住所が違う!?正式住所を検索で知ろう!検索のコツって?

インターネットやSNSの利用が増えて、個人情報の漏洩に対して、以前より神経質になるのも無理のない流れです。

「住所」もその一つです。

住所を書く機会は多いですが、正式住所ではなく省略している方も多いのではないでしょうか。

しかし、誰かの住所にしてもあまり気にとめなくなった分、いざ行こうとすると住所が違っていた、なんていうこともあるでしょう。

正式住所というのは検索してパッと出てくるものでもありませんが、検索機能を使いこなせれば役に立つことは確かです。

今回は、ネット社会で知っておきたい様々な情報を取り上げます。

きちんと正式な住所を書いてる?

個人情報が洩れてストーカー被害に遭ったり、SNSだけで住所を特定されてネットにさらされたり、盗難に遭ったり、さまざまな事件を耳にします。

インターネットやSNSに個人情報を少しでも残すと、後で検索されて怖い目にあってしまうリスクをかかえることになります。

最近では、家庭用にシュレッダーを所有する方も多く、重要書類は細かく切り刻んでから捨てる、という用心深い方もいます。

ポイントカードを作る時や、宅配便のお届け先・差出人欄の記入の際に、正式な住所を省略して書くというケースも多いのではないでしょうか。

人気お買い物アプリでは、届け先に差出人の住所を知られることなく、差出人の住所も知ることなく、配達できるサービスもあります。

地域住民とのつながりが深かった昔とは違い、特に都会では、友人の住所を知らないことも多いかもしれません。

メールやラインでのやり取りで済めば、住所を知らなくても不便ではないからです。

年賀状もラインのスタンプで済ませれば、書く手間を省くことができ、お返しの年賀状を書く必要もないですよね。

住所の省略記入も多い!正式な住所名が変更に?

