部屋のインテリアを自分好みに変えても、窓はカーテンを付けているだけ…そんな人も多いのではないでしょうか。
せっかくならディスプレイ棚や飾りを作り、DIYで窓をお洒落に飾りましょう。
持ち家はもちろん、賃貸でもチャレンジできる窓を傷つけないDIY方法をご紹介していきます。
窓に棚を設置するメリットとは?
窓は換気のためにどのお宅にも必ず設置されているものですよね。
殺風景な窓を飾るといったら、カーテンを自分好みのものにすることくらいしか浮かびません。
しかし、そんな殺風景な窓ですが、DIYで棚を設置すればさまざまなメリットが生まれるというのです。
窓に棚を設置するメリットはどんなものがあるのでしょうか。
●空間をうまく利用できる
例えば賃貸アパートなどでキッチンが狭く、うまく収納ができないこともあるでしょう。
食材や調味料がシンクの上に出たまま…それだと料理する気も起こりにくいですよね。
キッチンには小窓や横長の窓が設置されていることが多いので、突っ張り棒などで棚をDIYしましょう。
すると調味料や食材、ちょっとしたコップなどを収納することができます。
こまごまして散らかりやすいものをまとめてしまうことができるので、キッチン周りがすっきりとするでしょう。
●ディスプレイ棚でお洒落に飾る
棚は単純にものを収納するだけのものではありません。
ディスプレイ棚として、写真や小物などをインテリアとして飾ることができるのです。
緑の植物を飾れば場所を選ばずお洒落に演出してくれることでしょう。
窓から入る光と相まって、緑をきれいに見せてくれますよ。
手軽にDIY!窓枠をお洒落ディスプレイ棚に
まず最初に、手軽に作業できる窓のDIYをご紹介していきましょう。
窓の上下の枠を利用すれば、簡単に飾り棚を作ることができます。
窓の外の光がバックライトになるので、リビングなどのなるべく日の当たりやすい部屋の窓で行うことをおすすめします。
①木箱を準備する
まず、用意するものは100均ショップで販売している、前後に穴の開いたナチュラルな木の箱です。
この木箱をいくつも用意しましょう。
②重ねて積み上げる
次に、この箱を窓枠に重ねて置いていき、棚を作っていきます。
窓枠と箱の間に隙間ができてしまう場合は、同じく100均ショップで販売しているガラスシートを隙間に貼りましょう。
ガラスシートを固定すれば、外からの光を取り入れることもでき、なおかつお洒落です。
木の箱の中には雑貨を置いたり、お気に入りの本を置いて楽しみましょう。
これだけで簡単なディスプレイ棚をDIYすることができるのです。
飽きたらすぐに取り壊せて、別の窓に同じような棚を作ることが可能です。
カラーボックスで棚を作ろう!窓を手軽にDIY!
ホームセンターなどで販売しているカラーボックスを使用して、窓に棚をDIYすることができます。
カラーボックスと聞くと、3段になっている縦長の大きな棚を想像しませんか?
