マイホームを建てたけれど後悔だらけ!ブログに見る失敗例

マイホームを建てるときは、誰もが後悔したくないと思うことでしょう。

しかし、マイホームは1回目では、満足したものは建てられないと言われるように、きちんとした計画を立て、慎重に検討を重ねても、どこかに後悔することが多いです。

マイホームに関するブログを見てみると、後悔した記事が数えきれないほどたくさんあります。

それらブログの記事を参考に、後悔しないマイホームを建てましょう。

ブログ記事が語る「マイホームで後悔して欲しくない」

マイホームに関するブログを見てみると、自分のようにマイホームで後悔して欲しくないというブロガーたちの叫びが聞こえてきます。

自分たちの経験を活かして、後悔のない夢のマイホームをという思いや、もしまた家を建てるならという思いを忘れないために、ブログに書き残しておきたいと思うようです。

こうしたブログ記事に共通しているのは、初めてのことで分からないことだらけだったということです。

一度でも経験していれば、どのような流れでマイホームが建てられていくのか分かりますが、人生のなかでそう何度もマイホームを建てられる方はあまりいないでしょう。

経験のないことなので、言われるまま、流されるままに進めてしまって、後悔をしている方が多いのです。

マイホームを建てるのに最も大切なことは、勉強するということだと言います。

工務店選び、住宅ローン、間取り、設備など、勉強していれば後悔することはなかったと思うことがたくさんあるようです。

それでは、マイホームで後悔した理由を見ていきましょう。

ブログに見るマイホームの後悔「どこに依頼するか」

マイホームを建てるときに、皆さんはどこに依頼するでしょうか。

大手のホームメーカー、地元の工務店、知り合いの大工さんなど、選択肢はいろいろありますが、どこに依頼するかで、マイホームの金額は大きく変わってきます。

また、金額だけでなく、職人の技術力も大切で、住んでみたら欠陥があったなどは避けたいですよね。

マイホームは高い買い物なので、相見積もりを取ることは基本です。

しかし、あまり多く見積もりを出してもらうと、迷ってしまうので2~4社までにした方が良いでしょう。

そして、マイホームを建てるときの流れを知っておくことも大切です。

後悔しないマイホームを手に入れるためには、担当者に自分たちの希望を伝え、どのような間取り、予算、工期になるのか、詳しく説明してもらうことが大切です。

こちらの質問や要望に的確な答えを出してもらえなければ、信頼関係を築くことはできません。

ブログのなかでも、担当者と細かい話をしていくうちに、その会社の考え、担当者の力量、依頼主に対する姿勢などがわかってくるので、そこを見極めていくことをすすめています。

マイホームブログで多い「住宅ローンで後悔」

マイホームについて書かれたブログで、意外と多いのが住宅ローンに関する後悔です。

あるブログでは、購入資金を500万円貯めていた一方で、引っ越し費用や予備費などを計算に入れていなかったため、頭金がほとんど出せなくなってしまったという話もあります。

こちらは結局、頭金なしのフルローンを組むことになり、月々の支払いが当初の予定よりも多くなってしまいました。

それでも、支払いが滞っていないので良いですが、なかには環境が変わって支払いが難しくなってしまったケースもあります。

「少し無理をして住宅ローンを組んだら、子どもが増えて返済に苦労している」「夫の勤務先の業績が悪化して給料が減額された」など、環境の変化が大きく影響しているようです。

