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口座開設のときの印鑑を忘れた!印鑑に関する困ったを解決

2018.6.9

銀行で口座を開設するとき、不動産を売買するとき、大切な場面で必ず必要になるのが印鑑です。

口座開設のときの印鑑がどれなのか忘れたり、印鑑登録をした印鑑を紛失したりと大切なものだからこそトラブルが起きたときは対処に困ってしまいます。

そんな印鑑に纏わる困ったを解決するのに、知っておくと便利な情報をまとめてみました。

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印鑑の種類を知りたい

印鑑は、使用目的や用途によって使い分ける必要があります。

知っているようで知らない、印鑑の種類の中でも主となる三種類について説明したいと思います。

・実印

市区町村の役所へ印鑑登録を済ませ、印鑑証明を受けた印章(印鑑の正式な名称)を実印と言います。

印鑑登録を行えるのは1人1本と決まっているため、実印と呼べる印鑑は1人につき1本しかありません。

また印鑑登録された印鑑は、例え夫婦であっても、共用出来ません。

そのため、印鑑登録する際は必ず1人1本用意しなければいけないことになります。

実印は借り入れ契約やローン契約、土地建物の売買など重要な場面で使用される重要なものです。

・銀行印

銀行において、口座を作るなどの理由で、金融機関に登録したものを銀行印と言います。

銀行印は、口座を開設するときや、保険や証券の契約など、金銭に関わること全般に使用します。

・認印

家庭における簡単な契約書、届出書などに使用する、公的には確かな証明のない印鑑が認印です。

しかし公的ではないにせよ、印鑑を捺印するということは、承認しましたという証になるので、きちんと契約書を読むのを忘れたまま捺印してしまうようなことがないようにしましょう。

銀行口座に届け出た印鑑がどれか忘れたときの確認方法

キャッシュカードでの取引がメインになると、なかなか通帳と印鑑を持って銀行へ、という機会がありません。

それ故に、いざ変更手続きや大きな額の出納で印鑑が必要になったとき、どの印鑑が口座開設のときに登録した印鑑なのか分からなかった、という経験がある人も少なくないでしょう。

昔は通帳を開けば届け出印の印影が印字されていたので、その印影と同じ印鑑を探せば良いだけでした。

しかし、今では印影の印字はされていません。

これは盗難にあったときに、印影があることで届け出印をコピーされ、偽造されることを防ぐために取られた措置です。

銀行によって違いますが、早いところでは平成12年頃から印影の印字を廃止しています。

それでは印影の印字のない通帳の印鑑がどれなのか分からなくなったときの確認方法を説明しましょう。

・口座を開設した銀行の窓口に行く

届け出印かな?と思われる印鑑を全てと、通帳、身分証明書を持って行ってください。

窓口で「届け出印がどれなのか忘れたので確認お願いします」と伝えれば、照会してくれます。

・口座を開設した銀行支店が遠方である場合

同銀行の本店や他支店でも、前述した方法で確認して貰える場合もあります。

先ずは口座を開設している銀行に確認してみてください。

なお、郵送や電話での確認は一切出来ませんので、必ず窓口に出向く必要があります。

銀行口座に届け出た印鑑を紛失したときの対処法

必要になって探してみたら印鑑が見当たらない。

どこに保管したか忘れた。

こんなトラブルが起きたとき、どうしても焦りがちですが、ここは落ち着いて正しい対処を行いましょう。

例え盗まれたとしても、届け出印を持っているだけでは、口座からお金を引き出されることはありません。

すぐに銀行口座が使えなくなる、というわけでもありません。

きちんとした手続きを行うことが大切です。

先ず、印鑑と預金通帳の両方を紛失した場合、この二つがあれば口座からお金を引き出せてしまいます。

紛失に気が付いた時点で、早急に銀行に電話をし、印鑑で取引ができないように手続きを行ってください。

また、すぐに銀行へ出向いて行ける場合には、『印鑑紛失の手続き』を窓口で行ないましょう。

『印鑑紛失の手続き』を行う際の必要な持ちものは大抵の銀行で共通しています。

・通帳
・新しく届け出をしたい印鑑
・本人確認書類

届け出印を紛失したことにより、新しく印鑑を登録し直すときには、新しい印鑑が使えるようになるまで、10日~2週間程かかる場合があります。

本人確認書類は、運転免許証や保険証で大丈夫です。

もし運転免許証の住所が現住所に変更されていないときは、現住所に送られてきた公共料金の請求書など住所が確認出来る書類も必要です。

銀行によっては、電話で紛失したことを伝えた時点で、登録住所に案内状や照会状を送付するところもあります。

その場合は窓口での手続きの際、送付されてきた書類も必要になりますので、先ずは該当銀行にご連絡ください。

銀行にて、口座に届け出た印鑑を持参するのを忘れたらできないこと

銀行業務において、通帳さえあればできる通帳記入や、キャッシュカードで現金の預け入れ、引き出しができることは皆さんご存知かと思います。

しかし、口座開設の際に登録した印鑑を忘れたらできない業務があるのを知っていますか?

