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手軽に始められる金ETF!気になるデメリットや手数料は?

2018.12.20

金は実物資産として、古くから重宝されてきました。

「有事の金」とも呼ばれ、インフレに強く、通貨として通用する側面もあります。

金投資のなかでも「金ETF」は現物取引と比べると、手数料も安く、少額から始められるので人気です。

ここでは、金ETFのメリット・デメリットや、気になる手数料などについてみていきます。

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金ETFをはじめとする金投資にはどんな種類がある?

金を対象とした投資は、金ETFのほかにもいくつか種類があります。

それぞれにメリット・デメリットや手軽さ、リスク、手数料の違いなどがありますので、自分にあった金投資を考えていきましょう。

◯金貨・金地金(きんじがね)

金貨やゴールドバーを購入し、金の現物を手元に置いておく方法です。

金貨の購入は、最も簡単な金投資の方法で、デパートなどでも購入することが出来ます。

約2万円程度から購入出来るものもあります。

資金に余裕があり、本格的に金を購入したいという方には、一般的に「金の延べ棒」と言われる金地金(インゴット・バー)の購入がおすすめです。

地金商・金属メーカー・商社などで購入することが出来、1キログラムのバーの購入では数百万円が必要になります。

金の現物の販売価格と買取価格には価格差、つまりスプレッドがあり、このスプレッドが実質の手数料となっています。

◯純金積立

地金商や証券会社などの販売業者が、毎月定額または定量で自動的に金を購入してくれる方法です。

1000円程度から積み立てることが出来るので、現物の購入よりも気軽に始められるのが魅力です。

デメリットとしては、購入手数料や入会費・年会費、保管手数料などがかかることが多く、金ETFや投資信託と比べると割高な印象をうけます。

まだまだある金投資の種類!

金投資の方法はほかにもあります。

◯投資信託

投資信託とは、投資家から資金を集め、専門家が投資・運用する方法です。

そこで出た利益は、出資した金額に応じて投資家に分配されます。

金の投資信託は、投資先が金現物に限らず、金関連の金融商品となっています。

金ETFや株の投資信託に比べると手数料がやや高めではありますが、少額から金に投資することが出来ます。

◯金先物・CFD

先物取引とは、決められた日に決められた価格で販売することを約束する取引のことです。

金先物の場合は、金の価格が将来のある時点では現在の価格より上がるか下がるかを予想します。

先物取引の特徴としては、大きなレバレッジをかけることが出来るので、手元にある資金の数十倍大きな取引をすることも可能です。

ただし、レバレッジをかければかけるほどリスクも大きくなるので、注意が必要です。

CFDとは差金決済のことで、さまざまな投資対象にレバレッジをかけて取引をすることです。

分かりやすいイメージとしては、対象が通貨だけではないFXのようなものです。

CFDもレバレッジをかけて取引するものなので、大きなリスクがあることは頭に入れておきましょう。

以上の4種類と、そして今回取り上げる「金ETF」が主な金投資の方法になります。

金ETFを詳しくみていきましょう。

金ETFとはどんな投資方法?手数料は?

まず「ETF」とは、「上場投資信託」と呼ばれる金融商品のことで、証券取引所に上場している投資信託のことを指します。

金ETFとは、ETFの中でも金を対象にしたものです。

ETFは投資信託と同様に信託報酬などの管理費用がかかるほか、売買手数料なども必要になります。

金ETFは、東京証券取引所に上場している東証ETFと、アメリカに上場している海外ETF2つに大きく分けることが出来ます。

東証ETFの場合は、通常の株取引と同じように、その都度で証券会社を経由して売買を行っていきます。

一方の海外ETFは、東証に上場していない銘柄に投資出来るというメリットがあるものの、外国証券取引口座の開設が必要となるほか、取り扱っている証券会社が限られているなどの制限があります。

東証の金ETFの主な投資先としては、

◯ETFS金上場投資信託(1672)
◯OneETF国内金先物(1683)
◯SPDRゴールド・シェア受益証券(1326)
◯金価格連動型上場投資信託(1328)
◯純金上場信託 (現物国内保管型)(1540)

の5つが挙げられます。

海外の金ETFの投資先としては

◯SPDRゴールド・シェア (GLD)
◯iシェアーズ・ゴールド・トラスト (IAU)

などが挙げられます。

金ETFのメリットは管理手数料の安さ!