住宅ローンが払えなくなると、せっかく手に入れたマイホームを手放さなくてはなりません。

「夫婦ふたりで働いているから大丈夫」と、無理なローンを組むことはやめましょう。

子どもが生まれる、親の介護などの都合で共働きができなくなるなど、先のことを見越して無理のないローンを組むことをおすすめします。

また、周りの状況をよく勉強して、借り換えや繰り上げ返済など、住宅ローンの見直しをすることも大切です。

ブログで見るマイホームの後悔で多い「収納について」

マイホームに関するブログで、間取りに対する後悔は枚挙に暇がありません。

なかでも多いのが収納です。

物が思ったよりも入らない、入れにくく出しにくいなど、思うようにならないようです。

後悔した例をいくつか挙げてみましょう。

・クローゼットのサイズを間違えて洋服が全部入らなかった

・階段下の収納が暗いので、窓か照明を付ければ良かった

・天井までの収納にしたら、使いにくくなってしまった

・キッチン収納の奥行きがありすぎて使いにくい

・ロフト収納ははしごで上がらなくてはならないので、結局使っていない

・納戸に家具を入れようとしたらサイズが合わなかった

収納は使ってみないと分からないことも多いので、後悔も多いようです。

後悔しないためのポイントは次の通りです。

・収納スペースは坪ではなく、幅と奥行きで考える

・主に何を収納するのかを考えてから、収納スペースの位置を決める

・動線はスムーズか、扉は邪魔にならないかシミュレーションしてみる

・収納スペースに照明や窓、コンセントは必要か

また、収納スペースを作るときは、壁面積で考えるのもポイントです。

奥行きはなくても、壁全体を収納と考えれば、小スペースを無駄なく使えます。

後悔しないマイホームを建てるために!流れを知ろう

後悔しないマイホームに大切なのは、どの業者に依頼するかやローンの組み方ということがお分かりいただけたと思います。

では、具体的にマイホームを建てるための流れを見ていきましょう。

1.予算を決める

住宅ローンの借り入れは、収入によって変わってきます。

自分がどれくらいのローンが組めるのか知ることで、どのくらいの予算のマイホームを建てることができるのかがわかります。

前述したように、ここの見極めを間違えてしまうと、ローンの支払いに苦しむことになります。

2.土地の決定(すでに土地のある方は省略)

3.マイホームを依頼する業者を探す

4.マイホームのプランと見積もりを2~4社に絞って出してもらう

5.依頼業者を決める

6.間取りなどの詳しい打ち合わせ

7.工事の内容確認と最終見積もり

8.本契約

9.住宅ローンの申し込み

10.建築確認申請

そして、いよいよマイホームの工事に入ることになります。

ブログの記事で後悔した方が多いのは、本契約の前におかしいと思ってもはっきり言えなかったり、ここまでやってもらったのだからと遠慮してしまうケースです。

後悔しないために、きちんと納得してから本契約を結んでください。

マイホームで後悔しないために!家族は変化することを知っておく

住宅ローンの項目でもお話ししましたが、家族は変化することを頭に入れておきましょう。

マイホームを建てると、その先長く住み続けることになります。

子どもは大きくなりますし、家族が増えるかもしれません。

そのため、今現在の住まいとしては良くても、だんだんと住みにくくなってしまうかもしれません。

ブログを見てみると、そのことを考慮せずに後悔している方々もいます。

自分たちが年を重ねていくことを想像できずに、今の自分たちに合わせたマイホームを建ててしまった場合です。

今は何でもない段差が危なく感じたり、ロフト収納の出し入れが辛くなるかもしれません。

将来のことを考えて、はじめからバリアフリー仕様になっている住宅も増えてきました。

また、子どもたちが巣立ったあとのことを考え、リフォームを想定した間取りにするのも良いでしょう。

マイホームは高い買い物であると同時に、長く住む場所でもあります。

「そんな先のことまで考えていられない」などと言わずに、自分の将来をシミュレーションしてみてください。

後悔しないマイホームを建てるためにブログをチェック!

ブログを見てみると、後悔しないマイホームを建てることは、とても難しいことのようです。

しかし、マイホームで後悔した先輩たちが、ブログ記事として自分たちの失敗談をたくさん残してくれています。

それらは、マイホームを建てる方にとっては、大変貴重な資料となるでしょう。

いろいろなブログを参考にして、後悔の少ないマイホームを建ててください。