ALTERNATIVE INVESTMENT UNIVERSITY

SOCIAL MEDIA

ALTERNATIVE INVESTMENT UNIVERSITY│オルタナティブ投資の大学

アパートの保証人の変更は可能か?それに伴う手続きについて

2018.5.27

現役の不動産会社の社員です。

時折、アパートに入居中のお客様から保証人を変更したい旨の連絡をいただくことがあります。

何故そういったことが起きるのでしょうか?

アパートの保証人を変更する理由は様々ですが、そもそも保証人の変更って可能なのでしょうか?

また、その際の手続きはどうすればいいのでしょうか?

今回は、この点を詳しく解説していきましょう。

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

窓の開け方をより複雑に!防犯対策になる鍵を色々ご紹介

皆さんの家では防犯対策をどうしていますか? 「たいした財産なんてないから大丈夫」と放置していま...

窓をDIYしよう!簡単な窓枠の作り方とそのポイントとは?

賃貸住宅や一戸建てのお宅でも「窓の雰囲気を変えたいな」と思うことはありませんか。 ですが、なか...

アパートでの名義変更!その手続きとパターンを見てみよう!

アパートを含めた賃貸物件は、入居審査が通りさえすれば、誰でも入居できるものです。 しかしその一...

家賃の引き落とし日はいつ?土日には注意!

アパートの家賃を自動引き落としで支払っている方は、引き落とし日までに入金を忘れると滞納になってし...

高層マンションで地震に遭遇したら!揺れはどれくらい?

高層マンションは、誰もが一度は憧れますよね。 マンションを選ぶ際には、高層か低層かで、値段も大きく...

アパートの雨漏りトラブル!家賃を払わないのは正当な主張か

厄介なアパートの雨漏り。 原因を調べて適切な補修をするまでポタポタは止まらず、邪魔な養生は外れ...

アパートに洗濯機を置きたい!サイズを測るポイントとは?

住んでいるアパートに洗濯機を購入したり、新居に引っ越しをするために搬入しようとしている方もいらっ...

アパートの壁薄い物件を避ける!同棲を控えたカップルは必読

街中の仲睦まじいカップルを見ると、幸せオーラのおすそ分けを頂いた気分になります。 同棲生活...

さまざまな悩みに効果的!自宅の窓を二重窓にDIYしてみよう

アパートでもマイホームでも、家の中で生じる悩みはたくさんありますよね。 外からの目が気になった...

一体何故?アパートの光回線が遅い理由とその解決方法

いまや自宅にインターネットは必須です。 PC以外でもスマホやゲーム機をWi-Fiで利用する事が...

賃貸経営に必要!家賃と保証金の設定方法・償却とは?

貸主が賃貸経営を始めるにあたって、最初に悩むのが家賃の設定ですね。 また、保証金の設定もスムーズ...

アパートの水漏れ事故の賠償責任と万が一の対策とは

アパートやマンションに住んでいると、思いもよらない事故に遭遇する場合があります。 隣戸の火災の延焼...

アパートの郵便受けが開かないときの対処方法

アパートやマンションなどの集合住宅は、主に入口やエントランスに郵便受けが設置されています。 し...

アパートの騒音はどこまで?ドライヤーの音も苦情の原因に

アパートを所有していて、「ドライヤーの音がうるさくて眠気が覚めてしまう」なんて苦情が来ると、世知...

賃貸アパートの契約期間とは?2年ごとに更新する理由は?

賃貸アパートに住んでいる方ならご存知かと思いますが、アパートに住むと、「2年」ごとに更新手続きを...

スポンサーリンク

アパートの保証人を変更する理由は?

アパートの保証人を変更する理由は様々です。

一番多いのは、入居者が滞納を起こしてしまいその督促が保証人に行ってしまったが為に、契約者と保証人の信頼関係が崩れ、保証人が「アパートの保証人を辞めたい」となった場合です。

よく保証人本人から「保証人を辞めたいが、どうすればいい?」と連絡を受けます。

このケースでは、契約者と保証人の関係は知人・友人・会社の同僚といった関係がほとんどで、血縁関係者はあまりいません。

また、保証人が知人・友人で契約者と性別が異なる場合、アパートでこっそり同居している可能性があります。

本来、同居人は保証人にはなれませんが、別れてアパートを出て行ったので「保証人を変更したい」というケースもあります。

そのときに連絡をしてくださればまだ良いのですが、結局家賃の滞納を起こして、保証人代行会社が問い詰めて発覚するというケースがほとんどです。

そして、夫婦が離婚したという場合もあります。

この場合の保証人は、どちらかの親御さんがなっているケースがほとんどで、離婚後一方がアパートに残る場合に、保証人が残る方の親御さんでない場合に変更となります。

これは仕方無いですよね。

そもそも保証人の変更は可能なのか?

