アパートの部屋番号の順番には決まりがあるの?

アパート選びをしているときや、実際に住んでいるときに「部屋番号の順番は決まってるのかな」と疑問に思ったことはありませんか。

このような疑問を持っている方は、意外と多くいるのです。

実際に部屋番号をつける順番に決まりはあるのでしょうか。

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アパートの部屋番号はいつからあるの?

アパートの「◯◯号室」という部屋番号ですが、実はその歴史は古いのです。

江戸時代には、「長屋」と呼ばれる今でいうところのアパートにあたる集合住宅がありました。

当時の郵便屋である飛脚には、現在でいうところの「住所」という概念がまだ、存在していませんでした。

もちろん、部屋番号もありません。

そのため、荷物や手紙を届ける際には「誰が、どこの町に住んでいるか」という情報を頼りにその町まで行き、到着した後に町の住人に「○○さんはどこですか」と聞きまわり、配達をしたそうです。

明治時代になると「住所」の概念は生まれますが、現在とは少し異なります。

当時は、現在のアパートのような住宅はありませんでした。

そのため、家主から部屋を借りて住んでいた場合「○○(家主)方の○○(住人)さん」と、いうように表していたそうです。

現在のような部屋番号が誕生したのは大正時代になってからです。

このころ、関東大震災が起こり、その復興支援のために団地やアパートが建てられました。

このときに、たくさんある部屋の中から「どの部屋に誰が住んでいるのか」が分かるように部屋番号が振られたのです。

では、そんな歴史をもつ部屋番号には順番に決まりはあるのでしょうか。

アパートの部屋番号の順番の意味は?

アパートの部屋番号には、意味があります。

現在のアパートの多くは、階数と端から順番に数えたときに何番目にあるのかが、部屋番号で分かるようになっているのが一般的です。

例外として、「4」、「9」、「13」は部屋番号として使われないことが多くあります。

これは、ご存知の方も多くいるのではないでしょうか。

「4」や「9」は日本では、縁起の悪い数字とされています。

その理由は以下のことがあげられます。

・「4」は「し」と読むため「死」を連想させる

・「9」は「く」と読めるため「苦」を連想させる

「13」に関しては主に外国で縁起の悪い数字とされています。

これは、北欧神話の13番目の神が災いをもたらしたことや、イエスキリストを死に導いた者が13番目の席に座っていたからなどという理由からです。

こういったことから、これらの数字をアパートの部屋番号に使うことは少ないのです。

風水でも部屋番号は意味がある

少し視点を変えて、アパートの部屋番号についてご説明していきます。

先ほどは、「部屋番号の順番は、部屋がどこにあるのかが分かりやすいようにしてある」、「部屋番号には使われない数字もある」ということをご紹介しました。

では、引っ越してきたときにも気になる、風水の観点ではどうなのでしょうか。

実は、風水的に見ると、数字もとても重要なものになるのです。

数字ごとに意味をご紹介していきます。

1:学問、文章の才能

2:病

3:仕事やストレスの問題

4:恋愛

5:最も良くない 災難や災いをもたらす

6:裁判沙汰、訴訟

7:スキャンダル

8:大吉

9:小吉

このように、数字にはそれぞれ意味があります。

部屋を選ぶ際には、このようなところにも注目してみてもいいかもしれません。

アパートの部屋番号の順番に決まりはあるのか

では、アパートの部屋番号の順番に決まりやルールはあるのでしょうか。

実は、これといった決まりやルールはないのです。

それは一体なぜなのでしょうか。

住所は○○市(町)〇丁目○○番地というように表記しますよね。

この時、1丁目1番地は市役所や町役場などにより近いところになります。

ですが、市役所や町役場などはずっとその場所にあるのではなく、移転する場合があります。

そのようになると、時が経つにつれて基準が分からなくなってしまうのです。

それと同じように、古くからある公営の団地などは道路に面しているところから部屋番号を振っていましたが、高層の住宅が建てられるようになるとエレベーターを基準に部屋番号が振られるようになったのです。

部屋番号の順番には「こうして番号を決めてくださいね。」というような法律はありません。

そのため、アパートによって部屋番号の順番に違いがあるのです。

この順番の違いには、先ほどもご紹介した「4」、「9」、「13」の数字を避けるために、アルファベットを混ぜて部屋番号に振っているというアパートも存在します。

また、決まりではないのですが、部屋数・階数が多くなっていくと部屋番号も多く必要になってきます。

近年では、階数が二桁になるような高層マンションのような賃貸住宅も存在します。

そのため、部屋番号は以前であれば二桁あれば十分だったものが三桁、四桁と増えていっています。

アパートの部屋番号の順番から住んでいる部屋を調べる

では、「アパートの部屋番号の順番に決まりがない」ということであれば、どのようにしたら部屋番号から「どの階数にどの部屋があるのか」を知ることができるのでしょうか。

このようなときには、使っている方もいるかとは思うのですが「ゼンリン住宅地図」が役に立つのです。

ゼンリン住宅地図には建物に住んでいる人の名前が記載されており、アパートのような賃貸住宅についてもこの地図帳の巻末の「別記」に記載がしてあります。

しかし、このゼンリン住宅地図を使った方法には注意点があります。

①すべての建物が別記に記載されるわけではない

地図上すべての賃貸住宅が別記に記載されてはいないのです。

そのため、部屋番号の確認ができないことがあります。

②別記に記載されていてもすべての住民の名前が記載されているわけではない

ゼンリン住宅地図は調査員が直接調査を行って作成しています。

そのため、賃貸住宅の住民の名前が確認できないとき(ポストや表札に名前がない)には名前が記載されていないことがあります。

③記載があっても、住民が引っ越しなどで入れ替わっていることがある

ゼンリン住宅地図の更新は都市部で1年に1回、その他の場所では2~5年に1回という頻度での更新がされています。

そのため、調べたときには最新の住宅地図でも、すでに住民が入れ替わっていることがあるのです。

部屋番号からアパートの階数を知る方法

部屋番号からアパートの階数を知るには、ゼンリン住宅地図を使う方法のほかに、法務局に行って確認する方法があります。

それは、どういった方法なのでしょうか。

順番にご説明していきます。

アパートを始めとする土地・建物などを取得した際は、取得者が不動産登記をするために法務局で手続きをしなければならないことになっています。

しかし、大体の場合、不動産登記手続きは司法書士に依頼するので、多くの方は実際どのようなことをするのか分からないことが多いでしょう。

法務局では、一体どのようなものを記録するのでしょうか。

記録するものは、以下の通りです。

・登記された不動産の場所
・面積
・不動産の所有者の住所や氏名
・権利関係

これらを公に公開することで、安全な取引をスムーズに行うことができるのです。

アパートのような賃貸住宅もこちらに登記がされています。

登記されているものは、アパートやマンションごとに台帳としてつくられます。

この台帳には、賃貸住宅の部屋番号ごとに部屋の所有者の情報が記載されています。

そのため、この台帳を見ればアパートの部屋の広さや住民に関してのことを知ることができるのです。

台帳を見るためには、法務局に行き閲覧したいアパートの住所や部屋番号を申請する必要があります。

部屋番号の順番に決まりはない!

アパートの部屋番号の順番に、決まりやルールがあるのかについてご説明してきました。

部屋番号の順番に決まりなどはありません。

また、「縁起のよくない数字」というのもありますが、この数字も「使ってはいけない」ということでもありません。

部屋番号の順番や使う数字もアパートの所有者の大家さん次第ということになるのです。