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株で失敗した人はみんな「安い時に買う」にだまされている!

2018.8.17

株の原則は「安い時に買う」そして「高い時に売る」ことです。

誰もが当然だと思うことでしょう。

わざわざ高い時に買って、安い時に売りたいという人はいないはずです。

ところが実際にはそううまくはいきません。

高い時に買うことになったり、安い時に売っている人は多いものです。

初心者が株で成功するためのポイントを解説します。

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株を安い時に買うのが難しい理由

株価は、企業の株を欲しいと思う人が多ければ、買い手が増えて値上がりします。

反対に、手放したいと思う人が多ければ、売り手が増えて値下がりします。

そして、株を持ちたいと考える人は、大きく二つのグループに分かれます。

一つは、配当や株主優待を期待して株を買う人たちです。

この人たちは長期で株を保有するので、短期的な株の値動きにはあまり影響は与えません。

もう一つは、売買差益を目的としている人たちです。

株価が上がれば手持ちの株を売って、利益を確保しようとします。

株価が下がってくればまた買いに入ります。

値動きによっては、短期で売買を行う可能性があります。

売買差益を目的とするタイプが「安い時に買う」そして「高い時に売る」を実践している人たちと言えます。

株は下げ止まったと思って買っても、思ったように株価が上がらず、さらに下がることがあります。

そのような場合は、小さな損失で抑えるために、あえて売りに出るということもあります。

外国人投資家のように大量の株を扱う人たちの売買は、株の値動きに大きく影響します。

短期で売買を行う人たちによって、株価は複雑な動きを示すからです。

それが、株を安い時に買うのを難しくしている理由です。

株を安い時に買うために必要なこと

初心者が、株を安い時に買うことができない理由として、感情をコントロールすることが難しいという点が挙げられます。

初心者の場合、株価が下がっているときには「もっと下がるかもしれない」と考えて、すぐには買わないことが多いのではないでしょうか。

株価が下がらず、反対に株価が上がったとしたら、「買っておけばよかった」と後悔するでしょう。

株価がまた下がってきた時には、「前回のようなことにならないようにしたい」と早めのタイミングで買いに出るかもしれません。

しかし、買った後で、まだ株価が下がり続けたとしたら、「もう少し買うのを待てばよかった」と思うでしょう。

この、「別の行動をとっていれば損をしなかった」、「もっと儲けることができたはずだ」と思う感情が、次の売りや買いの判断を誤らせてしまいます。

もともと株価の動きは予想するのが難しいものです。

安い時に買うタイミングを見つけるには、株の値動きに関する知識と経験を積み重ね、感情をコントロールできるようになることが必要です。

株の値動きに関係する要因

株価は、為替と金利の動きによっても影響を受けます。

簡単に見ておきましょう。

【為替の影響】

為替が円高になると、原油やガスなど原材料の輸入コストが下がります。

反対に、為替が円安になると輸入コストは上がります。

エネルギー関連や食品加工関連の企業は、円高になるとメリットを受けます。

自動車関連や電気関連など輸出型の企業は、円が安くなると日本製品が海外でよく売れるため、為替が円安になるとメリットを受けます。

【金利の影響】

多くの企業は、銀行からお金を借り入れして設備投資や事業運営を行っています。

借り入れをすると利息の支払いが必要なので、金利は低い方が財務的にはメリットを受けます。

金利が高くなると、設備投資も抑えられてしまいます。

金利が高いか低いかで、建設や不動産、金融関連の企業の株価に影響が出てきます。

一般的には、企業の業績が良く、企業価値が評価されれば株価は高くなります。

長期的に見れば、株価は企業の業績に連動していると言えますが、短期的には株価は複雑な動きを見せます。

このように、株価はいろいろな要因で上がったり下がったりするので、安い時に買うのが難しいのです。

株のチャートを読んで安い時に買う

「株価チャート」は、株取引の基本ツールです。

取引の最初についた値段が「始値」、最後についた値段が「終値」です。

これに最高値、最安値を加えてローソクのような形で取引を表したものが、「ローソク足」です。

一日単位の取引のローソク足を日足、週単位のものを週足と呼びます。

この日足や週足を時系列で並べたものが、株価チャートです。

日足や週足だけでなく、月足や年足でも見ていくと全体の傾向が掴めるので、値動きを予想することができます。

また、相場の波動理論に、「三段高下の法則」というものがあります。

これは、相場の上昇や下降は、3つの波で構成され、3段目の上げが天井に、そして3段目の下げが底になるという経験則です。

つまり、勘に頼って株の売買をしていると失敗するということです。

株価チャートで経験則を分析していけば、株を安い時に買うことができるようになります。

指値で株を安い時に買う

ここまでのお話で、株は安い時に買うのが原則だとわかりましたね。

そして、株のチャートで値動きを予想できることもわかりました。

でも、株の値動きを一日中見張っているわけにはいきませんよね。

そこで知っておきたいのが、買い値を指定して注文を予約する方法です。

株売買の注文方法には、指値と成行の二つがあります。

予定した価格以下でしか買わないという時は、指値で買い注文を入れます。

買うことを優先させたいという時は、成行で買い注文を入れます。

指値で買い注文を入れた時は、その価格で売りたいと言う人がいなければ売買は成立しないんので、株を買うタイミングを逸してしまう可能性があります。

一方、成行で買い注文を入れた時は、指値に比べれば売買は成立しやすいと言えますが、想定した価格よりも高い価格で売買が成立してしまう危険があります。

そのため、証券会社によっては、株の自動売買ツールというものを用意しています。

このツールは自動売買だけでなく、例えば「株価が急上昇している銘柄」というように、ある条件を設定して、条件に合った銘柄を探し出す機能もあります。

自動売買できれば売買のタイミングを逸することが少なくなり、銘柄を探す機能を使えば銘柄選びも楽になるので、興味のある方は利用してみるといいでしょう。

初心者が株で儲けるには

初心者が株で儲ける方法をひとつ挙げるならば、優良銘柄の株を長期で保有することです。

値動きの早い株を短期で売買して利益を稼ぐほうが儲かりそうですが、それは経験を積んだプロのファンド・マネージャーだからできることです。

ファンド・マネージャーは投資家から預かったお金を運用して結果を出すことが仕事です。

結果を出すことが収入に直結しているので、短期の売買で利益を上げることができるのです。

株式投資というのは、

・安い時に買う

・高い時に売る

を繰り返すだけなので、単純と言えば単純です。

しかし、単純だからと言って、初心者が短期売買で儲けようとすると失敗します。

もちろん、長期保有していれば絶対に儲かるというわけでもありません。

株価がどんどん下がり続け、売るタイミングがなくなり、いわゆる塩漬け状態になってしまう銘柄もあるでしょう。

だからこそ初心者は、経済指標や企業の財務状況のこと、株の指標のことをしっかり勉強することが大事なのです。

結果的に、それが優良銘柄を見極める力となり、株で成功することにつながります。

小さな積み重ねが大きな成果になる

株に投資をしている多くの人は、儲けたいと考えて株の売買を行っているはずです。

また、株で大成功した人は注目されるため、「自分にもできる」と思ってしまいがちです。

ところが実際は、成功している人は少数で、反対に大事なお金を失っている人が大勢います。

ここで見てきたように、株の値動きを予想するのはとても難しいものです。

まず、株について正しい知識を持ちましょう。

そして、小さな投資で経験を積み、大きな成果につなげましょう。

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