部屋がきれいじゃないとお客さんも呼びにくいですが、きれいに保つのも難しいですよね。
ブログやインスタで見つけるアパートインテリアを見て、「こんな風にできたらな..」と思うこともあるかもしれません。
ですが、賃貸のインテリアを考える時には注意点もあります。
また、個人情報がブログから流出してしまう危険性もあるのです。
日々の掃除のモチベーションを上げてくれるブログを安全に楽しむために、参考にしてみてください。
賃貸アパートのおしゃれインテリアをブログで共有
賃貸アパートのインテリアを画像で紹介しているブログやインスタは多いです。
自分では思いつかないようなアイディアや、面白いコーディネイトが発見できるので、自分の部屋のインテリアを考えるときの参考にもなりますよね。
また、インテリア情報が載っている雑誌や、有名芸能人のインテリアなどとは違って、身近で真似しやすいものが多いのもうれしいポイントです。
さらに、自分もブログやインスタを始めれば、似た趣味の方とアドバイスや感想のコメントを送り合って交流することもできます。
ただ、持ち家とは違って賃貸ですから、インテリアにこだわる際にもいろいろと注意しなければならない点があります。
具体的には、賃貸を契約する時に交わしたルールをしっかり守って楽しまなければいけません。
また、あまりにも大掛かりな模様替えをしょっちゅうしていると騒音になり、ご近所さんからクレームが来てしまう場合もあります。
それでは、どんなところに注意したらいいのか、次項からご説明します。
賃貸アパートのインテリアコーディネート!原状回復に注意
アパートやマンションなどの賃貸物件では、基本的なルールとして、退去時には入居時の状態へ原状回復しなくてはいけないというものがあります。
わかりやすく言えば、時間が経つにつれて汚れたり古くなって壊れたりする分には仕方ないけれど、入居者の過失や故意でできた傷や汚れに対しては借主に修復の責任が発生するということです。
たとえば、家具の間違った使い方や、掃除や片付けをしないことによる汚れやカビなどは、入居者が費用を負担することもあり得るのです。
他にも、壁の穴やひっかき傷、冷蔵庫周りのカビや錆、ペットがつけた傷など、きちんと注意していれば防げる汚れや傷についてチェックされます。
そのため、インテリアを運び込む際には、壁や床に大きな傷を付けたりしないように気を付けなければいけません。
また、壁や床に穴を開けてつけるタイプの家具はあきらめなければいけませんし、ペンキを塗ったりタイルを貼ったりということも避けるべきです。
より注目されるブログにしたい場合は、インテリアにいろいろと手を加えたくなりますが、賃貸物件のルールはしっかり守りましょう。
賃貸アパートの壁に傷や穴が開いたら?
先ほど、アパートなどの賃貸物件では原状回復がポイントだと書きましたが、故意ではなくうっかり傷をつけてしまうこともあると思います。
インテリアコーディネートが好きな場合は、家具を運んでいるときに壁にぶつけてしまうようなことがあるかもしれません。
そういった場合に、自分で修理できる方法を解説しているブログを発見したため、その方法をご紹介します。
まず、画鋲、木工用ボンド、ティッシュもしくは紙粘土を用意します。
木工用ボンドを壁にあいた穴につけて、そこに画鋲を使ってティッシュを詰め込み、周りのクロスと質感を合わせるように凹凸を付けます。
小さな穴なら、こうすることで全然目立たなくなるようです。
ちなみに「クロスの穴埋め材」という専用アイテムもホームセンターなどで販売されています。
以上の方法で壁の穴をごまかすことができる場合もありますが、穴の大きさによっては厳しいこともありますし、あまり器用でない場合には修復跡が壁と完全には馴染まないかもしれません。
それに、もしかしたら、何かの拍子に取れてしまうことも考えられます。
なので、できれば自分で修理する前に管理会社に断っておくほうがいいですし、修理した場合でも退去時に、「ここを直した」と一言伝えておくといいですね。
また、修理しきれるか不安なサイズの穴であれば、管理会社や大家さんに素直に話して、プロに直してもらうほうがきれいに仕上がるでしょう。
ブログで発見!DIYがOKな賃貸アパートのインテリアアイディア①
アパートによってはDIYがOKなところもあります。
そういった物件であれば、張り切ってインテリアコーディネートができますね。
