ALTERNATIVE INVESTMENT UNIVERSITY

SOCIAL MEDIA

ALTERNATIVE INVESTMENT UNIVERSITY│オルタナティブ投資の大学

マンションの窓にある三角のマーク!これは何を意味してる?

2018.11.10

高層マンションなどの窓に、三角のマークがついているのを見かけたことのある方もいるのではないでしょうか。

なぜこのマークが窓についているのか深く考えたことがない方もいるでしょうが、これはとても重要なマークなのです。

この記事で三角マークを窓につける意味についてお話をしますので、大家さんたちも、このマークが所有するマンションの窓についているか確認してみてくださいね。

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

中古物件をセルフリノベーションしよう!~DIY初心者向け~

近年は、築年数の古いマンションといった中古物件を購入する方も増えています。 そして購入後、リノ...

意外と多い?建ぺい率、容積率オーバーの物件に注意!

不動産を購入する時に何かと見かけるのが「建ぺい率」や「容積率」です。 これらは家を建てる上で重...

ウォシュレットから水漏れ!ストレーナーやノズルなどを確認

「ウォシュレットから水漏れしてるみたい!」という連絡が入居者から入った場合は、業者に頼むのが一番...

窓をきれいにしたい!簡単にできるルーバー窓の掃除方法

大掃除のときなどに行うことの多いのが「窓掃除」ではないでしょうか。 そんな窓掃除の中でも、手こず...

ひとり暮らしをしている家賃6万円台の部屋で同棲したい!

恋人同士であるならば、ずっと一緒にいたいと思うようになるでしょうし、一緒に暮らせたらどんなに良い...

正直迷惑!マンションで気になる隣人の声の対処法とは?

マンションは戸建てと違い、壁一枚先に隣の人が住んでいます。 そのため、隣人の声が気になってしまうと...

家賃を滞納してしまった!延滞金の計算方法をご紹介

「家賃は月給の3分の1」。 この言葉をご存知の方は多いはずです。 ご自身は実際にどれくらいの...

ガラス窓のタイプは遮熱と断熱が存在?使い分け方法も必見!

夏場などの暑い時期でよくきかれるのが、ガラス窓の遮熱の重要性でしょう。 ですが、年間を通して室...

今すぐ点検を!窓の鍵がゆるいなら修理・交換必須!

長年使用している窓であれば、経年劣化により鍵がゆるくなることがあります。 窓の鍵がゆるいと...

窓を断熱!アルミシートは冬だけでなく夏にも効果的!?

冬の寒い季節には、暖房を使用する時間も長くなり、その分電気代も高くなってしまいます。 暖房を効...

賃貸物件の隣人の騒音が夜中まで続く!騒音に対する対処法

アパートやマンションなどの集合住宅に住んでいる人の大きな悩みの種となるのが、「隣人の騒音」ではな...

大家さんへの挨拶は必要?適した言葉についても知りたい!

アパートやマンションなどの賃貸物件で新しい生活をスタートさせる方も多いでしょう。 その際気にな...

建ぺい率の緩和を受けるには?車庫と建ぺい率の関係性とは

新築を建てる際、悩むことも多い車庫ですが、特に車が好きな方は、雨風や雪、日差しから守れるように、...

不動産登記は新住所で!?旧住所での登記のデメリットとは?

不動産売買においては登記の住所を新住所にするか旧住所にするか尋ねられることがあります。 一般的...

ldkの雰囲気や住み心地を決めるのは照明の色だった!

住宅においてメインの部屋であるldk(リビングダイニングキッチン)。 ldkでは間取りも大切で...

スポンサーリンク

マンションの窓にある三角マーク!これにはどんな意味があるの?

普段何気なく見ているマンションやビルですが、窓に赤い逆三角形のマークがついているのを見たことはありませんか?

「そういえばついていたな…」と思い返す人もいるかもしれませんね。

しかし、このマークの意味についてはいかがでしょう。

中には知らない方もいるかと思います。

そこでまずはじめに、マンションなどにつけられた赤い逆三角形のマークの意味についてご説明していきましょう。

このマークの正式名称は、「消防隊進入口マーク」といいます。

「非常用進入口」とも呼ばれています。

このマークには、「火災などの非常事態が起きたときに、このマークがついている窓を破って救助にきてください」という意味がこめられているのです。

そのため、どちらかというと、消防士やレスキュー隊に向けたマークといえます。

ほかにも意味がある!窓周辺の決まり

マンションなどの窓についている赤い逆三角形マークには、消防士たちが救助する際の進入口としての意味がこめられていますが、室内にいる人に対しても意味がこめられています。

三角マークには表と裏があり、外からは裏面の赤一色のマークを見ているのです。

しかし室内にいる人は、三角マークの表面を見るわけですが、表面には「消防隊進入口」と書かれています。

そして下部には「この付近に物を置かないでください。」と小さく書かれているのです。

ではなぜ、このマークの周辺には物を置いてはいけないのでしょうか。

マンションに住むとなれば、窓の近くに配置したい家具もありますよね。

なぜ物を置かないようにしなくてはいけないかは、次の項でお話ししていきます。

意味と一緒にマークをつける目的を考えよう!

