株の好材料で失敗!?投資で損する人が陥るパターンのまとめ

  • 2018年8月18日
  • 2019年5月31日
  • 投資,

ある銘柄に好材料が発表されると、それに飛びついてその株をすぐ買ってしまう人。

損切りするタイミングを逃してしまい、損失を出したままずるずると保有してしまう人。

はたまた、ずっと利益を出し続ける人。

投資では、得する人もいれば損する人もいます。

そんな、投資で損する人が陥るパターンについてまとめました。

明日は我が身です。

自分もそうならないように、参考にしてみてください。

企業が好材料発表!株式投資で失敗する人のまとめ①

株式投資をしている人は、誰しも利益を出し続けたいと思っていることでしょう。

しかし、株式投資で成功をおさめることは案外大変なことです。

それでは、多くの人が陥りやすい失敗についてまとめていきます。

とある企業が「新しい商品を開発した」などと株にとっての好材料を発表したら、みんな飛びつきたくなりますよね。

しかし、好材料に飛びつくことはいいことなのでしょうか。

実は、そうとは言い切れないのです。

中には、好材料が発表されてすぐその株を買って、そのまま株価が上がり続けるパターンももちろんあります。

ですが、多くの銘柄は発表当日しか株価が上がらない傾向にあるのです。

毎日のように、世界中でさまざまなニュースが発表されます。

それが好材料のニュースであると、どうしてもそれを買いたくなりますよね。

そうすると、投資家たちは新しい材料の方に気が向いてしまいます。

そう考えると、好材料が発表されてすぐ買ってしまうということは高値で買ってしまうことになり、なかなか利益を出しにくいのです。

ヘタをするとそのまま塩漬けになってしまうパターンになる可能性があります。

企業が好材料発表!株式投資で失敗する人のまとめ②

企業が好材料を発表して買ってしまった株。

それが思いもかけず高値掴みをしてしまったことにより、そのまま塩漬けにしてしまうこともあるかもしれません。

これがまた、株式投資で失敗する人のパターンの一つでもあります。

株を塩漬けにしてしまう人の心理はこういう感じでしょうか。

「もう少し持っていたらまた株価が上がるかもしれないからまだ持っていよう。」

「今売ってしまうと、損失が確定してしまうから売るのはとりあえずやめておこう。」

この心理のままに、含み損を出している株を売らないことは、さらに大きな損失を生み出す結果ともなりうるのです。

まとめると、何か確固たる理由がない限り、株を塩漬けしておくことはいつまでも投資に勝てないともいえるということです。

確固たる理由とは、その銘柄の配当が安定しているということなどです。

強い意志を持って損切りをすることは、投資が成功するためのカギともいえます。

株で失敗する人は悪循環に陥っている?

株式投資で失敗する人についてまとめてきましたが、企業が好材料を発表してそれに飛びついて失敗してしまうパターン以外にも、投資で失敗する要因はあります。

それは、失った損失を取り戻そうと投資金を増やしてさらに株を買い、その株でまた損失を出してしまい、さらにまた資金を投入して投資するという悪循環に陥ることです。

このようなことを続けていると、もちろん手元の資金は底をついてしまいます。

ここで気がつかない人は手元の資金だけでなく、新たに借金を重ねてさらに株を買ってしまうのです。

そうなると、大損失につながってしまうことになります。

「まさか、そんなことする人いないでしょう」と思うかもしれませんが、案外株式投資であるパターンなのです。

このようなことにならないために、株式投資で多少損失を出したとしても、その損失分を補填しようと思わないように心がけることが大切です。

好材料に飛びつかない!株式投資の成功者は何をしている?

それでは、反対に株で成功している人はいったいどう投資を行っているのでしょうか。

まず、そのような投資家は投資目的がしっかりとあります。

ただ目的なく「儲けられたらいいな」というような考えで投資をすることは、投資に失敗することにつながってくるのです。

例えば、成功する投資家は「3年後には、300万円の資金をかけた投資に対して3割の利益確定をして元手の資金も取り戻す」というような目標を掲げます。

もちろん、どこかの企業が好材料を出したからといって飛びついたりはしません。

この場合、3年後に何にその資金を使うかを決めている人がほとんどなので、そこを目標にして、逆算して銘柄を選定しているのです。

また、そのような投資家は危機管理能力が高いです。

ニュースなどで「これは今後市場が混乱しそうだ」などと、市場の状況を敏感に察知して「気がつきやすい」ということですね。

それだけでなく、そのような認識を持ったときに、すぐ持ち株を売却できる強い意志があることも大切です。

まとめると、成功している投資家は投資の目的意識がしっかりとしてること、危機管理能力が高いこと、危機に直面しそうなときにすぐ行動できることが大切だといえます。

株式投資で失敗しないコツのまとめ①

前項でお話しをした成功する投資家のように、投資の目的意識を持ったりすることなどは大切です。

株で大成功するとまではいわないとしても、株式投資で失敗しないためにいくつかコツがあります。

ここでまとめましたので、参考にしてみてくださいね。

【売却する時のマイルールを決める】

「株価がこの価格になったら売却する」などと、売却時のマイルールを決めましょう。

これは「ロスカット(損切り)」ともよばれ、損失をできるだけ少なくするために含み損が少ないうちに株を売ってしまうということです。

【財務分析ができるようになる】

どの銘柄を選んだかという時点で、その投資がうまくいくか失敗するか大方決まってしまいます。

銘柄を選ぶには好材料だからという単純な理由だけではなく、業績のわりに株価が割安であるなど財務分析ができることがとても重要になってきます。

もちろん、PERやPBRなどの株指標を把握しておくことはいうまでもありません。

株式投資で失敗しないコツのまとめ②

【分散投資をする】

投資をされている方であれば、もはや常識かもしれませんね。

一つの銘柄に絞るのではなく、いろいろな銘柄に分散して投資することである程度リスク軽減ができます。

株だけではなく、債券や投資信託など、商品自体を分散することも資産形成において大切なことです。

【株式投資は余裕資金で行う】

株式投資に元本の保証はありません。

つまり、投資した金額すべてを失ってしまう可能性すらあるのです。

もしも、余裕資金ではなく生活資金を使って投資を行い損失を出してしまったら、元も子もありません。

生活資金で損失を出すと、さきほどもお話ししましたようにそれを取り戻そうと好材料に飛びつき、さらに失敗を繰り返してしまう原因にもなるのです。

投資をする際は、あくまでも余裕資金で行うようにしましょう。

株式投資で失敗しないコツについてまとめました。

これまで、ここで挙げたことを実践されていない方はぜひ今から始めてみてくださいね。

投資に成功するか失敗するかはあなた次第

株式投資に失敗してしまう人の行動パターンはいくつかあります。

もしも、それに当てはまるようであれば今すぐ改善するようにしましょう。

株式投資を成功させるか失敗に終わるかはあなたの意識次第です。

投資目的をしっかりと持ち、常にアンテナをはりめぐらせて知識も蓄え、株式投資を成功させましょう!