しかし、今は小さなものやスリムなタイプなど、さまざまな種類のカラーボックスが選べるようになっています。
設置方法をご紹介します。
①カラーボックスを準備する
まず、窓の下の高さと同じくらいの高さのカラーボックスを2つ用意します。
(高さが足りなければ、棚などを下において調節してください。)
窓の左右前に1つずつ置いて、その上に板を置きます。
②窓枠に重ねる
棚と窓の下枠の上に、カラーボックスを置きましょう。
窓の上下にぴったりはまる大きさがおすすめです。
こうすると窓を囲うような大きめの棚ができあがります。
大容量なので、本棚として使うことをおすすめします。
こちらはカラーボックスと棚を用意して重ねていくだけの簡単DIYなので、誰にでもチャレンジできるでしょう。
キッチンの窓をDIY!①「100均でキッチン収納棚」
上記でキッチンの窓に棚をDIYするメリットとして、こまごまとした調味料などを収納できるとお話ししました。
そこで100均ショップを利用した、おすすめのキッチン収納棚のDIY方法をご紹介します。
①すのこを準備する
まず、100均ショップで販売しているすのこを用意しましょう。
キッチン窓の大きさを採寸し、ぴったりはまるようにすのこをカットしていきます。
カットしたすのこはお洒落な見た目にするために、ホワイトのペンキで塗っておきましょう。
②組み立てる
ペンキが乾いたら、グルーガンを使い組み立てていきます。
グルーガンは100均ショップでも販売しています。
調味料などの大きさに合わせて、好みの棚の形に組み立てていきましょう。
③窓に棚を設置します。
設置したら、棚が揺れないように上部を突っ張り棒で固定します。
突っ張り棒はキッチンペーパーホルダーとしても利用できるので、空間に無駄ができません。
お洒落な白い棚は目を引き、窓いっぱいを利用した大きな収納棚の完成となります。
キッチンの窓をDIY!②「お洒落なコーヒーディスプレイ棚」
続いて、キッチンの窓にお洒落なディスプレイ棚をDIYしていきましょう。
こちらは木材を用意して組み立てていく、少し本格的なDIYとなります。
①設計図を描く
まず、置きたいものや飾りたいものに合わせて棚を設置するため、簡単な設計図を描いておくとスムーズに作業ができます。
ここで窓の採寸もしておきましょう。
②ホームセンターなどで木材を購入する
設計図に合わせて木材を購入します。
木材は値段が手頃でお洒落な見た目の「SPF材」がおすすめです。
③組み立て
木材にドリルでビスを入れていきます。
ビスは木に埋め込めるタイプのものを使用しましょう。
丁寧に設計図に合わせて棚を組み立てていきます。
③研磨する
組み立てが終わったらサンダーで棚にやすりをかけていきましょう。
サンダーは木目に沿ってゆっくりとかけるのがポイントとなります。
棚がつるつるになるまで作業を続けましょう。
④塗装する
最後は塗装の作業です。
先ほどは白色で清潔感のあるキッチン棚に塗装しましたが、インテリア重視するのであれば「ダークウォルナット」カラーがおすすめです。
ほどよくヴィンテージ感が出て、お洒落に演出してくれます。
一度全体を丁寧に塗ったら、30分ほど時間をあけてから二度塗りしてください。
よく乾かしたら完成となります。
⑤棚を飾る
窓枠にはめたら、好きな雑貨を飾りましょう。
コーヒー豆やコーヒーミルを置けば、キッチン独特のお洒落なディスプレイ棚が完成します。
アイディア満載!DIYでキャットタワー付き棚
上記でご紹介した棚の他にも、良いアイディアのDIY棚はたくさんあります。
ここでは「キャットウォーク付きの棚」をご紹介します。
猫を飼っているお宅はキャットタワーを置いていることが多いですよね。
キャットタワーは部屋に置くと大きくて圧迫感があるため、窓際に棚と一緒に作ることをおすすめします。
作り方をご紹介します。
①木材を用意して組み立てる
ホームセンターなどで木材を購入しましょう。
ビスを打ち、まず棚の左側を組み立てていきます。
②キャットウォーク部分を作る
棚の左側が完成したら、キャットタワーとなる右側を組み立てていきます。
猫の乗る棚板を棚受けにビス止めしていきます。
互い違いに階段のように登れるようにしていくと良いでしょう。
③ヤスリと塗装する
猫がケガをしないように、ヤスリはしっかりとかけましょう。
その後好みの色に塗装していきます。
部屋のフローリングに合わせた色にすると一体感が出るのでおすすめですよ。
④窓に設置する
塗装が乾いたら窓に設置しましょう。
左側は収納棚として利用でき、右側はキャットタワーとなり、空間を無駄にすることなくうまく利用できます。
猫を飼っているけれどキャットタワーを置くスペースがない、というお宅はぜひお試しくださいね。
DIYはだれにでもできる!窓に棚を設置しよう
DIYときくと「難しそうで自分には無理」などと思っていませんか。
今は100均ショップやカラーボックスを利用すれば、誰にでも簡単にDIYすることが可能なのです。
そして置くだけ、はめ込むだけの棚は簡単に作ることができ、原状回復が可能です。
そのため、持ち家の人はもちろん、賃貸にお住まいの方にもおすすめなのです。
窓の空いたスペースをうまく利用して、無駄なくお洒落で機能的な棚を作ってみてはいかがでしょうか。