多くの物件の中から、自分にとってより良いマンションを選ぶことが大切ですよね。
その条件の一つとして、収納も挙げられるでしょう。
多くのマンションには収納が備わっていることがありますが、どのように収納したら良いのか悩むという声も聞かれます。
そこで今回は、ブログを参考にした収納術などをご紹介していきます。
マンションは収納などが不便?ブログで見られる入居者の声
マンションは、賃貸であれ持ち家であれ、戸建ての新築などと違い自分で間取りを決めて建てることはほぼ無いと言えます。
多くは予めでき上がったものを見学して吟味し、自分の様々な条件と合うようであれば契約という形になるでしょう。
しかし、いざ入居してみると、見学の際には気付かなかった点に不便さを感じることもあるものです。
そのような声は、ブログなどでもたびたび見受けられます。
では、マンションの入居者が不便を感じる点とはどのようなことが挙げられるのでしょうか。
まず挙げられるのが、特に最上階以外の入居者が感じやすい上の階からの騒音です。
その中でも足音はよく「気になる音」として挙げられます。
普段何気ない行動によるものが、他のマンション住民にとっては騒音と捉えかねないため、自分が発する音にも注意が必要です。
また、窓の大きさや位置にも不便を感じるという声もあります。
部屋の広さに対して小さい窓などは、思ったほどの採光を望めないこともあります。
それだけでなく、マンションのすぐ近くに高い建物が建つ場合などは、窓があっても部屋が暗かったり、風通しが良くなかったりします。
そして、忘れてはならないのがマンションの収納スペースです。
マンションでは、収納スペースが狭かったり、位置が悪く収納しづらいという声もあります。
そのような場合には、ブログなどで収納テクニックなどを参考にするのもおすすめです。
マンションの収納では趣味のアイテムに困りがち
前項では、マンションに入居している方が不便に感じることとして、収納スペースに対するものもあるということが分かりました。
マンションに入居している約半数の方が、収納スペースに不便を感じているというデータもあるようです。
マンション住まいに関するブログなどを覗いてみても、収納スペースが不便であると記されていることもありますよね。
述べた通り、多くのマンションは自分で間取りを決めることができないため、このような声が入居後に聞かれることは致し方ないと言えます。
また、収納スペースに収納するアイテムは、マンションに入居する方によっても違いがあります。
衣類や寝具などは収納するアイテムとして一般的と言えますが、趣味などに関するアイテムの収納には困る場合が少なくありません。
例えば、ウィンタースポーツを趣味とする方であれば、スキー板やボードなどを収納するでしょう。
サーフィンが趣味の方などは、サーフィンボードも収納したいところです。
それだけでなく、読書家の方であれば小説から辞典など、多くの書物を所有していることでしょう。
しかし、これらはそれぞれ人によってサイズや量が様々なため、予め決まっている収納では対応できないことが多いです。
マンションの収納率と実際に求めるものは違う?
