賃貸でも大丈夫!窓の防寒対策は節約しつつおしゃれに!

寒い季節、窓から入ってくる冷気に困ったことはありませんか?

厚みのある壁と違って、窓からはどうしても外の冷気が入ってきてしまいます。

その窓に、防寒対策をしてみましょう。

ここでは、賃貸でもOKな窓の防寒対策をご紹介していきます。

節約しつつおしゃれな方法もありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

熱は窓から逃げる!?

あるデータによると、冬場の家の中の熱の約半分が窓から逃げてしまうとされています。

窓以外の部分は、外壁からは約19%、換気口からは約17%、床からは約10%、屋根からは6%の熱が逃げてしまうと言われています。

もちろん、床などにも何らかの対策をすることで冷気を防ぐことができるでしょう。

しかし、このデータからも冬場の防寒対策に重きを置くべきは「窓」ということになることがお分かりいただけるかと思います。

その窓の防寒対策にはさまざまな方法があります。

しかしながら、持ち家であればどれも問題ありませんが、賃貸であればできる対策も限られてしまいます。

そこで、当記事では賃貸でも大丈夫な窓の防寒対策をご紹介していきます。

お金をかけず、また、おしゃれにもできる方法がありますので楽しみにしてくださいね。

窓の防寒対策:おしゃれなカーテン

窓の防寒対策として一番最初におすすめしたいのが、ずばりカーテンです。

カーテンは、どこを傷つけることもなく簡単に替えられますよね。

そして、カーテンには断熱効果に優れているものがあるのです。

断熱効果のあるカーテンでも厚手のものを選ぶと、さらに防寒効果を期待できます。

さらに、そのカーテンの長さを長めにすることも、防寒に効果的です。

カーテンの長さは、床からさらに15㎝長くするといいでしょう。

見た目には長すぎるように感じるかもしれませんが、冷たい空気は下に下がる性質があるのでカーテンの丈が長いことで冷気を防ぐことができるのです。

また、あえてカーテンを長くすることで、おしゃれな印象にもなります。

カーテンをあえて長くしている海外のおしゃれな部屋が、最近ではインスタグラムなどでもよくポストされています。

カーテンの丈の長さを変えるだけでがらっと部屋の印象が変わるのも、嬉しい効果ですよね。

ただし、カーテンが長くて床についていると埃やゴミをためやすくなってしまいます。

そのため、カーテンまわりの掃除はこまめに行うようにしましょう。

窓の防寒対策:おしゃれな断熱シート

窓の防寒対策として次におすすめしたいのが、断熱シートです。

今や、断熱シートは100均でも販売されています。

しかも、柄つきのおしゃれなものが多いのです。

窓の防寒対策を安くおしゃれにしたい方にはうってつけです。

また、窓にシートを貼る際には糊やテープを使わずに水を使うだけなので、賃貸でも安心して使用することができます。

100均で主に窓用の断熱シートとして売られているのは、いわゆる「ぷちぷち」です。

断熱シートとして100均で売られているぷちぷちは空気の層が多く、梱包用のぷちぷちとは防寒の効果が異なります。

さらに、柄がさまざまあるので、好みのものを選ぶことができますよ。

また、窓用の断熱シートで便利なものがインターネットでも購入することができます。

それは、【ワタナベ工業:冷気をブロック窓ぴたシート ロール大判タイプ】というものです。

100均で売られている断熱シートは、汚れてしまったらその都度拭き掃除などしなくてはなりません。

しかし、ワタナベ工業から販売されている断熱シートは、洗濯機で洗うことができるのです。

洗濯機で洗うことができるのであれば、お手入れも簡単にすんでラクちんですよね。

また、柄も3種類から選ぶこともできます。

価格は、90㎝×90㎝・厚み4㎜で税込み1,298円です。

100均の断熱シートよりは少々高めなので、安さをとるか、機能性をとるかで選択するといいでしょう。

窓の防寒対策に100均活用!

前項では窓の防寒対策として、100均やインターネットで買うことのできる窓に貼る断熱シートをご紹介しました。

防寒対策を安さ重視で行うのであれば、100均は活用できるグッズがまだまだあります。

さっそくご紹介していきましょう。

【窓用すきまテープ】

窓からはどうしても隙間風が入ってきますよね。

それが寒さの原因でもあります。

その窓の隙間を埋めるためのものが、この「窓用すきまテープ」なのです。

幅の種類が多いので、必要な幅のテープを選ぶことができます。

窓用すきまテープの中には粘着力が強いものがあるので、一度、マスキングテープを貼ってからすきまテープを貼るといいかもしれません。

そうすることで、賃貸でも安心して貼ることができますよね。

万が一、テープ跡が残ってしまったら、シールはがしグッズが同じく100均に売っていますので使用してみてくださいね。

すきまテープでおしゃれを追究することは難しいですが、価格の安さ重視であればやってみる価値ありですよ。

工夫次第でおしゃれな空間に!窓の防寒対策DIY術

窓の防寒対策は、工夫次第で部屋全体をおしゃれな空間にすることもできます。

最近では壁の一部を黒板にして、カフェのように見せるインテリア術が人気ですよね。

それを、壁ではなく窓にやってみてはいかがでしょうか。

方法は簡単です。

まずは、インターネットなどで販売されている黒板シートを購入します。

45㎝×200㎝の大きさのもので税込み1,000円で買うことができますよ。

それをカットして窓に貼りつけるだけです。

そして、その黒板シートにチョークで文字や絵を描いたらますますカフェ感が出ます。

ただし、黒板シートを窓全面に貼ってしまうと、日中の光を取り込むことができなくなってしまいます。

そうならないように、黒板シートは窓の下部分のみなど、窓全面に貼ることは避けましょう。

また、黒板シートは窓用すきまテープと同様に粘着力が強い場合があります。

そうすると、窓からはがしたときに跡が残ってしまう可能性があるのです。

そのため、シートを貼る前にはやはりマスキングテープなどで保護したりなどの工夫が必要です。

節約やおしゃれより暖かさ重視の方はこれ!

窓の防寒対策としていろいろなものをご紹介してきましたが、「節約よりとにかく部屋を暖かくしたい!」という方もいらっしゃるでしょう。

そこで、これまでのものよりは高価になりますが、窓の防寒対策に活用できるグッズをご紹介します。

【省電システム株式会社:マルチヒーター】

こちらの商品は、窓のすぐ下に置いておくヒーターです。

冷気が入り込む窓のすぐそばに置いておくことで、寒さを和らげることができるのです。

また、このマルチヒーターは防寒対策のみならず結露対策にも有効です。

そのことから、窓のカビ防止にも効果がある商品です。

価格は、ヒーターの大きさによって異なります。

窓の大きさとほぼ同じ長さのヒーターにした方がいいので、部屋の窓が大きければその分ヒーターの価格も高くなってしまいます。

幅が90㎝のもので価格が12,990円、180㎝のもので24,800円です。

おしゃれより暖かさを優先させたい方にはおすすめの商品ですよ。

窓の防寒対策で暖かい部屋に!

窓にできる防寒対策はさまざまな方法があります。

人によって「価格・おしゃれ・暖かさ」の、どの優先度が高いのかが異なります。

それによってできる防寒対策も異なってきますので、まずはどれが自分に当てはまるのか考えてみてください。

リラックスするはずの部屋が寒いと、どうにも落ち着かないものです。

窓に防寒対策をして、暖かい部屋にしてくださいね。