猛暑の夏!窓の開け方で風通しを良くしエコで涼しい暮らしを

昨今は、少し前まで異常気象と言われていたものが、異常とは言えなくなってきています。

例えば、ゲリラ豪雨や竜巻、夏の猛暑はもはや珍しいことではありませんね。

その中の1つ、35度越えの真夏日が続く夏の猛暑を少しでも快適に過ごすには、エアコンだけでなく部屋の風通しも大切です。

そこで、風通しを良くする効率的な窓の開け方などをご紹介していきましょう。

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一日中エアコンは不経済!たまには窓を開けて風通しを

猛暑が続くと、ついつい一日中エアコンに頼りっぱなしになるのではないでしょうか。

テレビなどでも、熱中症予防にエアコンの使用を推奨していますが、クーラー病のように、体を冷やしすぎることによる弊害があることも確かです。

そこで、エアコンと併用して、窓の開け方を工夫して部屋の風通しを良くするなどし、できる限り快適に夏を過ごしたいものです。

ところで、皆さんのご家庭でも、春や秋に比べて、夏や冬の電気代は高くなっていると思います。

その原因は、冬の暖房や夏の冷房にかかる電気代でしょう。

特に専業主婦や就学前のお子さんなど、家族が一日中家にいるような環境の場合、冷暖房費はバカになりませんよね。

そこでまずは、節電に効果的なエアコンの使い方をまとめてみました。

●エアコンは設定温度に室温を下げるまでが一番電気代がかかるため、こまめなスイッチのオンオフは逆効果です。

30分程度の外出であればつけっぱなしにしておくと良いでしょう。

●エアコンの設定温度は28度が理想ですが、風量は弱運転だと設定温度になるまでの時間が長くなります。

そのため、自動運転に設定しておくことがおすすめです。

●自動運転でも24時間つけっぱなしでは電気代は高くなってしまうことが考えられます。

涼しくなる時間帯には、扇風機に変えたり窓を開けて風通しを良くするなどし、エアコンを切る時間を作りましょう。

このように、エアコンの電気代を節約するためにも、風通しを良くすることは意外と有効です。

そこで次に、効率的な風通しの方法について解説していきましょう。

早く室温を下げるにはエアコンの前にまず窓を開け風通しを

皆さんは、夏に外出から帰ってくると、まず最初にエアコンのスイッチに手を伸ばすのではないでしょうか。

一日閉め切っていた室内は、温度も湿度も高くなっており、外よりも蒸し暑く感じるほどで、とてもエアコンなしではいられませんよね。

特にマンションなど機密性の高い建物では、空気が停滞するだけでなく外壁からの放射熱も部屋に溜まるため、蒸し風呂のようになってしまいます。

しかし、その状態でエアコンに手を伸ばすのはちょっと待って欲しいのです。

まずは窓を開けて、風通しを良くし部屋の空気を入れ替えるのが先決です。

エアコンをつけた場合に、蒸し風呂の空気と外の空気では、どちらが早くエアコンの設定温度になるかは、考えるまでもないことですよね。

例えば車でも、一日外に停めておいて次に乗る際は、ドアを開けたとたんに暑い空気が漏れてきます。

その際、エアコンをつけてもしばらくは汗が止まらず、家に着くころにやっと車内が冷えてくるといった経験は誰にでもあると思います。

部屋も同じで、外気以上に温まった室内の温度を下げるためには、時間がかかります。

そこで、まずは室内に溜まった熱い空気を、窓を開けることで入れ替えるわけです。

その後にエアコンを入れることで、より早く設定温度に室温を下げることができるのです。

その際、より効率的に暑い空気を逃がして部屋の空気を入れ替えるための、窓の開け方というものがあります。

正しい窓の開け方を知って効率的に風通しを良くしよう

まず、部屋の風通しを良くして空気を入れ替えるためには、最低2ヶ所の窓を開けなければなりません。

なぜなら、ストローで飲み物を飲むときに、一方でも塞がっていると飲めないのと同じで、空気も入口と出口がなければ効率的に入れ替わらないからです。

また、空気は液体ほど自重がないため、何かしらの圧力がなければ動きません。

つまり、空気を動かす風が必要になってくるのです。

ところで、夏に日本で吹く風は、多くの場合南から北、もしくは南西から北東に向かって吹きます。

これは、夏は大陸が強い日射によって高温になることで、上昇気流が起こり低気圧が発生することに起因します。

そして、風は気圧の高い方から低い方に吹くため、大陸より気圧の高い海から大陸に向かって風が吹き、大陸と海の間にある日本を通り過ぎるのです。

