アパートでの子供の生活音が騒音に!?原因や対処法もご紹介

アパートには多くの世代が住んでいるものですが、その中には小さな子供も含まれます。

子供は無邪気でかわいい存在ですが、それゆえ子供特有の様々な生活音を発するものです。

その子供の生活音が、近隣住民から騒音と捉えられてしまう場合もあるでしょう。

今回は、子供の生活音が騒音となってしまう場合や対処法についてご紹介していきます。

何気ないものが騒音に!?アパートで注意したい生活音

一言でアパートの騒音と言っても、それには様々なものがあります。

まずは、アパートでの騒音にはどのようなものが挙げられるのか、以下でまとめました。

・話し声

何気なく話している際の話し声なども、場合によっては騒音となってしまうことがあります。

特に気になるのは、来客があった場合などでしょう。

自分の部屋でこそこそ話さなければならないわけではありませんが、話し声の大きさにも節度を持つことが大切です。

・家電製品の音

多くの家電製品は、生活にとって欠かせない存在とも言えるものです。

しかし、その家電製品を使う際の音も、騒音の原因の1つとなり得ます。

例えば、手軽に部屋の掃除を行なうことのできる掃除機は、使う際の音が大きい傾向があります。

そのため、掃除機を家電量販店などで選ぶ際には、使う際の音がどれほどか確認すると良いでしょう。

店頭では、○○デジベルというような音の数値が記載されていますので、それを参考にしてください。

また、掃除機は使う時間帯に注意しましょう。

当然ですが、夜の時間帯に使うことはおすすめしません。

子供などが、夜何かをこぼしてしまった場合などは仕方がありませんが、なるべくほうきで掃除するなど、掃除機を使う時間を短めにしましょう。

騒音になる!?アパートでの子供の生活音

前項でご紹介した騒音以外で気になるものと言えば、子供が発する生活音でしょう。

では、どのような子供の生活音が騒音となってしまうのでしょうか。

・泣き声

特に小さな子供の場合、親から叱られたり、機嫌が悪かったりして泣くことがあります。

子供は大人ほど自らを律することはできないため、思いのまま大声で泣くこともあるでしょう。

それが、アパートの近隣住民にとっては騒音になってしまうことがあります。

・親が叱る声

先ほどの子供の泣き声同様、注意しなければならないのが親が子供を叱る際の声です。

叱っている最中は感情的になり、ついつい大きな声を張り上げてしまいがちです。

子育てをしていれば、当然子供を叱る場面はだれにでもあるかと思いますが、できれば手短に、冷静に叱るようにすると良いでしょう。

また、声が響かないように壁や窓の近くで叱らないというのもポイントです。

・走る音

バタバタと子供が走り回る音も、近隣住民の部屋に響くことが考えられます。

これは子供らしい姿とも言えますが、アパートという集合住宅に住んでいる以上、それが騒音にならないように注意する必要があります。

アパートで子供の生活音が騒音に?苦情を受けたら取るべき行動

子供の生活音が騒音となり、アパートの近隣住民から苦情を受けてしまうこともあります。

その場合、どのような行動を取れば良いのでしょうか。

まずは、迷惑をかけてしまったその住民に、謝罪に伺いましょう。

苦情を受けるということは、長期間我慢していたけど耐え切れなくて苦情を伝えた、という方が多いものです。

その気持ちを察し、誠実に謝罪することが大切です。

また、謝罪の言葉に添えてお菓子などの品を渡すのも良いです。

品が無くても良いですが、あったほうがより丁寧な印象を相手に与えることができます。

しかし、子供の生活音は致し方ない部分もあります。

あまりそれを気にしすぎて、子供が泣いたり走り回ったりすることを咎めていては、子供にとってストレスになってしまうことも考えられます。

子供らしくのびのびと生活することは良いことですので、ある程度の生活音は仕方が無いと割り切ることも大切でしょう。

では、アパートの近隣住民と自分たちが、ともに子供の生活音を気にせずに生活するには、どのような対策が必要なのでしょうか。

アパートで子供の生活音を騒音にしないために!おすすめの対策法

ここでは、子供の生活音を騒音にしないための対策法をご紹介していきましょう。

・床に厚みのあるマットを敷く

子供が走り回ったり飛び跳ねたりする際の音を防ぐために、厚みのあるマットを敷きましょう。

特におすすめなのが、多くの量販店でも売られているジョイントマットです。

ジョイントマットは、パズルのように組み替えることができますので、部屋の大きさや形に合わせて使える点も魅力です。

・壁に沿って高さのある家具を配置する

音は壁などを伝って響くものです。

本棚などの高さのある家具を壁に沿って配置することで、その音が響くのを防ぐことができるでしょう。

・遮音性の備わったカーテンを設置する

壁同様、窓も音が伝わりやすい場所です。

そのため、窓に遮音性の備わったカーテンを設置するのもおすすめです。

また、アパートに入居する際には、近隣住民に挨拶に伺う機会もあるでしょう。

その際、子供がいるので生活音などで迷惑をかけるかもしれないという旨を伝えておくことも大切です。

子供をのびのびと育てたい!アパートの1階は騒音も防ぐ?

ここからは、子供がのびのびと生活するのにおすすめな、アパート物件の選び方をご紹介しましょう。

まずはどのような物件を選べば良いのかを考えることも大切です。

これからアパートを選ぶ方も、これを参考にして選ぶと良いでしょう。

まず挙げられるのが、アパートのなかでも1階に位置する物件を選ぶということです。

1階であれば、下の階に住民が住んでいないということになるため、子供がバタバタと走り回っても騒音となる心配が少ないと言えます。

また、安全面においても1階はおすすめです。

アパートの2階以上の部屋は、ベランダからの子供の落下なども心配です。

窓の鍵をかけていても、子供が鍵を開けてベランダに出てしまうことも考えられます。

それに加え、1階は階段の上り下りも必要ありません。

大きな荷物を抱えての階段の上り下りは、とても体力を使うものです。

まして子供と一緒であれば、子供の様子を見ながら階段を上り下りしなければなりません。

これらを考えると、いかに子供のいる世帯ではアパートの1階を選ぶことがおすすめということが分かりますね。

騒音はお互い様?自分たちと同様の世帯が住むアパートもおすすめ

アパートを選ぶ際は、そのアパートにどのような世帯が住んでいるかを事前に確認することもおすすめです。

自分たちと同様、子供がいる世帯が多く住んでいるアパートであれば、子供の生活音を近隣住民が騒音と捉えない場合もあります。

つまり、子供の生活音をお互い様であると捉える方が多く住んでいる可能性があるということです。

また、子供が同年代であれば、そこから子供同士の交流が生まれることもあります。

それだけでなく、親同士も親しくなることで、互いの子育ての相談などをする良い機会に恵まれることもあるでしょう。

近年では、核家族が増えていることも関係し、子育てを主に母親など決まった人が1人でしている場合も多いものです。

そのため、身近な近隣住民に子育ての相談ができるというこは、とても心強いことであると言えるでしょう。

子供を騒音の原因にさせない!大人がまず行動を

アパートは、多くの世帯が住んでいる集合住宅のため、何気ない生活音が近隣住民にとっては騒音となってしまうことがあります。

子供の生活音も時として騒音となってしまうこともあるのです。

そのため、今回ご紹介したことを心掛けることで、互いにとってストレスのない環境を整えることが大切です。

子供がのびのびとアパートで育っていくためにも、大人がまず行動することが重要でしょう。