そんなアパートでの技ありインテリアの実例をいくつかご紹介します。
・キッチンDIY
キッチンはインテリアコーディネートのしがいがあるスペースです。
キッチンのステンレスシンクにタイルを貼ったり、戸棚に白い壁紙シートを貼ったりすると、カントリーチックな雰囲気に仕上がります。
また、調味料やスパイスを統一感あるビンに移し替えたり、調理器具を見せる収納にすると、よりおしゃれに見えますよ。
逆に、全てのアイテムを引き出しや棚にきちんと収納して、清潔感のあるスペースにするのもすっきりしていて素敵です。
・和室を洋室へ
畳の上にフローリングカーペットを敷くことで、完全に洋室へと様変わりします。
また、ふすまを取って洋室とつなげることで、開放感あるスペースにすることもできます。
雰囲気がガラリと変わりますので、ビフォー・アフターでブログなどにも、載せたくなりますね。
ブログで発見!DIYがOKな賃貸アパートのインテリアアイディア②
引き続き、DIYしてもいい賃貸物件のインテリアについてご紹介します。
・トイレをポップに
トイレは殺風景な空間ですが、明るい色合いの壁紙を貼ったりすることや小物を飾ったりすることで、居心地のいい空間になります。
例えば機関車トーマスが好きなお子さんがいるなら、壁を青くしてトーマスのポスターを額縁に入れて飾ってみたり、トミカなどのおもちゃや絵本を置いてもいいですね。
トイレは、他の空間と区切られているので、思い切り華やかにしてもOKです。
満足する空間に仕上がったら、写真を撮ってインスタやブログに載せちゃいましょう。
・きれいな収納インテリア
賃貸アパートなどの物件において、収納については永遠の課題です。
どのような収納方法のアイディアがあるかについて、一度はネットで調べたことがあるのではないでしょうか。
狭い空間をいかに有効活用するかの知恵は、きっと役に立つことでしょう。
押し入れのふすまを取って中をデスクにしたり、棚には統一感をもたせることで整然とした空間にしたり、洋服や小物はあえて見せる収納にしたりと、さまざまなアイディアが発見できますよね。
自分でも、便利でおしゃれな収納アイディアが浮かんだら、ぜひブログで公開してください。
インテリアをブログに載せて住所特定!?Exif情報とは
インテリアを写真に撮ってブログに公開しようと思っている方に注意していただきたいことがあります。
それは、個人情報の漏洩です。
ブログやインスタにアップした写真によって住んでいる場所が分かってしまい、ストーカーや盗難被害に遭うというケースも発生しています。
その原因の一つとして、デジカメやスマホで写真を撮影した場合、写真のデータに撮影日時やGPSの情報、撮影モードなどを記録した「Exif情報」が自動的に記録される場合があることを知らないで写真を公開してしまうことがあります。
Exif情報が含まれた写真を公開してしまうと、GPS情報で住所が特定できてしまうばかりではなく、そこから本名や顔写真や通っている学校、もしくは職場などの個人情報が次々と漏れてしまいます。
このような事態を避けるためには、写真にGPS情報が載らないように設定しておくことが重要です。
スマホなら設定画面からオフにできますし、Exif情報削除アプリというものもあるので、利用してみるのも良いでしょう。
Facebookやアメーバブログ、はてなブログといったほとんどのSNSは、写真を投稿したときにExif情報が削除される仕組みにはなっていますが、念のために確認しておいたほうがいいでしょう。
また、写真に写り込んだものでも撮影場所が特定されてしまい、個人情報漏洩につながるおそれがありますので、インテリアを撮る場合でも注意が必要です。
具体的には、写真のどこかに自分の顔が写りこんでいたり、アパートの窓から景色が見えたりすると、その情報から個人情報が特定できてしまう恐れがあります。
写真を公開する前には、念入りにチェックするようにしてください。
注意点を守ってインテリアブログを書こう
近年、ブログやSNSは、どんどん身近な存在になっていますよね。
こだわりインテリアや、お料理のレシピなどを公開することで褒められると嬉しくなってしまいます。
しかし、褒められるためにアパートなどのルールを守らずにDIYをしてしまい、修理費を請求されたりしたら大変です。
また、GPS情報や映り込みで、個人情報が洩れてしまうリスクも常にあります。
賃貸物件に一人暮らしをしている女性の場合は、特に注意してくださいね。