ALTERNATIVE INVESTMENT UNIVERSITY

SOCIAL MEDIA

ALTERNATIVE INVESTMENT UNIVERSITY│オルタナティブ投資の大学

FXでよく目にする追証とは?その仕組みと注意点を徹底紹介!

2018.9.24

FXを始めようとしている方にとって、FXに関する多くの用語を覚えることは、最初のうちは難しいですよね。

その中でも、よく耳にする「追証」という言葉については、内容を詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか?

「追証」は、FXで取引をする上で大きく関わってくるため、是非その内容を知っておいて損はないでしょう。

そこで、この記事では、FX取引の仕組みを始め、追証が発生する理由やその注意点について、詳しくご説明していきます。

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

人生最大の買い物で失敗したくない!大きな金額だから慎重に

人生最大の買い物といえば、もちろん「家」ですよね。 多くの人は、マイホームにあこがれを持っています...

株式の利益率計算方法や株指標に関する計算式を解説!

株式投資を行っている人であれば、だれもが大きく利益を出したいものですよね。 自分がどれだけの利...

MRF金利が0%!資産形成には何がおすすめ?各金融商品を比較

証券会社で、銀行の普通預金と同じように利用されていたMRF。 当初は、金利が普通預金より高めの...

ETFの信託報酬はいつ・どのくらい引かれる?ETFの基礎知識!

ETFで投資をする上で、必ずかかってくる信託報酬は無視できない手数料です。 高い信託報酬が引か...

容積率がオーバーしていると違反に!何か罰則規定はあるの?

不動産投資用に物件の購入を検討されている方もいるでしょう。 その際、重要となるのは「容積率」と...

初めての投資で成功するために押さえておきたい為替のまとめ

「毎日、仕事を頑張っているのに給料が上がらないなあ」と思っていませんか。 会社に頼れないなら、自...

株を売る時間買う時間はいつ?株式売買の基礎知識を学ぼう

これから株式売買を始めようという方、基本的な株式の知識は習得しましたか? 株式売買を始める...

fxを始めたい!溶かすリスクを減らす投資法を身につけよう

最近、株式への投資以外に「fx」に興味を持っている方も増えていますね。 主婦や学生であっても簡単に...

初めての株式投資!少額投資するにはブログを参考にしよう

これから株式投資を始めようとお考えの方の中で、まずは少額投資でトライしてみたいという方もいらっしゃる...

現役30代の私たち、老後の年金は毎月いくらもらえるの?

現在30代ぐらいのみなさんは、「年金」と言っても、ピンとこないという方が多いのではないでしょうか。 ...

業者で変わる?スプレッドと取引手数料がもたらす利益の違い

FXでは、カタカナやアルファベットの聞きなれない用語が頻繁に出てきます。 FXという言葉自体もそ...

株はサラリーマンにおススメの投資法!やり方やメリットは?

投資というのは、将来の利益を見込んでお金を投じることで、大きく二つの種類があります。 一つは自分...

MRF金利がついに0%!野村證券でおすすめの商品とは?

低金利の時代も長く続いていますが、ついにMRF金利も0%になってしまいました。 金利0%のMR...

ビットコインFXの大暴落で阿鼻叫喚!その損失の経緯とは?

最近、大いに盛り上がりを見せていた仮想通貨と言えば、ビットコインですよね。 2017年の1年間...

株取引で大損し、2017円が1217円に?信用取引には要注意!

「株で一儲けしたい!」「一発逆転したい!」「勝ったお金で旅行に行きたい!」と考えている株初心者もいる...

スポンサーリンク

FXで追証はなぜ発生する?まずはFXの仕組みを知ろう

長年FXをしている方であれば、もちろん追証についてはご存知なはずですが、初心者の方の中には、追証を知らない方もいることでしょう。

追証とは、文字通りに「追加で証拠金を入金すること」を意味します。

では、なぜ追証が発生してしまうのかと言えば、その理由はFX取引の仕組みにあります。

まずは、FX取引の仕組みからご説明していきましょう。

そもそもFX取引とは、証拠金を担保(保証)とし、自分の資金以上のお金を動かして利益を生む取引です。

そのため、FX取引における一番のメリットと言われているのが、「実際に持っているお金の何倍もの取引が可能である」ことです。

これが、いわゆる「レバレッジ」と呼ばれ、証拠金にかける「てこ」のようなものです。

例えば、10万円の証拠金がある場合、それに10倍のレバレッジをかければ、100万円として取引ができるのです。

したがって、レバレッジをかけた場合、利益は勿論、損失のリスクも大幅に上がります。

仮に、為替レートが下落し、損失が出てしまった場合、その損失は担保でもある証拠金からマイナスされていきます。

では次に、レバレッジで損失が出た場合について、詳しくご説明していきます。

FXで大きな損失が出てしまった!ロスカット水準と追証について

前項でも述べたように、FX取引で損失が出た場合には、担保として預けた証拠金から損失額が引かれていきます。

特に、レバレッジによる大きな損失が、追証の発生に大きく関わってきます。

例えば、何倍ものレバレッジをかけて損失が出た場合、当然ですが、預けた証拠金だけではカバーできないこともあります。

このような場合、顧客が利用しているFX会社が、あくまでも一時的ですが、損失の立て替えをしなくてはなりません。

そのため、FX会社などでは、それを事前に防ぐための「ロスカット水準」を設けています。

「ロスカット水準」とは、強制決済ラインを意味し、このラインに達した場合は、全てのポジション(保有する資産)において強制的なロスカットが行われます。

したがって、損失がこのロスカット水準に近づくと、追加入金を促す「追証」の警告が発せられます。

この追証の警告は、「マージンコール」と呼ばれています。

では、このマージンコールラインに達したら、どのような対応をすればよいのでしょうか?

