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建築構造のRC造ってなに?壁厚に注目しよう

2018.6.25

賃貸物件などでは、構造欄に「RC造」や「木造」など記載されています。

一体これらは何を表しているのでしょうか。

今回は特にRC造に着目して、壁厚の重要性やRC造のメリットについてお答えします。

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賃貸で見逃せない!構造について知る

賃貸物件は、主に4つの構造で造られています。

今回お伝えしたいRC造の他にも、SRC造、S造、木造があります。

まずは、それぞれどのような違いがあるのかを簡単にご説明していきます。

・RC造

RC造は「鉄筋コンクリート」のことを表しています。

主に、床や壁、柱など建物の素となる部分に鉄筋コンクリートで構成されている建物のことです。

鉄筋を組んだ型枠にコンクリートを流し込み固めるという構成です。

鉄筋とコンクリート、それぞれの弱点を補いながら強い強度を保っています。

・SRC造

SRC造は鉄筋鉄骨コンクリート造です。

RCとの違いは鉄骨を利用している点です。

そのため、さらに高い耐久性がある構造になります。

大型ビルや大型マンションなど、高い耐久性を求める建造物に多く使用されている構造です。

・s造

s造は鉄骨造のことを表します。

骨組みとなる柱などに鉄骨を使用した構造になります。

コンクリートを使用しないため、RC造やSRC造に比べると、軽量化を図ることが可能です。

・木造

木造はその名の通り、木材を使用して作られます。

日本の気候にマッチしているため、今でも一軒家や小規模アパートなどによく利用される構造です。

大きく分けて、4つの構造をご紹介しました。

ここで、お伝えするRC造は鉄筋コンクリートですが、壁厚によって防音性にも変化があるといわれています。

その理由を見ていきましょう。

防音性を重視したいのであれば壁厚に注目する

コンクリートが打ち込まれているRC造やSRC造は高い遮音性を誇ります。

ですが、中には「RC造なのにぜんぜん遮音性がない」という物件もあるようです。

なぜこのようなことが起こるのでしょうか。

まずRC造といっても、壁厚が薄ければ高い遮音性は望めません。

一般的に、賃貸物件の戸境壁(隣の部屋との間の壁)は150mm~200mmと大きな差があります。

防音性を重視するのであれば、180mm前後の厚みがある物件を選ぶとよいでしょう。

また、壁の材質にも注意が必要です。

RC造と聞くと、全てが鉄筋コンクリートでできている物件と感じてしまいますが、ここに大きな間違いがあります。

それは、壁がコンクリートでない場合あるということです。

そもそもRC造には(RC造だけではありません)、基準(梁と柱を鉄筋コンクリートで作る)を満たしていればRC造であると記載してもよいこととなっています。

そのため、RC造と記載されている物件でも、内側の壁はコンクリートでなく、石膏ボードや木材でできている物件もあります。

このような物件は、やはり高い防音性は期待できないと言えるでしょう。

RC造の壁厚を確認するために

RC造は鉄筋コンクリートでできているため、高い防音性を期待できます。

ただし、先ほどもお伝えしたように壁がパネルだったりすると、期待していたほどの防音性がない場合もあるようです。

そのようなことにならないためにも、事前に壁厚などを調べる方法はあるのでしょうか。

まず、入居前の見学の際、壁をコンコンと叩いてみましょう。

音の違いで分かる範囲にはなりますが、空洞があるような軽い音が出るような場合は要注意です。

また、コンクリートの上からボードを貼り付けているケースもあります。

このような場合は、音だけで判断するのは難しいでしょうから、不動産会社や大家に問い合わせてみることをおすすすめします。

ちなみに、構造だけでなく防音材や遮断材によっても防音効果は変化します。

防音材や遮断材は日々新しいものが生み出されていますので、より高い防音性を望むのであれば、比較的新しいRC物件を選ぶとよいでしょう。

RC造のメリット①

とはいえ、木造やs造に比べればはるかに防音性は高くなるのがRC造です。

賃貸マンションやアパートなどを借りる際、1番重視するのが防音性という方もいるように、音に対しては皆敏感に感じている点でもあります。

RC造は鉄筋コンクリートになりますが、このコンクリートは優れた防音性に加え、耐久性そして耐火性に優れている構造です。

そもそも音というものは、人によって周波数の感じ方が異なりますが、基本的に高い音は消えやすく、低い音は残りやすいというものがあります。

コンクリートは、この高音、低音どちらに対しても効果を発揮します。

特にマンションやアパートなどでは、さまざまな人が生活しているわけですから、足音や音楽、話し声やドアの開け閉めのなど、これらの音はできるだけ遮断したいと思うはずです。

建物の遮音性は、壁厚になるほど素材の密度が高いほど高くなります。

木造と比べると、コンクリートは2倍以上もの比重がありますから防音性に関しては高い効果を発揮するのです。

RC造のメリット②

続いてRC造のメリットについてご紹介していきます。

RC造はなんといっても防音性に優れている点が魅力ではありますが、もちろんそれだけではありません。

まず耐火性に優れているというところです。

鉄筋コンクリートは、木造や鉄骨に比べると火に強い特徴を持っています。

壁厚が10㎝以上のものは耐火構造と呼ばれます。

この構造になると、たとえ火災になったとしても2時間は変形や損傷などが起こらないことを示します。

また、耐久性も見逃せません。

鉄筋コンクリートが地震に強いということは、数々の大地震で証明されています。

地震に強いということは、建物の損傷だけでなく二次被害の火災を防ぐことにも繋がります。

このようにRC造にはさまざまなメリットがあります。

壁厚だけでなく床厚についても考える

防音性というと、壁厚だけでなく床厚も重要な要素として絡んできます。

RC造に限らず、基本的に壁だけでなく床も厚みがある方が防音性に優れています。

一昔前までは、床厚は150mm~180mmが一般的でしたが現在は、200mm前後が一般的となっています。(分譲マンションの場合)

230mmあるマンションの場合、遮音性が非常に高いマンションと考えられますね。

ただし、床厚にそれだけコンクリートを使用するとなればそれだけコスト面もかかることが考えられます。

そのため、価格が高騰することも多く、コスト面ではデメリットといえます。

ただし、分譲マンションにいたってはすぐに買い換えることができないものですから、快適な生活をするために多少高くでも防音性がしっかりととれているものを重視するべきでもあります。

また、築年数の古い物件の場合、床厚が150mmということもあります。

床厚はパンフレットにも記載されていることが多いです。

しっかりと確認をした上で、検討してみましょう。

RC造の優れた構造

今回はRC造について詳しく解説しました。

RC造のメリットはやはり防音性が高いことでしょう。

特に集合住宅の場合、音というものはさまざまなトラブルの元になります。

快適に暮らすためにも、防音性の高いRC造を検討されてみてはいかがでしょうか。

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