憧れの新築!窓の格子を木材にしてお洒落に防犯対策しよう!

窓に格子を設置すると防犯対策になります。

しかし格子の素材によっては、家の表情がまったく違って見えるのです。

例えばアルミ製の格子だと無機質で機械的な雰囲気に見え、木材の格子だと和モダンな雰囲気に演出してくれます。

ここでは窓に設置する格子の種類や特徴を、掘り下げて調べていきましょう。

窓に面格子を付けて防犯対策を!

窓に均等に柵が並んだ格子のことを「面格子」といい、これは日本の住宅でよく見かけるタイプの格子になります。

面格子の種類は非常に多く、機能だけでなくデザインを重視したものも多くあります。

窓に格子を設置するのは、「防犯対策」からという理由が1番大きいでしょう。

シャッターや雨戸のない窓や、トイレや台所の小窓は、空き巣に狙われやすい窓だと言われています。

小さな窓だからと油断をせずに、被害にあってしまう前に防犯対策を行うことが重要です。

それらの窓に格子を設置すると、防犯効果がグンとアップします。

空き巣に「入りにくい家」「侵入まで時間がかかる」そう思わせることができ、最初の防犯対策へと繋がります。

しかし、面格子には頑丈なものからすぐ壊せてしまうもの、素材がステンレスや木材など、その種類はさまざまです。

一般的なアルミ製の面格子は値段がリーズナブルですが、防犯性能が高いとは言えません。

実際にアルミ製の面格子をバールで壊されて、家に侵入されてしまったケースもあるのです。

格子を設置する場合は、よく商品を検討して頑丈なものを選ぶことが重要と言えるでしょう。

窓に格子をつけると目隠し効果もある?