金ETFについてさらに詳しくみていきます。

◯売買手数料が安い

金ETFのメリットとしてまず挙げられるのは、かかる手数料が比較的安いということです。

金の現物を購入するのも、金ETFを購入するのもどちらも売買手数料がかかりますが、金ETFの方が圧倒的に売買手数料が安いです。

また、売買手数料は各証券会社の取引手数料に準じていますので、ネット証券を利用することでさらに売買手数料を抑えることが出来ます。

◯保管手数料がかからない

売買手数料が安いだけでなく、保管手数料がかからないことも金ETFの魅力の一つです。

金の現物を購入し、預けておく場合には保管料がかかりますが、金ETFでしたらそれがかかりません。

◯少額から始められる

銘柄によって異なりますが、1口単位から購入出来るものもあります。

中には1口4000円程度の銘柄もありますので、比較的少額から金投資が出来るのが金ETFのメリットです。

手数料の安い金ETF!デメリットはどんなところ?

手数料が安く、気軽に金投資が出来るところが金ETFのメリットです。

しかし、そんな金ETFにもデメリットはあります。

◯分配金が出ない

金は株とは違い、配当や利息を生み出すものではありません。

そのため、株や債券を対象としたETFとは異なり、長期保有しても複利効果を得られないのがデメリットの一つと言えます。

分配金支払基準日を設定している銘柄もありますが、実際には分配金が支払われていません。

◯比較的信託報酬が高い

ほかのETFと比べると、金ETFは信託報酬が高いという点が挙げられます。

株・債券・不動産を対象としたETFの場合、信託報酬は年率0.1~0.2パーセント程度の銘柄も多く見受けられます。

しかし、金を対象としたETFの場合には年率0.4~0.5パーセント程度となっていて、金以外のETFに比べると高くなっています。

金ETFは、金の現物購入よりも低コストではありますが、ほかのETFに比べると割高です。

金ETFの信託報酬を比較!

ここからは、先ほどもご紹介した東京証券取引所に上場している、金ETFの信託報酬を比較していきます。

売買手数料を抑えられても、信託報酬が高ければコストがかかってしまいますので、注視していきましょう。

◯ETFS金上場投資信託(1672)

信託報酬は、年率0.39パーセントで、ご紹介している5つの銘柄の中では1番低い信託報酬となっています。

◯OneETF国内金先物(1683)

東京商品取引所金先物の期先限月の清算値が、連動指標となっています。

少々分かりにくいシステムで、信託報酬は年率0.486パーセントと比較的高い設定です。

◯SPDRゴールド・シェア受益証券(1326)

こちらは、円換算した金地金価格(ロンドン金値決め)との連動を目指す金ETFです。

信託報酬は年率0.4パーセントとなっており、比較的に信託報酬を抑えられる設定となっています。

◯金価格連動型上場投資信託(1328)

信託報酬は年率0.54パーセントとなっていて、ご紹介している5つの銘柄の中では1番高い信託報酬です。

◯純金上場信託(現物国内保管型)(1540)

こちらは、「金の果実」と呼ばれていて、国内の金先物価格から評価した、金地金の現在の理論価格が連動指標の金ETFです。

この「金の果実」は、地金と交換することも出来るので、人気の銘柄となっています。

ETFでありながら、金の輝きを実際に楽しむことが出来るのは嬉しいですね。

信託報酬は、年率0.432パーセントです。

金ETFは手軽に始められる金投資

金ETFは、ほかの金投資と比べ、売買手数料が安く少額からの投資が出来るので、初心者の方も始めやすい金投資の方法です。

また、保管料もかからないので、金投資としては低コストで運用出来ます。

ただし、金ETFはほかのETFに比べ、信託報酬が高く設定されていますのでその点には注意しましょう。

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