したがって、この南西風を効率的に部屋に取り入れるためには、部屋の南側の窓と北側の窓を開けることが重要なのです。

もし北側に窓がないのなら、東側の窓でも構いません。

ただ、できるだけ風向きに沿っていて風が通りやすい窓を2ヶ所以上開けること、これが効率的に風通しを良くするための正しい窓の開け方です。

正しい窓の開け方でも無風の場合は扇風機などを併用しよう

また、正しい窓の開け方をして風の入口と出口を作っても、うまく空気が入れ替わってくれない場合があります。

外が無風の場合は、窓を開けただけでは空気が出入りしないのです。

そのような場合は、サーキュレーターや扇風機で部屋の中に空気の流れを作り、空気の入れ替えをします。

また、カーテンは風の流れを遮りますので、必ず開けておくこともポイントです。

そしてもう1つ、開ける窓の方角だけでなく、どの程度開けるかも風通しには重要です。

普通に考えると、入口と出口はできる限り大きく開けた方が、空気が素早く入れ替わるような気がしませんか。

しかし実は、空気の流れを早くするためには、入口を全開にするより、小さく開けた方が風にスピードが付くのです。

ただ、これはもともと風がある場合に限られます。

例えば水を撒くときに、ホースの先を押さえて水の出口を小さくすると、全開の場合より勢いよく遠くまで水を撒くことができますね。

これと同じ原理で、ある程度風の勢いがある場合には、入口となる南側の窓は小さめに、北側や東側の窓は全開にすると、空気の流れが早くなるのです。

この原理を利用することで、より効率的な風通しができます。

扇風機や風通しも晩夏の快眠のために有効な選択肢の1つ

このようにして、正しい窓の開け方で素早く風通しを良くしてから、改めてエアコンを入れることで、短い時間で設定温度にまで室温を下げることができます。

そして、その間のエアコンの電力も節約できます。

ちょっとしたことですが、知っていると知らないとでは差が出てきますので、覚えておくと良いでしょう。

夏も終わりに近づいてくると、昼間は暑かった外気も、朝夕には少しひんやり感じられるようになってきます。

このような場合は、エアコンにばかり頼らず、窓からの風と扇風機に切り替えることがおすすめです。

眠る1時間前くらいにエアコンを切っても、扇風機を弱くかければエアコンの冷気が風になり、1時間くらいは涼しく過ごせます。

また、その後冷気がなくなった後に少し窓を開け、風が直接体に当たらないように扇風機を部屋のドアの方に向けておくと、窓から風を取り込むことができます。

夏にエアコンをタイマーにしておくと、切れたとたんに暑くて目が覚めてしまうことがありますね。

そして、またエアコンをつけて朝まで眠ると、起きるころには体が冷え切ってしまいます。

しかしご紹介した方法だと、意外と朝まで快適に眠ることができ、エアコン疲れもないので、一度試してみてはいかがでしょう。

窓の開け方も知っておけば夏を乗り切るための知恵や工夫となる

ここ数年、猛暑にも関わらずエアコンをつけないでいたため、熱中症で亡くなる人が出ています。

特にお年寄りの死亡が多く、なぜそこまで我慢してしまうのかと残念でなりません。

一説には、年齢を重ねると暑さ寒さを感じにくくなってくるということも言われています。

このような場合であっても、命を守るために、温度設定のできるエアコンに頼ることも大切です。

ただ、猛暑だからといってエアコンに頼りすぎると、異常に体が冷えてしまったりして、体調に異変を来たすこともあります。

注意しなければ、クーラー病や夏風邪などになりかねませんね。

そもそも、昔はすだれで日陰を作ったり、庭に打ち水をしたり、建具にも風を通す夏用の戸を使用するなどして、暮らしの知恵で夏を乗り切っていました。

風鈴なども、そんな夏の風物詩の1つで、音色を聞くと涼し気でよいものです。

しかし、今の猛暑をそれだけで乗り切れるかといえばそうはいきません。

そこで、エアコンや扇風機もしっかり活用しつつ、正しい窓の開け方で風通しを良くし、蔓植物でシェードを作るなどの知恵も活用すべきではないでしょうか。

我慢をするのではなく、知恵や工夫で夏を乗り切るようにしましょう。

健康に猛暑を乗り切るために風通しを良くしよう

今回は、夏に有効な風通しを良くする効率的な方法をご紹介しつつ、エアコンとの併用方法についてまとめてみました。

特に難しいことではありませんが、知っていると少しは役に立つことではないでしょうか。

皆さんが健康に猛暑を乗り切るために、活用していただければと思います。