窓の断熱対策!リクシルのインプラスで二重窓にDIYしよう!

今お住いのお宅の窓は二重窓になっていますか?

二重窓とは窓ガラスを二列に配列した窓のことを指します。

これは断熱性が高く、防犯対策にも長けているという特徴があるのです。

また、現在の窓を二重窓にDIYしたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。

今回はリクシルの「インプラス」という二重窓を使い、DIYする方法をご紹介していきます。

二重窓のメリットとは?

そもそも、二重窓にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

たとえばDIYで二重窓を作った際のメリットをご紹介していきます。

●結露を防ぐ

内側に熱伝導率の低いガラスを設置すると、結露が発生しづらくなります。

結露はその湿気により、カビが生える原因となります。

二重窓の設置はカビの発生を予防することに繋がります。

●防犯対策になる

二重窓から外部の人間が部屋に侵入するためには、二枚のガラスを破らなければなりません。

侵入に時間がかかると、見つかってしまうリスクが高まりますよね。

そのため、空き巣被害などを未然に防ぐことができます。

●断熱効果がある

二重窓は、窓サッシと窓サッシの間の空間に空気の層ができます。

それにより、断熱効果が高まり、外気の影響を受けづらくなるのです。

冷暖房効果がアップすると、年間の冷暖房費が20,000円ほど安くなるという嬉しいメリットが期待できます。

●防音効果がある

二重窓にすることで、家の外での音が部屋に届きにくくなります。

音は空気を通して伝わるという特徴がありますので、二重窓の空気の層が外からの音をシャットアウトしてくれるのです。

住宅街で、家の外に人が多く見られる地域には、防音効果が役立つでしょう。

リクシルの二重窓「インプラス」とは?

ここからは二重窓にDIYする方法をお話ししていきます。

そのためにまずご紹介したいのが、リクシルの「インプラス」という二重窓です。

インプラスは比較的価格が安く、一人で簡単にDIYすることが可能なのです。

まず、自分に合った種類のインプラスのサッシを選ぶことから始めましょう。

【二種類から選択しよう】

・インプラス

スタイリッシュで都会的なインテリアによく合うタイプです。

お洒落で洗練された部屋に違和感なく溶け込むでしょう。

・インプラスウッド

温かみのある木の粉をフレーム枠に採用しました。

強化木材OODが木の手触りを再現しています。

【カラーを選ぼう】

上記で種類を選んだら、次にカラーを選択しましょう。

■インプラス

・ライトショコラーデ
・キャメルウッド
・ニュートラルウッド
・ライトウッド
・ホワイト
・ライトグレー

■インプラスウッド

・クリエダーク
・クリエモカ
・クリエベール

以上の中から部屋のインテリアに合うカラーを選びましょう。

光沢のないマットな仕上がりのため、高級感がありますよ。

【窓のタイプを選ぼう】

インプラスは四種類の窓に対応しています。

・引き違い窓(二枚タイプ・四枚タイプ)
・開き窓
・テラスドア
・FIX窓

お使いの窓が上記のタイプの窓か事前に確認しておきましょう。

リクシルの二重窓「インプラス」のガラスの種類

続いても、二重窓のインプラスにDIYする方向でお話ししていきます。

ここではインプラスのガラスについてご説明しましょう。

窓とは「サッシ」と「ガラス」が組み合わさったものを指します。

インプラスでは、お住まいの場所・環境に合わせてガラスの種類も選べるようになっています。

以下で取り扱いガラスの種類をご紹介します。

●Low-E複層ガラス グリーン(高遮熱型)

遮光・断熱・防露効果があります。

特殊金属膜効果により夏の日差しを大幅にカットし、冬は部屋を暖かく保つことができます。

●Low-E複層ガラス クリア

断熱・防露効果があります。

主に寒冷地に向いており、特殊金属膜と中空層の空気により部屋を暖かく保つことができます。

●一般複層ガラス

防露効果があります。

中空層の空気がガラスの冷えを緩和し、結露の発生を防ぎます。

●単板ガラス

一枚板のガラスになります。

二重窓にすることで、窓の断熱効果を高めることができます。

インプラスで二重窓にDIYしよう!①「道具の準備と計測」

インプラスのサッシとガラスを選んだら、実際にDIYしていきましょう。

まずは取り付けに必要な道具を準備しておきます。

その後、窓を計測していきましょう。

【必要な道具】

・メジャー
・電動ドライバー(14.4V以上のもの)

【窓の計測をする】

インプラスは注文製なので、最初に現在の窓の大きさをメジャーで計測する必要があります。

正しく測らないと、いざ品物が届いたとしても、窓枠にはまらないという事態になりかねません。

まずは窓の横幅から計測しましょう。

上・中・下のラインで三か所計測するとより正確な数字が分かります。

次に縦幅を計測します。

横幅と同じように三か所で計測しておきましょう。

最後は窓枠の奥行きを計測します。

ここで注意点ですが、窓の奥行きが70㎜以下の場合は「ふかし枠」という追加部材が必要になります。

それらの窓はふかし枠がないと二重窓が取り付けできません。

これは二重窓の土台となる部分ですから、忘れずに購入しましょう。

三か所ずつ全ての計測をしたら、二重窓のインプラスをインターネットで注文しておきましょう。

インプラスで二重窓にDIYしよう!②「窓枠の取り付け」

インプラスが到着したら、さっそくDIYで取り付けていきましょう。

【二重窓・インプラスの窓枠の取り付け方】

①左右の窓枠を取り付ける

まず、現在の窓枠に沿うようにして、二重窓の窓枠を取り付けていきます。

似ているようですが、左右それぞれ部材が異なるため、取り違えないように注意が必要です。

そして電動ドライバーを使い、ビス打ちをしていきましょう。

②上下の窓枠を取り付ける

続いて、上下の窓枠を取り付けていきます。

まずは上側からです。

左右の窓枠にしっかりと差し込んだことを確認してから、真ん中のあたりを押し上げます。

窓枠をよくしならせながら差し込むことがポイントです。

続いて下側ですが、上側と同じように取り付けていきましょう。

上下とも取り付けたら、電動ドライバーでビス打ちをしてしっかりと固定させましょう。

これで窓枠の取り付けは完了です。

インプラスで二重窓にDIYしよう!③「窓サッシの取り付け」

続いて、二重窓をDIYする最後の工程になります。

【窓サッシを取り付ける】

先ほど組み立てた窓枠に、窓サッシをはめ込んでいきます。

窓サッシを両手に持ち、窓枠上部のレールの上に押し込みます。

その後、下枠も下部のレールの上に置きましょう。

この作業を二回繰り返し、窓サッシを二枚とも取り付けて下さい。

このように、簡単に二重窓の取り付けが完了しました。

DIY初心者の方であっても、一時間ほどあれば取り付けられるでしょう。

もちろん女性の方でも問題ありません。

それでも自信のない方は、業者に依頼するのも方法の一つです。

DIYよりももちろん費用はかかりますが、インプラスを取り扱っている業者は多くあります。

そのため、今回ご紹介した二重窓と同じタイプのものを取り付けることが可能ですよ。

二重窓は手軽にDIYできる!

リクシルのインプラスは高性能の二重窓です。

それに加え、価格は比較的安く、DIYで一人で取り付けることが可能です。

現在の部屋の窓がシンプルなデザインであれば、今回ご紹介した取り付けの手順を踏まえれば、簡単に二重窓に変えることができますよ。

断熱効果の高い二重窓に変えて、冷暖房の効率を上げましょう。