BSチャンネルを見ていないのに、衛生契約の受信料を支払わなければいけないというのは、納得できないかもしれません。
そんな時は、お住いのアパートやマンションがBS対応だったのか、確認することが必要です。
BS対応マンションでの心得や、受信料をお得に払う方法、見られない場合の対処法などをまとめましたので、参考にしてみてください。
BS対応アパートでの契約はどうする?
アパートやマンションの中で、共同設備としてBSに対応している物件も増えてきました。
BSチャンネルが好きで、もともと見る機会が多いのなら便利ですが、見もしないのに受信料を払わなくてはいけないなんて、嫌だと思う人もいることでしょう。
たいていの場合は、契約前に確認することができますし、物件情報にも記載されています。
よく説明されなかったり、「うちは見ないから払わなくてもいいだろう」と思っていた人もいるでしょう。
しかし、賃貸物件の共同設備として備え付けてあって、BSが視聴できるテレビがあるのなら、受信料を支払う義務は発生してしまいます。
支払っていないと、NHKの営業担当が訪問してくることが多いです。
ただ、アパートやマンションにBS受信設備があっても、衛星契約の受信料を支払わなくてもいいケースはあります。
BS対応マンションで受信料の契約をしなくてもいい場合
アパートやマンションにBS受信設備があっても、地上契約の受信料だけでいい場合に考えられることは、テレビを持っていない、もしくはBSが受信できないテレビを使っている、というケースです。
BSを見ることができないわけですから、当然、受信料は払わなくてもいいことになります。
インターネットさえあれば、テレビが無くても苦にならない人も増えていますよね。
特に若者の場合はテレビ離れが進んでいますから、テレビが必要ない場合も多いことでしょう。
また、BS受信ができないようなテレビも少ないですが、あることにはあります。
国内のメーカーの場合、小型テレビだけのようですが、一人暮らしで「テレビは見れればいい」、という場合は十分です。
ただ、ご家族が多いと小型テレビでは楽しめませんので、やはりBS受信料を支払うことになります。
さらに、テレビ自体に地デジチューナーが無くても、ブルーレイレコーダーなどがBSチューナー内蔵機器なら、衛星契約は避けられません。
BS契約で受信料をお得にする方法!どうせなら楽しんじゃう?
BS対応マンションなどで衛星契約しなければいけないからには、お得に支払っていきたいですよね。
2ヶ月払いよりも年払いの方が少し節約できたり、クレジットカード払いにするとポイントが溜まるかもしれませんので、一度見直してみましょう。
また、せっかく受信料を支払うのですから、BSチャンネルを録画したりして活用するのもおすすめです。
BSには、スポーツやライブなど長時間放送をしている場合が多いですから、録画して暇なときに見たりすると、DVDをレンタルしたりAmazonプライムに申し込む必要も無くなるかもしれません。
ドラマの再放送や、地デジでは放送されない海外ドラマ、アニメや旅番組など、見てみると意外と面白いものです。
スカパー無料開放デー(毎月第一日曜日)には、普段は見れない番組もタダで見ることができます。
気に入った番組が見つかれば、受信料を払うのも苦にならなくなるかもしれませんね。
BSには子供向け番組も充実していますので、お子さんがいる場合にも便利です。
BSが見れないのにマンションに営業が来る!?
もしBS対応だと言われていないアパートやマンションの場合でも、営業担当に衛星契約にするよういわれることもあるようです。
ただ、BS対応だと思って契約しなくても、屋上にBSアンテナが設置されている場合は営業担当が来ても仕方ないと言えるでしょう。
たとえ、ケーブルテレビ経由で地デジしか見ることができず、アンテナが機能していなくてBS入力にしても映らないような場合でも、信じてもらえないこともあります。
忙しい中に営業に来られた場合は、困ってしまいますよね。
セールスマンの勧誘などとは違って、断りにくく居留守を使いにくいのも困りものです。
こうした場合は、見ることができなくても、衛生契約をしなければならないのでしょうか。
BS契約の不安点やトラブル相談ができる窓口
見ることができないのに衛星契約をして高い受信料を払わなければいけないのは、できることなら避けたい事態です。
NHK受信料関係で困った場合は、相談窓口があるのでそこに相談してみましょう。
問い合わせられるのは、「NHKふれあいセンター」というところです。
電話番号は、0570-066-066で、このナビダイヤルにかけられない場合は、050-3786-5000に連絡してみるといいでしょう。
土日祝日も対応していて、受付時間は午前9時から午後10時までです。
ちなみに、メールや手紙、FAXでも問い合わせは可能です。
ここでは、契約の受付や受信料の疑問点などの問い合わせに対応しています。
ここに直接連絡し相談すれば、状況を分かってもらえるかもしれません。
本当に見られない状況だということが分かれば、営業にも連絡がいき、その後はしつこく訪問されたり電話が来たりしなくなります。
もし来た場合でも、「ふれあいセンターにこう言われた」と伝えれば納得してもらえることでしょう。
自分で連絡するのが不安だったり、本当にBS対応じゃないのか不安なら、管理会社や大家さんに相談するのもいいでしょう。
しつこい勧誘に参ってしまうような状況では、そのマンションに住み続けるのも嫌になってしまいます。
そうした、入居者の不安やストレスを解決するための相談窓口になるのも、貸主の役目かもしれません。
BS対応のマンションでBS番組を映す方法
最後に、BS対応のマンションで契約していても、今までBS視聴をしていなかった場合に、BSを見る方法をお伝えしておきます。
機械関係にうとい人でも、簡単に見ることができますよ。
まず、壁のアンテナから出ている同軸ケーブルを見てみましょう。
テレビの「地上デジタル」のところにつながっているケーブルです。
ブルーレイレコーダーにさしてある場合もあります。
それが把握できたら、同軸ケーブルをさしてあったところから抜き、テレビの「BS・110度CSアンテナ入力」に接続してみてください。
そして、リモコンでBSボタンを押して、切り替えます。
BS対応マンションで設備がしっかり機能していれば、これで映ると思います。
そして、より便利に地デジとBS放送両方を楽しみたいのなら、分波器やTV接続ケーブルを使うといいでしょう。
TV接続ケーブルは、DVDレコーダーやブルーレイレコーダーがある場合に役立ちます。
BSの録画も楽しみたい場合は必須アイテムになりますね。
ネット通販で意外と安く購入できますので、活用してみてください。
BS対応アパートで見られるテレビがあるなら受信料は払おう
NHK受診料を「うちはテレビが無いから」といって払わない人も多く、その理由を聞くと思わず納得してしまいそうですが、見ているのなら払いましょう。
多くの人がきちんと払っていますし、財産の差し押さえに至るケースもあるのです。
それがいやなら、BSに対応していない物件を選ぶか、BSを見ることができないテレビを購入したり、テレビ自体を置かないようにするしかないでしょう。