三角マークは「消防隊進入口マーク」のことを指し、非常事態の際に消防士たちが進入するための出入り口にもなります。

また、室内にいる人に対して「このマークのある窓周辺には、救助の障害となるような大きな家具などを置かないように」といった意味も、三角マークには含まれています。

なぜ、このマークの周辺には物をおいてはいけないかは、目的を考えれば察することができるでしょう。

もし、マンションで火災などが起きれば命に関わる重大な事態ですので、消防士たちは1秒たりとも無駄にはできません。

多くの命が助かるためにも、救助の妨げになるような行為は避けるのが賢明といえますよね。

そのため、三角マークのついた窓周辺には家具などの物を配置しないように、マークからも促しているわけです。

ところでこの三角マークですが、どこの窓にもつけられるというわけではありません。

三角マークの設置基準についても、みていきましょう。

どこにもつけられるわけではない!三角マークの設置基準

窓についている三角マークの意味についてお話をしてきましたが、どこの窓にもつけられるということではありません。

次のような設置基準が設けられているのです。

●3階以上の階層、もしくは地上から31m(おおよそ8階くらい)までの階層に設置すること

●建物の外壁に沿って40m以内の間隔で設置すること

●幅員(歩道や通路を含む)4m以上の通路や、道路に面する各階の外壁に設置すること

このような高さが定められたのは、高層階に救助する場合にはしご車を使うことが関係しています。

はしご車が届くことのできる範囲として、以上のように定められているのです。

また、通路の幅員も、消防車が迅速に進入できる通路の広さとして定められました。

そのため、どこの窓に設置できるというわけではなく、消防士たちがスムーズに救助できるように基準が設けられているのです。

そして先ほどもお伝えしたとおり、室内にはこのマークの周辺には物を置かないようにしなければなりません。

条例等で明記されているわけではありませんが、スムーズに人命を救助できるよう配慮が大切です。

万が一、マークの周辺に物を置いていて、救助の際に破損されても訴えることはできませんので注意しましょう。

窓やマークの大きさにも基準がある!?

定められているのは、設置するための基準だけではありません。

実は、窓と三角マークの大きさにも基準があるのです。

救助するための進入口ですから、小さい窓では室内に入ることは難しいですよね。

そのため、スムーズに進入できるように、三角マークを設置する窓の大きさは「高さが120cmで幅が75cm以上」とされています。

スムーズに進入するだけでなく、救助にあたって作業を行ったりしますので、ある程度の大きさが窓には必要であることは予測できますね。

三角マークに関しては、条例で「赤色反射塗料による、一辺が20cmの正三角形でなければならない」と定められています。

反射塗料であることで、夜間でもどこが進入口になるのかすぐに確認することが可能です。

このように窓や三角マークにも基準が定められているのは、何度もお伝えしているとおり消防士たちが迅速に救助に向かい、多くの命を助けるためです。

三角マークがついていることで、より安心・安全にもつながりますから、賃貸マンションを所有する大家さんたちはに三角マークをつける意味を理解し、所有するマンションの窓ついているか確認してみてください。

高層マンションでも窓に三角マークがないことも!

窓に三角マークをつける意味などについてお話をしてきましたが、なかには設置基準を満たしているのに、三角マークがついていないマンションなどもあります。

三角マークがついていないと、もしもの事態の際、消防士たちの進入口がわからないので、スムーズに救助ができなくなってしまいます。

また実は建築基準法という法律の中でも、高層マンションなどの窓に三角マークをつけなくてはいけないよう決められていますので、法律違反になりかねません。

ところが、三角マークをつけなくても問題ない場合もあるのです。

高層マンションやビルに、あるものが設置されている場合は、三角マークをつけなくても良いとされています。

そのあるものとは、「非常用エレベーター」です。

非常用エレベーターは、火災時などに消防士たちが消火や救助作業を行うために使用するものですから、たしかにこれが設置されていれば、三角マークがなくても問題ありませんね。

ちなみにこの非常用エレベーターも、建築基準法で「高さ31m以上の建築物に設置すること」が義務づけられています。

そのため、8階以上のマンションの場合は、三角マークではなく非常用エレベーターが設置されていることが多いでしょう。

以上のように、三角マークがついていなくても問題ない場合もあります。

所有するマンションに三角マークがなくても、非常用エレベーターがあればOKですので、どちらも設置されている場所の把握はしておくようにしましょう。

住人の安全を守るため!三角マークなどがついているか再確認しよう

マンションなどの窓についている三角マークについてお話をしてきました。

建築基準法でも定められていますから、高層マンションを所有する大家さんたちは、これらの設置をしなくてはいけません。

8階以上の場合は三角マークよりも非常用エレベーターの設置が義務付けられています。

これらが設置されているのかを今一度確認し、マンションに住むみなさんの安心・安全をより守れるようにしてくださいね。

 - マンション, 暮らし, 法令