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株式投資初心者へ!空売りの仕組みと銘柄の探し方を解説!

2019.8.23

株式投資初心者の方の中には、「空売り」のことをご存知ない方も多いと思います。

「株価が上がることで利益を得る」株式投資と違い、空売りは「株価が下がることで利益を得る」ものです。

つまり、状況に合わせて使い分けることが出来れば、利益を得るチャンスが増えるということです。

では、空売りの仕組みと、空売りをするための銘柄の探し方をご紹介しましょう。

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銘柄の探し方の前に「空売り」の仕組みを解説

先程、空売りは「株価が下がることで利益を得るもの」とお話ししました。

それは一体どういうことなのでしょうか?

空売りは、信用取引とも言われ、証券会社から株を借りて取引を行い、証券会社に借りた株を決められた期間内に返す方法です。

例えば、証券会社からA社の株を100株借りて売るとします。

仮にA社の株価が5000円でしたら、100株×5000円で50万円の売り上げになります。

しかし、それは証券会社から借りた株なので、いずれ100株返さなくてはいけません。

すぐに返さなても良いのですが、通常は6カ月以内に返すことになっています。

そこで、借りた100株を返すために、またA社から100株買い戻すことになります。

このときに、売ったときよりも、株価が下がっていれば差額が利益として入ってくるのです。

買い戻すときに、株価が4000円に下がっていたら、100株×4000円で40万円で買い戻すことになります。

売ったときが50万円で、買ったときが40万円ですから、その差額10万円を利益として得ることが出来るのです。

反対に株価が6000円に上がっていたら、100株×6000円で60万円ですから、マイナス10万円の損失になります。

したがって、「株価が下がることで利益を得る」ことになるのです。

ただし、株式市場に出ているすべての銘柄が空売り出来るわけではありません。

では、その探し方についても順を追ってお話していきましょう。

「空売り=信用取引」は信用が第一!

空売りの仕組みはおわかりいただけましたか。

次は、空売りをするための準備についてお話ししましょう。

先程からお話ししていますように、空売りは「信用取引」と言われています。

信用取引を行うためには「信用口座」を開設する必要があります。

信用口座を開設するには審査があり、証券会社の口座を開設して間もない方や、株式取引の経験が少ない方が、審査を通ることは難しいとされています。

証券会社にもよりますが、口座開設後、最低でも6か月以上の取引期間が必要です。

しかし、信用口座の審査が通らなくても、申し込みは何度でも行うことが出来るので、気にすることはありません。

このように、空売りをするための信用口座を開設するには、株式取引の経験という「信用」が必要になります。

信用口座開設には、少し時間が掛かるので、空売りをやってみたい方は早めに準備されることをおすすめします。

それでは、実際に空売りする場合の銘柄の探し方を見ていきましょう。

「空売り」出来る銘柄の探し方

先程もお話ししたように、株式市場に出ているすべての銘柄が空売り出来るわけではありません。

空売り出来る銘柄のことを「貸借銘柄(たいしゃくめいがら)」と言います。

また、空売り出来ない銘柄は「信用銘柄」と言います。

信用銘柄には、「一般信用銘柄」と「制度信用銘柄」のふたつがあります。

詳しい説明は、ここでは割愛しますが、証券取引所が選定した「制度信用銘柄」の中から、さらに選別されたものが「貸借銘柄」です。 

この「貸借銘柄」の探し方で一番確実で簡単なのは、JPX=証券取引所グループのウェブサイトでしょう。

サイト内に「制度信用・貸借銘柄一覧」があり、誰でも見ることが出来ます。

また、証券会社などのウェブサイトでも、独自の表示の仕方で「貸借銘柄」を詳しく紹介しています。

「空売り」銘柄の探し方①

それでは、空売り銘柄の探し方では、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか?

