ジェルシールといえば、その扱いの手軽さから、多くの住宅の窓に貼り付けられているのをよく目にしますよね。
また、インテリア性の高さに加え低価格なため、数種類のジェルシールを所持している方も多いでしょう。
このように昨今人気のジェルシールですが、きれいに剥がすための剥がし方にはいくつかのポイントがあるのをご存知でしょうか。
また、その際の注意点などにも注目していきましょう。
剥がし方も簡単!窓を彩るジェルシール
貼り付けるだけで、手軽に窓を彩ることができるのがジェルシールの魅力ですよね。
そのジェルシールにも様々な種類があり、選ぶ楽しさも人気の秘密です。
また、季節に合わせて選ぶことができる点もジェルシールの魅力でしょう。
例えば、夏場では花火やスイカ、太陽などのデザインが人気ではないでしょうか。
また、冬場などはイベントもより多く、ハロウィンではかぼちゃ、クリスマスにはサンタやプレゼントなど、選ぶデザインにより部屋に季節ごとの彩りを与えてくれるでしょう。
このように、窓に貼り付けることで部屋の印象をがらりと変えてくれるジェルシールですが、一方でその季節が終わったら剥がすものでもあります。
季節の過ぎたデザインのジェルシールを貼り続けておくことは、部屋の季節感を損なうことに繋がってしまいます。
そのため、ジェルシールは手軽に窓に貼り付けることができるのと同時に、こまめに貼ったり剥がしたりを行なうことが多いのも特徴です。
つまり、簡単で手軽な剥がし方を知ることは有益となるでしょう。
次項からは、ジェルシールの剥がし方についてご紹介していきます。
窓から剥がれない場合に必見!ジェルシールの剥がし方
ジェルシールはその性質上、窓に何度も貼り付けたり、剥がしたりを繰り返すことができます。
しかし、ただ引っ張っただけではきれいに剥がれない場合も多いのです。
そのような場合、むやみに強く引っ張ると、ジェルシールが裂ける原因となりますので注意してください。
もし、軽く引っ張っただけでは剥がれない場合には、ドライヤーを使うとよいでしょう。
その際の剥がし方としては、ドライヤーの熱風をジェルシールに当てて温めるだけです。
しかし、80℃を超えるほどの熱で温めると、ジェルシールが溶ける場合もありますので注意しましょう。
ジェルシールが溶けてしまった場合、その溶けたジェルシールを剥がすのにまた労力がいるため、溶けないよう慎重にドライヤーを当てるようにしてください。
除光液を使ったジェルシールの剥がし方もおすすめ
前項では、ジェルシールがドライヤーの高温により溶ける場合があると述べましたが、それ以外にも溶ける原因があるのをご存知でしょうか。
それは、長い間窓にジェルシールを貼り付けたままにしておくことなのです。
そのように、窓に貼ったままの状態は、すなわち長い間日光にジェルシールが当たり続けている状態ともいえますよね。
それにより、ジェルシールが溶けてしまう場合があるのです。
また、そのように溶けたジェルシールは、虫やホコリなどが付着しやすく、窓の見栄えを著しく低下させます。
それに加えて、雑巾などでその汚れを落とそうとしてもうまく落ちないことの方が多く、また強くこすることによる窓への負担も心配です。
そこでおすすすめなのが、除光液を使うことです。
この除光液を使ったジェルシールの剥がし方は、いたって簡単です。
まず、除光液をいらなくなった布などにたっぷりと染み込ませ、それでジェルシールをこすりゆっくりと剥がします。
この際、虫やホコリなどが付着している場合には、それらも一緒に剥がしましょう。
窓のジェルシール同様壁の色移りにも除光液を
ジェルシールは、そのデザイン性の高さなどにより、壁などに貼り付ける方もいるかもしれません。
しかし、本来は窓ガラスなどに貼り付けるものですので、このような場合には壁にそのジェルシールの色が移ってしまいます。
そのため、いざジェルシールを剥がした際に、なかなかその汚れが落ちず、気になってしまうということも多いでしょう。
また、スポンジやブラシなどで強くこすっても、壁に付いてしまった色はなかなか落とせないものですよね。
その上、落ちないからといってあまり強くこすってしまうと、壁に傷を付ける恐れさえあります。
そのような場合にも、前項でご説明した除光液が役に立ちます。
先述のジェルシールの剥がし方と同様に、除光液をたっぷりと染み込ませた布などで拭き取っていくのです。
この際、溶けたジェルシールを剥がす場合よりも時間がかかることがあります。
しかし、この時間をかけて色を溶かしていくことが重要となるため、根気よく作業を続けましょう。
剥がし方だけじゃない!ジェルシールは保管方法の徹底を
剥がし方と同様、保管の仕方もジェルシールに重要なことといえます。
窓に貼り付けたジェルシールを剥がして保管する際、シール台紙にまた貼り付けますよね。
しかし、このシール台紙をもし捨ててしまった場合には、代わりにクッキングシートなどに貼り付けて保管することをおすすめします。
また、ラップに包んで保管するのも手軽な方法ですのでよいでしょう。
さらに、ジェルシールは乾燥を嫌うので、密閉できる容器で保管することをおすすめします。
それに加え、注意したいのが保管しているシール同士の貼り付きです。
シール同士が貼り付いてしまうと、お互いに色が移る原因となります。
そのため、ジェルシールを保管する際にはシール面を合わせず、台紙面を合わせておくことをおすすめします。
また、ジェルシールは保管する場所にも気を配らなければなりません。
おすすめとしては、ジェルシールが苦手とする高温を避けるため、暖房機器付近や直射日光が当たりやすい場所以外がよいでしょう。
なお、基本的にはご紹介した通りですが、使用される商品の注意書きを確認して、それに従うようにしてください。
インテリアにおすすめ!人気のジェルシール
ここでは最後に、人気のジェルシールをご紹介していきましょう。
ちなみに、どの商品も剥がし方などは同様です。
【GelGems・ジェルジェムバッグS ムーミン スイーツタイム】
ムーミンといえば、そのかわいらしいイメージからバッグや小物など、様々なものに取り入れられていますよね。
なかでもこのジェルシールは、目を開いているデザインの多いムーミンに珍しく、にこやかに笑っている表情であることに注目です。
また、食品や添加物などの規格をクリアした安全な商品であることもよいところです。
それにより、万が一子どもやペットが口にしてしまっても体に影響がなく、安心して使用できます。
【ジェルジェム GelGems バッグS クリスマスシリーズ (サンタギフト) 】
サンタのポーズがなんともかわいらしい商品で、窓をにぎやかに彩ります。
また、サンタの持つプレゼントの袋といえば白が一般的なイメージですが、そこに紫を使うことで全体が締まって見えます。
「プレゼントはなにが入っているのかな?」など、子どもとの会話も広がりそうですね。
剥がし方に注意してジェルシールを長く愛用しよう
ジェルシールは、何度も貼り付けたり剥がしたりできる点が魅力ですよね。
しかし、そのように長くジェルシールを使い続けるには、剥がし方や保管の仕方などに注意しなければなりません。
また、ジェルシールは簡単に貼りつけられる一方、剥がし方にもポイントがあります。
高温のドライヤーを長時間あてたり、むやみに強く引っ張るなどは、ジェルシールが裂けたり溶けたりする原因となりますので注意しましょう。