みなさんは、投資に興味はありますか?
興味はあっても、どのように行うのか詳しくは分からない人も多いでしょう。
今回は、ブログの人気ジャンルでもある、株式投資についてお話します。
お得な株主優待制度についても、併せてご覧ください。
投資ブログでよく見る株主優待って何のこと?
インターネットが普及しているなか、ブログなどでさまざまな情報を得ることもできますね。
投資ジャンルでは、株主優待や高配当株を持っている人のブログが上位に上がっています。
この株主優待とはいったい何のことなのでしょうか。
はじめに、株式投資について、お話します。
株式投資とは、企業が発行する株を売買して、利益を得る投資方法です。
利益といっても、株価は毎日変動しています。
この株価が、買ったときよりも高い株価に売れば、その分が利益になるのです。
また、企業の利益の一部は株主に配当金として分配されます。
会社が大きければ大きいほど、配当金も大きい金額になる傾向にあります。
株主優待とは、この株式を長い期間持っている人に対して、配当金とは別にサービスや独自商品などの特典を受けることができる制度です。
ただし、この株主優待制度を導入している企業でなければ受けられないため、優待の制度があるのかどうかを確かめましょう。
優待内容は、持っている株数によっても異なるため、より充実したサービスを受けるためには、多くの株を保有したほうが良い企業もあります。
個人投資家ブログでも人気!はじめやすい株主優待とは
株というと、少々難しいイメージがありますよね。
株式投資の経験がない人にとっては、これから業績が上がる会社の株を見極めるのは、簡単ではありません。
ですが、正しい情報を得て、知識さえ持っていれば、初心者であっても運用することができます。
そうした初心者のなかでも人気なのは、食品やお米、テーマパークなどのパスポートやチケットの優待です。
株の取引きで得られるお得なサービスとして、個人投資家ブログでも人気を集めています。
では、この株主優待は、どのようにしてもらえるのでしょうか。
答えは、株主優待制度を導入している企業で株を買うと、自ずと株主優待を受けることができます。
ご自身で気になる企業の株を買いましょう。
インターネットで口座の開設申し込みを行えば、簡単に取引が可能です。
多額の投資でなくても、なかには少額からでも買える株もありますよ。
優待を貰うために口座を開設しよう
では、証券会社に口座を開設しましょう。
色々な証券会社がありますが、そこまで頻繁に取引をしないかたや、ご自身が欲しい優待がすでに決まっているかたは、手数料の安いネット証券がおすすめです。
まだどの証券会社が良いのかよくわからないという人は、利用しやすそうな口座を開設してみるのも良いですよ。
どこの証券会社も開設手数料はかかりません。
問題なく進めば、通常1週間ほどで口座を開設することができます。
次に、ご自身が欲しいと思う株主優待を探しましょう。
株主優待を綴っているブログなどでは、テーマパークのパスポートや割引券の優待が人気です。
欲しい銘柄が決まったら、開設した証券会社でその株を購入します。
条件として、権利付き最終日までに株を購入したものは、翌日まで保有している必要がありますので、気を付けてください。
似ている言葉で、株主優待の権利をもらえる権限が確定する日を「権利確定日」があります。
手続きの関係で、実際には確定となる3日前までに株を買わないと優待を貰える権利がありません。
はじめてで、よく分からないというかたは、「権利付き最終日」だけを覚えておきましょう。
優待の商品ですが、すぐに送られてくるのではなく、しばらく経った頃に送られてきます。
ブログでも話題に!銀行よりも株投資する理由
お金を銀行に預けているご家庭が多いなか、なぜ株投資を行っているのでしょうか。
簡単にお話すると、銀行の預金金利だけでは資産は増えません。
しかし、株主投資を行うと、株価の上昇によって、資金を増やすことも可能だからです。
また、銀行よりも配当金の利回りが良い傾向があります。
銀行預金と株式投資について、もう少し掘り下げて見ていきましょう。
大きな違いは2つあります。
1つめは、元本保証がされるか否かです。
銀行預金の場合、万が一破綻したとしても、1,000万円までの元本とその利息を預金保険機構が保護してくれます。
しかし、株式投資の場合は、投資した企業が倒産しても、元本の保証がされません。
投資して金額全てを失うリスクがあります。
多くの人が投資に対して怖いイメージを持つのは、このリスクがあるからではないでしょうか。
ただ、投資した企業がうなぎ登りに成長すれば株価が上がり、資産が増えるメリットもあるのです。
そのため、リスクは承知のうえ、リターンが見込めることから、株投資ブログならぬ優待ブロガーが存在するのです。
ハイリスク株の特徴とは
2つめは、利回りによる違いです。
例えば銀行に100万円預けているとします。
銀行預金の定期預金金利が0.011%とすると、1年間で110円が金利としてもらえる計算になります。
100万円預けて110円は安いと思うか十分と思うかは、個人差がありますが、株主優待を金額に換算すると1%を超える配当金も存在します。
100万円の株価であれば、1万円以上の価値があるため、銀行に預けているよりもお得に感じますね。
配当金が10%、20%の株主優待もあります。
銀行預金よりもお得と感じる株主優待をチェックしてみましょう。
なかには、気を付けていただきたい銘柄もあります。
●100円を割り込んでいる銘柄
株式市場では、倒産のリスクがあると見て、株価の乱高下が予測されます。
極端ではありますが、明日には倒産しているかもしれない株といえるのです。
株式投資の場合は元本保証がないため、注意しましょう。
●社名を何度も変更している会社
会社の合併による変更などはありますが、事業の低迷を隠ぺいするための社名変更を行う企業も事例として数多くあります。
このような銘柄は特に注意が必要です。
投資経験のあるブログなどでも情報収集してみましょう。
株主優待は課税対象
ブログやサイトなどでは、株主優待は非課税と書かれていることもありますが、株主優待は課税対象になります。
しかし、法人に利益があるのかないのかは関係なく、株主優待は供与されているものが多いため、利益の分配である配当所得とは源泉が異なるのです。
給与以外に20万円を超える所得の場合は、確定申告の義務が生じますので、注意しましょう。
株主優待の区分については、以下を参考にしてください。
●配当所得
会社が利益処分をした場合は、利益の分配とみなされます。
よって、配当所得に区分され、会社は所得税相当の金額を控除してうえで優待を株主に交付します。
●雑所得
会社が利益処分をしていないものは、雑所得に区分されます。
こちらは、所得税相当額の金額を会社で控除しないため、株主優待はそのまま株主へと交付されます。
ほとんどの株主優待は利益処分していないため、雑所得となることが多いです。
リスクを考えて投資しよう
資金を増やすことはできないけれど、元本保証のある銀行に預けるのか、投資金を増やせるかもしれない投資を選ぶかは、あなた次第です。
投資を行う際は、大なり小なりリスクがあることをふまえて行いましょう。
また、株主優待は使わないともったいないです。
ご自身で使い切ることができる優待なのか見極めてから購入しましょう。