それには4つのポイントがあります。

【株価チャートの上昇トレンドの崩れを見る】

株価チャートを見て、上昇と下降を繰り返しながらも、長いスパンでみたときに上昇している「上昇トレンド」の崩れをチェックします。

一度、上昇トレンドが崩れると、株価の上昇幅が限定的となるので、大きく上昇することはないと考えます。

空売りでは、この崩れた上昇トレンドが「戻ったところで売って、下がったところで買い戻す」のです。

したがって、上昇トレンドの崩れを見極めることが大切になってきます。

【信用買い残の整理が進んでいるかどうか】

信用買い残とは、信用取引によって買われたものが決済されずに残っている状態です。

借金をしてまで株を買っているので、「株価の上昇を期待している投資家が多い」ことがわかります。

反対に、信用売り残とは空売りのことです。

こちらも、信用売りしたものが決済されずに残っている状態です。

空売りでは株価が下がるときに利益を出すので、売り残が多いということは、「株価の下降を期待している投資家が多い」ことがわかります。

信用買い残が多過ぎれば、その後の売り圧力になりますし、売り残が多過ぎれば、その後の買い圧力になるのです。

「空売り」銘柄の探し方②

あとふたつ、空売り銘柄の探し方をご紹介します。

【移動平均乖離率(いどうへいきんかいりりつ)が市場平均を上回っているか】

移動平均とは、過去の終値の平均値をチャート上に表示したもので、移動平均乖離率とは、株価が移動平均からどれくらい、乖離=離れているのかを見る指標のことです。

株価の上昇、下降、どちらも移動平均の5%を目安に「上昇し過ぎたら下がる、下降し過ぎたら上がる」という考え方をします。

したがって、移動平均に対して株価が5%を超えて上昇していると、早めに下降する可能性が高いということになります。

【空売りに適した地合いなのかを判断する】

地合い(じあい)とは、相場の状況や雰囲気のことを言います。

買いが多く取引量も多ければ、「地合いは強い」と言い、反対に、買いが少なく、取引量も少ない状態は、「軟弱な地合い」と言います。

地合いが強いと、少々の悪材料があっても相場は乗り越えていけますが、軟弱な地合いですと、相場はより悪化しかねません。

このような相場の雰囲気を察知することが重要です。

以上が、空売り銘柄の探し方のポイントです。

注目の「空売り」銘柄の探し方

それでは、空売り銘柄の探し方のポイントがわかったところで、次は実際に注目の空売り銘柄を探していきましょう。

基本として、株式市場の売買高が増えてくると株価が上昇し、減っていくと株価が下落する傾向があります。

証券会社などでは、そのような情報をいち早く察知し、投資家にわかりやすいチャートとして公開しています。

例えば、ある証券会社では、ウェブサイトを開くと、日々の売買高を確認することが出来、マーケットの地合いの他、どんな業種や企業がマーケットで注目されているのかをチェック出来るようになっています。

また、売買高が膨らみ、マーケットが活気づいてくると、信用取引が増加します。

そのような、信用買いと空売りを総計した信用残高の需給なども、詳しく分析し、投資家に提供しているのです。

信用買いは、物色意欲のバロメーターとも言われますが、下落トレンドであるにもかかわらず、信用買い残が増えている空売りに適した銘柄の探し方や、マーケットの先行きを判断するのに役立つ情報も数多く公開されています。

また、空売り候補銘柄と日経平均のチャートを比較することで、売買のタイミングを計ることも出来るようになっています。

このように、個人では集めきれない情報がウェブサイト上で公開されているので、株式投資初心者でもチャートの見方などに慣れれば、比較的簡単に空売りが出来るでしょう。

情報を分析すれば「空売り」のリスクは避けられる!

以上のようなことを気を付けることで、株式投資初心者でも「空売り」で大きなリスクを背負いこむことは少ないでしょう。

株式投資で一番恐いのは「~だろう」という思い込みです。

「もう、この辺で下がるだろう」という考えで売買をしないことです。

公開されている情報を分析し、自分で判断し、株式投資を楽しみましょう。

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