次項で詳しく見ていきましょう。

FXの損失で追証警告をされてしまった!その対処方法とは?

前項では、損失が強制ロスカットラインに近づいた場合、追証の警告が発せられることについて、ご説明してきました。

では続いて、追証の警告がされた際の対処方法を、3つに分けてご説明していきます。

①ポジションを決済して損切りをする

まず、損切りとは、見切り売りをして損失額を確定することです。

これは、最も現実的な対処法で、これ以上の損失を抑える予防線でもあります。

相場のトレンド(その通貨の流行)がよくない状態で、下手に追加入金をしてしまえば、最悪の場合は損失が更に膨らむこともあります。

②トレンド転換の「ブレイク」の兆しがあれば追証を入れる

「ブレイク」とは、一定の水準を超えて、逆のトレンドに転換することを言います。

FX取引では、長期的にトレンドが続くことはなく、あるタイミングでこのブレイクが起こります。

追証の警告が発せられたとき、トレンド転換の可能性が大きければ、追証を入金して粘るのもよいでしょう。

ただし、初心者の場合は、トレンド転換の見極めが難しいので、ポジションを決済することをおすすめします。

③追証を行わずロスカットまで耐える

逆転を祈る形で、追証を入金しない方法になります。

ただし、強制ロスカットのタイミングによっては、証拠金が全て消失するほどの損失が出る恐れもあるので、あまりおすすめはできません。

以上が、追証警告をされた際の対処方法です。

相場の動きをよく注視した上で、自分なりの対処を行いましょう。

損失が証拠金を超えた!マイナス口座の追証には注意!

前項では、追証の警告をされた際の、対処方法をご紹介してきました。

一般的に、FX取引をしているトレーダーにとって、追証のマージンコールに対しては、それほど慌てるものではありません。

しかしながら、トレーダーにとって一番恐ろしいことは、マイナス口座になった場合に、追証が発生することです。

例えば、高いレバレッジで資金運用をしているとき、相場の急激な下落が起こったとします。

その下落が、自分の保持しているポジションと逆行だった場合、その含み損(購入時の価格よりも低くなったときの差額)が証拠金をも消し飛ばす損失となり、マイナス口座になることがあります。

このようにマイナス口座になった場合、口座の証拠金がゼロに戻るまで、追加入金を行う必要があるのです。

したがって、例えば、口座の証拠金がマイナス1,000万円になれば、1,000万円の入金をしなければなりません。

「でも、証拠金を超えた損失にさせないために、強制ロスカットのシステムが設けられているんじゃないの?」

そう疑問を抱く方もいることでしょう。

では引き続き、そのことについてご説明していきましょう。

有事の相場変動にはロスカットは作動しない?

前項では、相場の急激な変動によって、マイナス口座から追証が発生することについて、ご説明してきました。

前述したように、FX会社には、口座がマイナスになる前に、強制ロスカットというシステムが設けられています。

確かに、日常的な穏やかな相場変動では、ロスカットのシステムは正常に作動します。

しかしながら、為替レートが直滑降に落ちるほどの大暴落などがあった場合、このロスカットは正常に作動しなくなるのです。

こういった有事は、過去にも起こっており、2015年のスイスフラン大暴落による「スイスフランショック」、そして、2008年のアメリカ「リーマン・ブラザーズ」の破綻による、「リーマンショック」などがあります。

この有事には、膨大な数のトレーダーがFX・証券会社に殺到したため、市場は大混乱に陥り、結果的にロスカットシステムも機能不全に陥りました。

市場の大暴落は、時として突然起こり得るので、FXをされている方にとっては他人事ではありません。

では、このようにマイナス口座で追証が発生した場合、一体どのような事態が待っているのでしょうか?

次項で詳しくご説明していきます。

マイナス口座で追証が発生!対処法はないのか?

前項では、市場の大暴落による為替変動で、マイナス口座が発生する場合があることをご説明してきました。

では、マイナス口座で追証が発生した場合、対処法はないのでしょうか?

結論から言うと、マイナス口座で追証が発生した場合、残念ながら打つ手はありません。

マイナス口座での追証は、「債務」と言っても過言ではなく、一時的ではありますが、FX会社が立て替えを行ってくれます。

しかし、当然、その肩代わりは一時的なものなので、FX会社は債権回収のために、あらゆる方法で催促を行います。

このマイナス口座の追証請求は、FX会社の権利として法律で認められているため、これを逃れることはできません。

また、基本的に、追証の債権は一括返済で請求されます。

したがって、追証の支払いができない場合は、財産の差し押さえをされることもあるのです。

高いレバレッジには大きな利益を得るチャンスもありますが、こういった事例を考えると、かなりハイリスクであることも分かりますね。

相場の状況に応じて取引をしていこう

FX取引には、生じた損失が証拠金を超えないように、「強制ロスカット」と「追証の警告」という予防線システムを設けていることが分かりましたね。

ただ、大きな利益にもなるレバレッジをかけている場合、不幸にも市場の大波乱があれば、マイナス口座で追証が発生してしまう恐れもあります。

FX取引には、自分の見切りルールを設定し、市場のトレンドや状況によって、順応していくことが重要と言えますね。

 - 投資