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金投資を始めたい!金ETFと純金積立それぞれの特徴は?

2018.9.21

投資の初心者にとって、いきなり株やFXに手を出すことはとても難しく、リスクの高いことです。

ハイリターンにはハイリスクが付き物ですよね。

一方、初心者の投資として人気があるのが「金」です。

安定性があり、「有事の金」とも言われています。

ここでは、金ETFと純金積立について詳しくみていきましょう。

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金投資はどんな特徴があるのか

金と言えば、大昔から通貨として使用され、現在でも大きな価値のあるものです。

紙幣などと違い、金そのものに価値があるというのが金の特徴です。

国家の財政が破綻したときに、紙幣は単なる紙切れと化してしまいますが、金を持っていれば金の価値がゼロになってしまうことはないでしょう。

また、金は世界情勢が混乱すると価値が高まる傾向にあります。

これらのことが「有事の金」と呼ばれる所以です。

さらに、金の特徴として挙げられるのが、インフレに強いということです。

インフレはモノの価値が上昇し、貨幣の価値が下がることです。

インフレになると、金はモノとしての価値が上昇する傾向にあります。

金を保有しておくことで、資産の目減りを防ぐことが出来るのです。

ここまでの話からすると、金を持っておけば安心出来るような気がしてきますね。

しかし、金の投資にはデメリットもあります。

まず挙げられるのが、金には利息や配当などはないということです。

利息や配当などはインカムゲインと呼ばれ、定期的に入る収入のことを指しますが、金の購入ではインカムゲインは得られません。

金はあくまでも、売却したときの売買益でしか儲けることは出来ません。

また、元本保証はありませんので、元本割れの可能性も頭に入れておかなければなりません。

さらに、金の現物を所有している場合には、盗難の可能性があるリスクや、維持費などコストなども必要になってきます。

どんな投資にもリスクやデメリットはありますよね。

これらを踏まえて金の投資を始めましょう。

金の投資方法は、金ETFや純金積立などいくつか種類がありますので、それぞれの特徴をみていきましょう。

金ETFとは?メリット・デメリット①

金ETFは、金価格に連動する上場投資信託(ETF)のことです。

ETFとは投資信託が上場しているもので、株式投資と同じように、証券取引所が開いている時間はいつでも売買をすることが出来ます。

ETFと投資信託の違いは、上場しているかしていないかの違いが大きいです。

上場していることで、証券取引所を通じて自由に売買が出来ます。

価格変動がすぐ確認出来、リアルタイムでの売買が可能な点がETFの魅力です。

金ETFのメリットとしては、少額から金投資が始められるところにあります。

金ETFは口数取引が行われ、銘柄によってその取引の単位が異なり、1口または10口での購入となります。

中には1口4,000円の銘柄もあり、少額で金投資を始めることが出来ます。

金投資というと、まとまった資金がないと出来ないというイメージもありますが、金ETFならば手軽に金投資を始められますね。

また、金ETFは現物取引よりも手数料が安く抑えられ、保管料が不要なところもメリットの一つです。

金を現物で買う場合は、売買手数料が高額になります。

また、別途保管料がかかる場合もあります。

しかし、金ETFならばネット証券を利用することが出来、売買手数料が比較的少額になります。

また、保管料も必要ないのでその点ではお得ですね。

では、金投資を始めるならば、純金積立ではなく金ETF一択なのでしょうか?

金ETFのデメリットもみていきましょう。

金ETFとは?メリット・デメリット②

魅力がいっぱいの金ETFですが、どんなところにデメリットがあるのでしょうか。

まず、信託報酬が必要になるということが挙げられます。

金ETFは売買手数料が比較的安く抑えられ、保管料が必要ありません。

しかし、信託報酬と呼ばれる、投資信託を保有している間にかかる手数料が必要になってくるのです。

金ETFはETFのなかでも、信託報酬が比較的高くなっています。

株・債券・REITが対象のETFの場合、信託報酬が年率0.1~0.2パーセント台の銘柄も多い中、金ETFは年率0.4~0.5パーセント台と比較的割高となっています。