一般的に、どの程度の収納スペースがマンションには必要とされているのでしょうか。
それには、マンションの収納率に注目することがポイントです。
収納率とは、住宅全体の面積に対する収納面積の割合のことを指します。
収納率に含まれる収納スペースは、およそ高さが床から天井に近いところまである場所が対象となります。
例としては、押入れなどが挙げられるでしょう。
そのため、人が立った状態の腰の位置ほどの高さのスペースは、収納率に含まれません。
例えば、インターネットなどで「収納」と検索すると、下駄箱収納などに関するブログにたどり着くこともありますよね。
こういった下駄箱のように、一般的には収納スペースと位置づけられるものであっても、収納率には含まれないということです。
また、収納率は、マンションや戸建てなど、住まいの種類によっても違いがあります。
マンションの収納率は、8%が望ましいとされています。
戸建ての12~15%に比べると、低い数値であることが分かりますね。
私達が見かけるマンションの多くは、この8%という収納率の数値を満たしています。
しかし、住人の人数はもちろん、先述したような趣味に関するアイテムを多く所有する方などは、この数値で満足した収納を必ず得られるとは言い切れません。
結果として、マンションの収納スペースに不便を感じるということに繋がるのです。
マンション収納を妨げる原因!ブログで収納方法の見直しを
自分の所有するアイテムの種類や数などと、マンションの収納スペースが合わない場合があることは述べた通りです。
しかし、それ以外にもマンションの収納スペースに不便を感じる原因があります。
以下で主な原因を見ていきましょう。
・不要なものを多く所有している
思い出の品など、捨てることに躊躇するアイテムなどを収納スペースに保管しているという方もいるでしょう。
思い出を大切にすることは良いことですが、何年もしまいっぱなしになっているものはないでしょうか。
また、例えばマンションの収納スペースが縦長の場合、奥行きがあるため保管しているものが目に付きにくく、存在すら忘れ去られたものがあるかもしれません。
それだけでなく、不要な仕事の資料なども意外に大きなスペースを取ります。
所有しているものを収納しようとする前に、まずは不用品の処分を検討することから始めましょう。
・収納方法に問題がある
収納するアイテムは形状なども様々なため、収納方法によっては効率が悪く収納されていることもあります。
デッドスペースができている場合もあり、スペースが無駄になっている可能性もあります。
マンション収納に関するブログなどを参考に、自分の収納方法を見直すこともおすすめです。
ブログからから分かるマンション収納のポイント
マンションでの収納を考える際、述べた通り参考になるのがブログです。
自分のマンションの間取りと類似していたり、居住人数が同じ、また趣味が同じなど、自分に近い環境で生活している方のブログを参考にするのもおすすめです。
ここからは、ブログを参考に、部屋をすっきり見せる収納について見ていきましょう。
まず、収納スペースの中でもデッドスペースとなりやすいのが目線より上のスペースです。
そのようなスペースには、取っ手のあるケースなどを使用するのがおすすめです。
奥行きのある収納スペースであれば、それに合わせて長さのあるものを選ぶと良いでしょう。
100均などでケースを揃えれば、コストをかけずに収納することができます。
また、一目で分かるようにラベリングなどをしておくと便利です。
それ以外にも、押入れなど容量も奥行きもある収納スペースには、ワイヤーラックの使用をおすすめしているブログもあります。
衣類をワイヤーラックにかけて収納すれば、部屋がすっきりとした印象になるでしょう。
ブログでも人気!突っ張り棒を使用したマンションでの収納術
マンションの収納方法を見直したとしても、収納がまだ足りないということもあるでしょう。
そのような場合には、突っ張り棒を使用した収納スペースを自分で作るという手もあります。
あるブログでは、キッチンの食器棚と壁の間に突っ張り棒を設置し、その上に棚を設置しています。
これはキッチンクロスなど、比較的軽いものの収納におすすめです。
子供用の軽いお弁当箱などを、おしゃれなかごに入れて収納するのも良いでしょう。
また、窓を収納スペースとして利用するのもおすすめです。
突っ張り棒2本を、奥と手前に平行になるように窓に取り付けて板を乗せれば、便利な棚の完成です。
写真やカード、アクセサリーなどの小さなものの収納に役立つでしょう。
突っ張り棒は細いため、他にも意外なスペースに設置することで収納スペースを作ることができる場合があります。
部屋の中で使えそうな場所を探してみるのも良いでしょう
マンション収納ブログは一般人からプロの技まで参考にできる
マンション見学時には、収納スペースがどのような広さか、また形状にも注意して確認することが大切です。
しかし、生活していく上で、物が増えるなどして、収納に不便を感じることもあるでしょう。
そのような場合には、不用品を整理したり、ご紹介したような収納術をブログを参考に実践してみるのもおすすめです。
マンションに収納ブログの運営者のなかには、一般の人はもちろん、収納コーディネーターといったプロの方もいます。
様々なライフスタイルを持つ方のブログを参考にすることで、自分の生活もより豊かになるでしょう。
おすすめの収納グッズなども紹介されていることがあるので、ぜひ参考にしてみてください。