格子は防犯対策だけでなく、外から室内を見えづらくする目隠しの効果も期待できます。

設置するタイミングは新築の際が一般的ですが、リフォームと同時に行ったり、現状の窓に取り付けることも可能です。

目隠しを重視するならば、縦状でなく「網状」のタイプがおすすめです。

防犯対策だけでしたら、よく見かける縦状の格子でも効果は期待できます。

しかし、それにプラスして目隠しもしたい場合は、縦状よりも網状のほうが外からの視線を遮ることができるので効果的といえるのです。

また、網状の木材の格子であれば、デザイン性もあるので防犯対策しながら、お洒落な雰囲気を出すこともできるでしょう。

しかし、この網状タイプは外からの視線を遮ることができると同時に、日光や風通りが悪くなってしまうというデメリットもあるのです。

視線が部屋に届かないのと同じで、光や風も届きにくくなってしまうのです。

1度設置したら簡単には取り外せないので、よく考えて設置するようにしましょう。

お洒落な木材の格子!「彩木窓格子」

ここからは木材のお洒落な格子をご紹介していきます。

「彩木窓格子」は和風なお宅や和モダンのお宅によく合う、柵状の木材の格子です。

窓をお洒落に彩り、目隠しはもちろん防犯対策にもなります。

小窓だけでなく、大きな窓にも対応しており、さまざまなサイズの窓に対応しています。

熱をためにくく、木材ですがささくれる心配もありません。

カラーはブラウンとブラックからお好みのものをお選びいただけます。

他にも彩木窓格子の木材の特徴として、

・ウレタン樹脂とアルミ素材の人口木材である

・本物の木材と比較して耐久性が高い

・軽量なのにコンクリート並みの寸法安全性がある

などがあげられます。

ハイブリットな彩木窓格子は装飾のスクリーンとして、住宅の窓に設置します。

新築する際はもちろん、持ち出して後付けすることも可能です。

お洒落な格子は目隠しだけでなく、高級感が漂う木材の質感が住宅のアクセントとなります。

室内の窓にも木材の格子!和室をお洒落に飾ろう

格子は窓の外だけでなく、室内の窓にも取り付けることができます。

格子はもともと日本の伝統的な建築要素です。

そのため、和室との相性がとても良いのです。

和室は主に住宅の1階に配置されることが多いので、防犯性と審美性を兼ね備えた格子は、和室に設置するのにおすすめだと言えます。

和室に設置する木材の格子ですが、ブロック調のデザインのタイプがモダンでおすすめです。

ブロックの大きさで印象が大きく変わりますが、大きなブロックであれば、自然光をたくさん取り入れられる明るくて清潔な印象の和室になります。

逆にブロックの大きさが小さいと、上記ほど明るい部屋にはなりません。

しかし、格子が木材のため閉鎖的な雰囲気はまったくなく、適度に閉じられた印象で落ち着きのある雰囲気の和室を作り上げることができます。

自分に合った、好みのタイプの格子を見つけて和室をお洒落に飾りましょう。

ステンレスや木材!さまざまな格子のデザイン①

住宅の面格子でよく見かけるデザインは縦格子やラチス格子が多いですよね。

しかし格子には、もっとたくさんの種類が販売されているのです。

ここでは人気の格子メーカー「YKKAP」の格子をいくつかご紹介していきます。

●ステンレス面格子

防犯性(強度)に特化したモデルです。

通常、面格子はアルミ製のものが一般的ですが、こちらはステンレス製なので頑丈に造られています。

強度が高く壊されにくいので、空き巣などにバールで壊されてしまう可能性も低いでしょう。

固定するのに専用のビットを使うため、業者に依頼する必要があります。

●高強度面格子FLA

面格子の構造上、取り付け金具のビスは必要不可欠です。

しかし、そのビスの部分が壊され格子を外されてしまうことが多いのです。

こちらの高強度面格子FLAは特殊なビスにこだわっており、「ワンウェイネジ」というビスと「ブラケットカバー」を壁付け部分に採用しています。

●木材・シンプルモダンスクリーン2

木材を使用したモダンなデザインのお洒落な細面格子です。

格子を斜め前から見ると、室内が見えなくなる目隠し効果が期待できます。

道から格子を付けた窓までの距離があればあるほど、目隠し効果は高くなります。

●ガラス素材・スリム面格子

どんな住宅にもマッチするシンプルなデザインのガラス格子です。

「ガラスキャストタイプ」を選ぶことで、よりスタイリッシュな見た目となり、光が入り込むとその表情が変化します。

そのため、光がよく入る住宅の南側に設置することをおすすめします。

機能に優れた!さまざまな格子のデザイン②

続いても、YKKAPの格子をご紹介していきます。

●取り付け自由なラチス面格子2LA

ラチス格子は縦格子と並んで人気の高い面格子です。

このタイプはさまざまな住宅に合わせやすいという特徴があります。

ラチス格子は枠のどの場所でもブラケットの取り付けができますので、窓の横に取り付け場所がない場合でも、窓の上に取り付けができます。

●低価格のたて面格子LA

とにかく値段が安く、リーズナブルなアルミ製の縦型の面格子です。

とりあえず、低コストで防犯対策をしたい人におすすめの格子になります。

●可動式・多機能ルーバー

プライバシーとライフスタイルを考えた、可動式ルーバーになります。

ルーバーを稼動させると「日よけ」「目隠し」「風通し」「採光」の4つの機能を使用することができます。

朝は「採光」、日中出かける際は「目隠し」、掃除の時は「風通し」、夕方は西日を「日よけ」を意識して使うと、日常生活がより快適になるでしょう。

●特殊な取り付けの面格子

通常、窓に面格子を設置する際、壁にビスを打ち込まなくてはいけません。

しかし、住宅の築年数が浅いと決断できないこともあるでしょう。

そのような場合には、「枠付けブラケット」という面格子の取り付け金具を使用しましょう。

この金具を使用すると、窓サッシの部分を利用してアルミ製や木材の面格子を取り付けることが可能となります。

防犯対策で窓に格子をつけよう!

窓に格子を付けると防犯対策になり、空き巣被害を大方避けることができます。

防犯を重視するならステンレス製の頑丈なタイプが良いでしょう。

防犯だけでなく、家をお洒落に演出したいのならば木材の格子がおすすめです。

格子は防犯だけでなく、目隠しなどのプライバシー保護をするというメリットもあります。

ぜひ自分に合った格子を見つけ、窓に取り付けて快適な生活を送ってください。