基本的には、アパートの保証人は変更ができないと思っておいてください。

何故なら、契約者本人と保証人の情報を基に入居審査を行い、それに通過したのでアパートの契約ができたのであって、保証人を変更すると、一からやり直しということになるからです。

一からやり直しならまだいいですが、やり直すが為に費用を請求されることもあります。

今の時代、どこの不動産会社も保証人代行会社と業務提携し、そこに入居審査も委託してます。

そのため、一から入居審査をするということは、再度保証会社との契約料が発生するのです。

また、その審査もきっちりとされるので、入居審査で「保証人を変更してください」という指示があることも珍しくありません。

そうやってせっかくパスした審査を、わざわざもう一度、一から受けなくてはならないのです。

アパートの保証人の変更は手間も費用も掛かるので、可能な限り避けた方が良いでしょう。

アパートから出ていかなければならないことも!

先ほどは、やむを得ず保証人の変更をする際は、入居審査をもう一度受け直す必要があるとお伝えしましたが、保証人の規定について、とても厳しい不動産会社もあります。

保証人の変更はそもそも受け付けず、保証人がいなくなった場合には即解約となってしまうのです。

実際に、契約書にもそういう文言が明記されてます。

不動産会社がいくら説明をしても、契約書の内容を細かく確認する方は実際にはほとんどいませんし、入居時には保証人がいなくなるとは思わないので確認しませんよね。

しかし、保証人について確認しておかないと、アパートから出ていく羽目になる場合があるのです。

居住権を主張し、裁判をすれば契約続行はできるのでしょうが、誰も面倒でそんなことはしません。

ましてやその理由が「同棲の中止」や「離婚」であれば、負い目があるため絶対に外部に漏らさないでしょう。

不動産会社も、家賃の充てのない方をアパートに住まわせる程甘くはありませんし、アパートから出て行ってくれるなら「むしろ助かります。」というスタンスだと思います。

人気のあるアパートなら、当然次に入居する方はすぐに見つかるので、一人や二人追い出しても全然問題ないのです。

保証人の変更に掛かる費用は?

さて、無事に新しい保証人も見つかり、再度、入居審査を受けることになりました。

では、アパートの再契約はいくらぐらい費用が掛かるのでしょうか?

そして費用が掛からない方法はあるのでしょうか?

最悪の場合ですが、仲介手数料と保証会社契約料くらいは必要かもしれません。

仲介手数料は「家賃+駐車場(税抜)」×消費税です。

保証会社契約料は、保証会社や不動産会社によって異なりますが、大体月額の総賃料の50%から100%が多いようです。

合計すると、多めに見て、月額賃料の2ヵ月分位は掛かると思っておいた方が良いということです。

最初に契約して継続して住んでいるのに、途中で2ヵ月分の出費が発生するのは、もったいないです。

可能な限り、保証人の変更で無駄な出費を発生させることは、避けたいですね。

アパートの保証人の変更手続きはどうするの?

アパートの保証人の変更手続きは簡単です。

以前に経験した契約手続きを、もう一度行えばいいのです。

契約者自身の情報は変わってなくても、保証人の情報に変更があれば再審査となります。

そしてそこで審査に落ちれば、「退去」、もしくは「保証人を替える」という結果になり、審査にパスしても、再度契約書を作成し、保証会社と再契約を結ぶという結果になります。

つまり、「退去する」か「お金を払う」ということですね。

現実は冷たいのです。

心しておきましょう。

契約書の再作成自体にも費用が掛かるケースがありますので、その点は確認してみてください。

このように、アパートの賃貸借契約は慈善事業ではありません。

「アパート経営」というだけあって、商売です。

商売は利益を出さないといけないので、不動産会社や大家さんは、「家賃を払って下さる方に住んでいただき、それ以外の方には住んでもらわなくていい」というスタンスです。

不動産会社やこのご時世の大家に、情けは効きません。

国の施策として「生活保護」という言葉がありますが、民間の賃貸業を行ってる大家と不動産会社には「生活保護」という概念はありません。

とにかく、「優良な入居者求む!」そして「滞納は悪!」という意識で経営を行ってるのを忘れずにいてください。

アパートを変えた方が費用が安くなることも!

では、保証人がいなくなって、それを不動産会社に知られてしまった場合、どうすればいいのか考えてみましょう。

今の時代、初期費用がとても安い物件がたくさんあります。

そして、ここからが重要です。

大手の管理会社の場合は、「保証人不要」という物件もたくさんあるのです。

もちろん契約者自身がしっかりと仕事をし、しっかりと収入を確保し、身元がしっかりとしていなければなりません。

そうして審査にパスすれば引越し費用は掛かるものの、仲介手数料0円、敷金0円、家賃1ヵ月分0円(フリーレント)等様々なサービスがあるので、逆に安くなる場合があります。

今時、各不動産会社はいろんなサービスを準備し、管理物件に入居してもらおうと必死です。

様々なアプローチから、アパート探しを行ってみましょう。

意外に、保証人を変更するより費用が掛からず、「逆にいいところに引っ越しできた」という事例があちこちにあるかもしれません。

保証人の変更手続きは複雑!引っ越しも検討しよう!

今回は、アパートの保証人の変更についてお伝えしました。

アパートの保証人の変更は、基本的には難しいと考えた方が良さそうですね。

仮に変更できたとしても、再審査が必要だったりと手続きが煩雑です。

思い切って、新しいアパートを探した方が費用が抑えられることもあるので、保証人の変更が必要になった場合は、そちらも検討してみて下さい。

 - アパート, 住宅