そして、金ETFのもう一つのデメリットが、基本的に分配金が出ないという点です。

金の価格は日々変動していますが、配当や利息を生み出すものではありません。

中には配当の支払い基準日がある銘柄もありますが、ほとんどの場合分配金の支払いは0円となっています。

金ETFは、株や債券を対象としたETFとは違い、長期で保有したとしてもインカムゲインがありません。

以上が金ETFの大きなデメリットになります。

では続いて、初心者が始めやすい金投資である純金積立をみていきましょう。

純金積立とは?メリット・デメリット①

純金積立は、毎月一定の金額を積み立てて少量ずつ金を購入していく金投資です。

貴金属販売会社や証券会社、ネット銀行やネット証券などで始められます。

純金積立は多くの場合、最低積立価格が1,000円~3,000円に設定されているので、少額から積み立てを始めることが出来ます。

金ETFと同様に、手軽に始められるところが純金積立の魅力ですね。

純金積立のメリットはどんなところにあるのでしょうか。

まず挙げられるのが、少額から金投資が始められるというところです。

1,000円~3,000円で始めることが出来、現物購入などと違い管理保管料がかかることがありません。

株などを始める場合には、最初に数十万円のまとまった資金が必要になりますが、純金積立はもっと気軽に始めることが出来るのです。

また、純金積立は長く続ければ続けるほど、平均購入コストが抑えられるというメリットがあります。

金の価格は変動しているので、価格が低くなったときに買った方がお得ですが、価格の変動を予想することはプロにとっても難しいことです。

純金積立は金の価格変動に関わらず、毎月一定の額の金を購入していきます。

そのため、価格が低いときには多く、価格が高いときには少なく金を購入していくのです。

このような投資方法は「ドルコスト平均法」というもので、これにより金の価格が上下していても購入価格を平均化することが出来るのです。

また、金地金として現物化できるのもメリットでしょう。

金ETFでは、現物化できる銘柄と出来ない銘柄があります。

純金積立とは?メリット・デメリット②

純金積立は少額から始められるので、初心者向けの投資と言えるでしょう。

しかし、純金積立にもデメリットはあります。

まず挙げられるのが、短期で大きな利益を得るのは難しいということです。

純金積立はドルコスト平均法に基づいていますので、長く続けることでコストを抑えることが出来るのです。

金で高いリターンを得たい方は他の金投資の方法が向いていると言えます。

また、損失が出ることも考えられます。

金はそのものに価値があるので、株や債券のように価値が全くなくなってしまうということはありません。

しかし、放置して金の相場が大きく下落してしまうと、大きな損失を生み出してしまうことにもなりかねませんので注意が必要です。

そして、手数料が高いというのも純金積立の特徴です。

どの会社で購入しても、年会費と購入手数料のどちらか、または両方が必要になります。

手数料が高いと、実質の利回りが少なくなってしまいますね。

純金積立は、リターンが小さい分リスクも比較的低い投資ですので、投資初心者や少額で投資を始めたい方に向いていると言えるでしょう。

金ETFなどと比較して、自分のスタイルに合った金投資を始めてみましょう。

金ETF・純金積立以外の金投資方法

金ETFと純金積立についてみてきましたが、金投資は他にも方法があります。

それが「金地金」と「金先物取引」になります。

まず、「金地金」ですが、現物の金を購入する方法です。

まさに金の延べ棒を購入するイメージです。

金地金はグラム単位で購入することが出来、なんとAmazonで買うことも可能です。

また、2年半以上保有することで、譲渡益を2分の1で計算することが出来るようになり、長期で保有すると節税の面でメリットがあります。

金地金は盗難のリスクや、保管コストがかかることに注意しましょう。

続いて「金先物取引」ですが、将来のある特定の時期における金の売買を約束する取引です。

先物取引は、レバレッジをかけることが出来るので、少ない資金で大きな利益を得ることも可能です。

レバレッジとは、一定額を証拠金として預け、その金額の数倍~数百倍の金額の取引をするものです。

金先物取引を含む先物取引は、リターンが大きい分リスクも大きくなってきます。

投資初心者には難易度の高い投資となります。

金ETFと純金積立は初心者でも始めやすい金投資

金ETFと純金積立は、比較的少額から始めることが出来るので投資初心者でも始めやすい金投資と言えるでしょう。

金は配当や利息が出ないことや、手数料や年会費、信託報酬などがかかるところは頭に入れておくと良いですね。

ネット証券を利用することで、金投資にかかるこれらの経費を安く抑えることが出来ます。

金投資を始めて、有事に備えてみてはいかがでしょうか。

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