「正式住所を省略して書くことが多く、知り合いでも住所を知らない」ということで、困ってしまうこともありますよね。

宅配便で、アパートに名やマンション名を省いて書いたところ、同じ番地に複数の建物があって混乱してしまった、ということもあります。

また、配達員がわかりにくく感じ、検索したり探したりして、配達に時間がかかってしまうことがないとは言い切れません。

省略の仕方にも注意点があります。

例えば、「○○一丁目3ー22 AAAコーポ103号室」が正式な住所だったとします。

「○○1ー3ー22ー103」なら、アパートの名前を省いても問題なく届くと思います。

しかし、当然のことですが、「○○一丁目3」だけなら届きませんし、「○○1ー3ー22AAAコーポ」だけでも、表札が無いと難しいでしょう。

また、知り合いや友人の家に行くことになったときに、聞いていた住所を頼りに行ったらたどりつかなかった、ということもあります。

引っ越しで住所変更を教えるのを忘れていた、市町村合併で住所が変わっていた、などのケースが考えられます。

遠方の家までわざわざ行ったのに、住所が分からず帰ることになったら、本当に残念ですよね。

カーナビも古い!?検索しても住所が出てこないなら更新を

遠方に住んでいる知り合いや友達の家に、お土産などを届けようと急に行くことになって、住所をカーナビで検索しようと思ったら出てこない、そんな時もあるでしょう。

市町村合併などで正式な住所が変わっているケースで、カーナビが古くて追い付いていないこともあります。

筆者のように方向音痴だと、どこに行くにもカーナビが頼りなのですが、機械音痴でもあるので操作方法もいまいち分かりません。

カーナビ上は存在していない道を走ったり、遠回りをさせられたり、ナビの便利さを全然味わえていない状況です。

市町村合併なども当然更新できておらず、実家に行くとき、カーナビ上はいまだに旧住所ということもあります。

カーナビのデータ更新はメーカーによっても違いますが、お使いのナビのメーカーでネット検索すれば更新方法を知ることができます。

パソコンでアプリをダウンロードしたり、SDカードにインストールしたりするのが一般的なようです。

また、ディーラーで更新をしてくれる場合もあります。

ですが、更新方法がわかっても面倒に感じたりできなかったりして、古いデータのままになっている方もいると思います。

また、今すぐに新住所が知りたい場合もありますよね。

一番は、目的地の知人に直接聞くのがいいでしょう。

もし、電話してもつながらない場合は、ネット検索して調べてみることもできます。

検索すれば合併事情も分かる!困ったときは誰かに聞こう

インターネット検索機能は日々、進化しています。

誤字脱字があったり、間違った単語で検索しても「こういうことですか?」と察して検索をかけてくれます。

市町村合併などで正式住所が変わっていても、合併したことや新住所などがヒットするため、事情を知ることができるでしょう。

もちろん、目的地の方の正式住所がパッと出てくることはないと思いますが、ネットのナビで検索すれば、場所が一発で出てくることもあります。

もし、知人の方に連絡がつかなかったり、カーナビを完全に頼っていて新住所が発見できなかったりしたら、お手持ちのスマホで住所を打ち込んで検索してみましょう。

もちろん、スマホをお持ちでない方もいますよね。

携帯電話を持っていなかったり、ガラケーだったりして検索できない場合もあると思います。

それならば、昔ながらの方法ですが、誰かに聞くしかありません。

通行人に聞きにくかったら、お店の店員さんや交番などで聞いてみてください。

ガソリン代も高騰していますので、せっかく近くまで来れたなら少しは、ねばってみましょう。

「ググれよ」と言われる時代!一歩間違うと正式住所が公開?

スマホやパソコンでインターネットを使い始めると、検索するだけで膨大な情報が出てくる便利さには驚かされます。

若い方は便利だとも思わず、当然のものとして使いこなしているかと思いますが、使い慣れていないと思わぬトラブルも起こるかもしれません。

例えば、前述したように個人情報をネット上に残してしまったり、ルールがわからず誰かの反感や恨みをかったり、炎上することもあるでしょう。

また、クリック一つで多額のお金を請求されることがあるかもしれません。

このようなリスクや、ネット上でのやり取りのわずらわしさから、あえてネットを遠ざける方がいるのも無理はありませんね。

住所などの個人情報に関しても、あるアプリの怖さが話題になったことがありました。

スマホにインストールして電話番号や正式な住所を登録すると、それが外部に自動的に送信されてしまう、というものです。

悪意があって作られたわけではなく、「電話帳」としての機能を考えて作られたアプリだったようですが、「説明をよく読まずにインストールして失敗した。」という声もあります。

知らないことがあって誰かに尋ねると「ググれよ」と言われるシビアな時代ですが、インターネットを活用することの落とし穴も忘れないようにしましょう。

検索で住所以外に役立つ情報をゲット!

最後に、検索機能を使いこなすコツをご紹介しますので、サクッと短時間で欲しい情報にたどり着けるように、参考にしてみてください。

・単語を並べて検索

これは基本なのですが、欲しい情報を絞り込む際に使います。

例えば、リフォームをしたい場合、「リフォーム」だけを入力するよりも、場所や気になる点、価格などを後につけることで情報が絞り込まれます。

「リフォーム 安い」「リフォーム トイレ」「リフォーム業者 ランキング」などです。 

・「とは」をつけて検索

その単語の意味がわからないときは、後に「とは」をつけると一番に説明が出てきます。

・特定のキーワードを除外して検索

調べたい単語の後に半角スペースと半角マイナス「‐」をつけてから、除外したいキーワードを入れると、それを除いた検索結果が出てきます。

・乗りかえルート検索

例えば「長野から東京」と入力すると、乗り換えルートを知ることができます。

また、「目的地 (正式住所)」で検索すれば、詳細な地図が出てきます。

近くのお店なども載っているので、引っ越しの際にも役に立つと思います。

検索は慣れれば簡単!個人情報の管理には注意

検索するのが苦手だったり、嫌いだったりする場合でも、多くの人がインターネットを活用して生活していますので、少し使いこなすだけでも生活が違ってきます。

トレンドに敏感になったり、お得な情報がゲットできたり、アドバイスがもらえたり。

しかし、インターネット上に個人情報が残ると、何かあったときに危険ですので、個人情報の管理は特に注意しましょう!