・各種変更手続き

引っ越しで住所が変わった。
結婚して名字が変わった。
印鑑を変更したい。

このような手続きを窓口で行う場合は、銀行口座を開設する際に登録した銀行印が必要になります。

・高額の引出、振込

各銀行によって金額は変わりますが、キャッシュカードからお金を出納する際には限度額が設けられています。

限度額を超える額の引出、振込が必要なときには窓口での取り扱いとなりますが、その場合、引出や現金でなく通帳からの振込を行う場合は通帳だけでなく銀行印も必要です。

・各種解約手続き

定期預金を解約したい。
銀行口座を解約したい。

解約手続きには、銀行口座を開設する際に登録した銀行印が必ず必要です。

印鑑証明に登録した印鑑を忘れたときの対処法

いざ実印が必要になったとき、手持ちの印鑑が複数あると、どれがどれだか分からなくなることがあります。

どの印鑑が銀行口座を作るときに使ったものなのか、印鑑登録したものなのか、忘れたときには確認する方法が大きく分けて2つあります。

・印鑑証明書を発行して、登録している印鑑を確認する。

お手持ちの印鑑登録証、もしくは印鑑登録カードを持参し、登録している市区町村の役場に行きましょう。

印鑑証明書の発行は、登録証かカードがあれば、登録時の印鑑や身分証明書がなくても可能です。

印鑑証明書には、登録している印鑑の印影が載っているので、その印影から登録している印鑑がどれなのか判断出来ます。

・これまで使用していた印鑑の登録を抹消し、新しい印鑑で再登録する。

これは紛失してしまったり、どこにあるか分からないといった理由で、手元に印鑑がない場合に有効です。

先ずは新しく実印として登録するための印鑑をご用意ください。

シャチハタや三文判以外の印鑑であれば、登録可能です。

新しい印鑑が用意出来たら、身分証明書も持ってお住まいの市区町村役場へ行ってください。

印鑑登録を行う際の身分証明書は、健康保険証や社員証は認められません。

運転免許証やパスポートなど、顔写真付きで、現住所が明確な身分証明書が必要ですのでご注意ください。

銀行届出印と実印は兼用してはいけない?その理由とは

「いくつも印鑑を持つのは面倒だ。」

「どの印鑑が口座開設したときのものか忘れたら困る。」

「実印を使う機会なんてあまりないのにわざわざ作るのが勿体ない。」

様々な理由で実印と銀行印を同じにした方が便利なのでは?と思われる方もいらっしゃるでしょう。

しかし実印と銀行印を兼用するのはオススメできません。

理由は大きく分けて二つあります。

・盗難されたときのリスクも手間も二倍になる

万が一にも兼用している印鑑が盗まれてしまった場合、実印として悪用される可能性と銀行印として悪用される可能性、共にリスクを背負います。

それ故に1本の印鑑を盗まれたことで、印鑑登録廃止の手続きと、銀行における印鑑での取引停止、両方の手続きをしなければいけません。

もちろん変更手続きも両方で必要になり、リスクも手間も倍かかってしまいます。

・印影が流出し偽造される可能性が高くなる

皆さんもご存知の通り、実印というのは印鑑登録証明書を発行し、車や建物の売買の際などに提出するのに使います。

印鑑登録証明書には印影が印字されていますよね。

銀行において、印影からの偽造を防ぐために通帳に印影を印字しないという対策がされているのは、先にも説明しました。

つまり、銀行が対策しているにも関わらず、自ら印影を流出させる機会を作ってしまうことになり得るわけです。

それによって偽造の可能性を高めてしまうことになります。

大切な印鑑のことだからこそもしもに備えた知識を

どんなトラブルにおいても言えることですが、知らないから不安になったり、混乱してしまうものです。

人生の大切な場面で、大きな役割を持つ印鑑に関することだからこそ、正しい知識や対処法を知ることで、もしものときに備えることができます。

ここでお話したことをぜひ頭に入れておいてくださいね。

 - 経営