらなくなってしまう点です。

オートロックさえ突破すれば、あとは居住者の部屋のドアの鍵を開けるだけで、泥棒には入れてしまいます。

オートロックが突破された時点で、居住者のセキュリティはかなり薄くなります。

むしろ、出入りする人間が限られる分、防犯カメラでもなければ部屋に侵入した目撃者が期待できず、一般家屋よりも危険といえるかもしれません。

そして、オートロックを突破する人とは、泥棒目的の人だけに限りません。

例えば、ほかの住人が自宅に招待した友人や、その物件の部屋に住むために内見に来る人など、住人以外の侵入者がゼロということは考えにくいでしょう。

つまり、どれだけ注意していても、自分以外の誰かがオートロック内に人を招き入れる可能性があり、これは防ぎようがないのです。

これ以外にも、ほかの住人が裏口や駐輪場の扉をしっかり閉めていなかったことから、部外者の進入を招いてしまうという例も紹介されています。

鍵の複製を抜きにしても、オートロックは100%安全なシステムでないことは理解をしておきたいところです。

オートロックの鍵は「マスター」があることもある?

オートロックの部屋の内見をしたことがある方は、物件のエントランスのオートロックを通ったことがあると思います。

これだけでも部外者をオートロック内に入れているわけですから、この物件のセキュリティは一般家屋と変わらないですよね。

では、不動産屋さんは、どうやってオートロックのエントランスを突破したのでしょうか。

実はこのとき、不動産屋さんはこのオートロックの「マスターキー」を使った可能性があります。

不動産屋さんはまず、物件の内見にお客様を案内するときに、管理会社に電話して鍵の所在を確認します。

普通の鍵で入る物件の場合は、その管理会社に取りにいくか、物件近くのキーボックスから暗証番号を聞いて鍵を取り出し、入るといったものです。

オートロックの場合、テンキー入力には鍵がなくても、これを入力すれば開くという「マスターキー」が存在していることがあります。

前の見出しで、「鍵が複製されてもテンキーがあるから大丈夫」という認識をしないようご説明したのはこのようなことがあるからです。

もし、その内見者が不動産屋さんの入力したマスターキーを覚えていたら、今度はその内見者も不動産屋さんも自由にオートロックを出入りできてしまうのです。

もちろん、全ての人がやるわけではありませんが、実際の鍵だけでなくテンキーも決して鉄壁ではないということは頭に入れておきましょう。

オートロックが普通の鍵よりも優れている点とは?

これまでの見出しで、オートロックには実際の鍵にしろ、テンキーなどの鍵でない解錠方法にしろ、どこかに穴があるというお話をしていきました。

また、オートロックは鍵の複製を抜きにしても侵入者を完全にシャットアウトできるものではないことも、お分かりいただけたと思います。

では結局、オートロックであるには何の意味があり、何が通常の鍵よりも優れているのでしょうか。

これは、多角的に捉えた方が価値を見出しやすいでしょう。

残念ながら、オートロックは泥棒をオートロック内に侵入させないということに関しては、万能といえる性能ではありません。

しかし、例えば深夜にインターホンを押されたり、訪問販売やセールス、押売りなどが来たときなど、部屋のすぐ外にいるのとエントランスにいるというのではかなり安心感が変わってくるはずです。

ストーカーなどを警戒する方も、その犯人がマスターキーを手に入れでもしない限りは、自分の部屋の前には来ないと考えられるのも大きなポイントです。

100%ではありませんが、そのような強引なことをしかねない人間を、ドア越しに対応しなくていいという距離的な安心感は、オートロックの特徴といえます。

オートロックを利用する一番のメリットは、このような「距離的」な安心を得るためと考えた方が良いでしょう。

複製できない鍵を作ることが重要

不動産に詳しい人のなかでは、オートロックをつけるよりも、自分の部屋の鍵を複製が困難なものに鍵交換するといった工夫がされています。

しかも、それをふたつ扉につけるなど、鍵自体を見直した方が有効と考えている人も多数いらっしゃいます。

結局のところ、オートロックの鍵も普通の鍵も、泥棒などの部屋の侵入を防ぐためには、複製難易度を上げておくことが部屋の侵入リスクを下げる一番の方法といえそうです。

泥棒がオートロックの中に入ってしまう可能性は、複製を抜きにしても常に考えられることです。

そんなとき、オートロック内に侵入した泥棒からご自身の部屋を守る方法は、部屋の鍵のセキュリティレベルを少しでも上げておくことです。

オートロックが距離的な安心を得るものであるなら、鍵の複製難易度は、物理的な安心を高めるといえるでしょう。

距離的な安心をオートロックで得ても、侵入された人に簡単にピッキングを許す鍵を部屋のドアにつけていれば、セキュリティは不十分であり、これはどちらが欠けていてもいいというものではありません。

最後にご自身の部屋を守るのはオートロックではなく、部屋の鍵だということは頭に入れておきましょう。

オートロックがあっても、部屋の鍵の交換を検討しよう

オートロックで得られるメリットと、部屋の鍵で得られるメリットは、同じに見えて異なっているものです。

オートロックのある物件に住む方も、防犯をオートロックだけに限らず部屋の鍵を見直してみてはいかがでしょうか。

ただし、セキュリティの高い鍵を用意した場合、その鍵を紛失すると部屋に入るのにかなりの時間とお金を要してしまう場合があります。

セキュリティが、逆に自身の首を絞めないよう、鍵の紛失には注意しましょう。

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