株式投資とはどんなもの?投資家という職業について知ろう!

  • 2018年4月18日
  • 2019年5月31日
  • 投資,

皆さんは、「投資家」や「株式投資」という言葉に、どんなイメージを持っていますか?

投資や株のことが分からない方にとっては、「難しい仕事」という印象があるかもしれませんね。

ですが、株や投資のことを学んでいくと、意外とそうでもないのです。

今回は、投資家という職業の特徴と、株式投資についてお話していきます。

投資家とはどんな職業?

「投資家」というと、あまり良いイメージを持たない方もいるかもしれませんが、投資家は立派な「職業」です。

株やFX、不動産などの資産を運用して収入を得て、生活しています。

また、上記以外に、先物取引などをしている方もいます。

投資をすることで収入を得ているわけなので、法律的にも「仕事」と見なされます。

そして、「投資家」という職業は、主に、2つに分かれています。

それが、「専業投資家」と、「兼業投資家」です。

まずは、この2つの違いから、簡単にご説明しましょう。

専業投資家は、その名の通り、投資を専業にしている方を指す言葉です。

一方、兼業投資家というのは、他に仕事を持っている方です。

平日は会社員として働いていて、その空き時間に投資しているという方を指します。

どちらのスタイルでも、投資家であることには変わりありません。

自分の生活スタイルや性格に合った方を選べるのも、投資家という職業の大きな特徴です。

投資家という職業のメリットは?

では、株やFXで稼ぐ投資家を職業にした場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。

・相場が開く時間だけ仕事(投資)をする

相場が開く時間は、大体において平日です。

そして、専業投資家にとっては、朝の9時~12時くらいまでの3時間が、実質的な仕事の時間と言われています。

それが終わったら、自分の好きなことに時間を使う専業投資家も多いです。
投資家であっても、四六時中、パソコンに張り付いている必要はないのです。

・場所はどこでも良い

投資は、オフィスでなければできない職業ではないので、自宅で行えます。

また、行きつけのオシャレなカフェや、旅先のホテルなど、どこからでも投資が可能です。

もちろん、パソコンやスマホなどの通信機器と、それが使える環境は必要ですが、現在は大抵どこでも繋がりますよね。

専業でも兼業でも、場所を選ばずに投資ができるのは、投資家にとって大きなメリットです。

・稼ぐ方法さえわかれば、ずっと稼げる

定年がないので、ずっと稼げます。
また、土日祝以外はいつでも稼げるので、ほぼ毎日収入があるのも魅力ですね。

投資家を職業にすることで起こるデメリット

先ほどは、投資家を職業とした場合のメリットについてお伝えしました。

ですが、メリットがあれば、デメリットもあります。
投資家になった場合のデメリットについても、知っておきましょう。

・決まった額の収入は保証されない

先ほど、「ほぼ毎日、稼ごうと思えばいつでもどこでも稼げる」とお伝えしましたが、それは、裏を返せば「毎月いくら」で必ず貰える給料とは、全く違うということです。

稼げるかどうかは自分のやり方次第なので、稼げなかった場合でも、自己責任になります。

毎月、会社員のお給料以上に稼げる方は良いのですが、1年の中で、稼げる月とそうでない月があるのでは、投資による収入は安定しません。

そして、専業投資家の場合は、ボーナスなどもありません。

「ボーナスが出ない、出ても少ない」という会社も多いですが、それまでボーナスをある程度貰っていた方にとってはデメリットでしょう。

兼業で投資をしている方の中には、このリスクを避け、兼業を選んだ方もいます。

・専業の場合、職業欄は「無職」

株やFXで稼ぐ投資家ですが、専業投資家の場合は、職業欄に投資家とは書けません。

会社勤めや自営業で働いているわけではないですし、経営者とも違うので、無職という扱いなのです。

それを気にして、兼業にしている方もいます。
しかし、収入がきちんとあることが証明できれば、ローンなども組めるので、心配はいりません。

株のことが分からなくても投資家になれる?

ここまで、投資家は職業であるということと、そのメリットやデメリットについてお伝えしました。

これを読んで、「自分も株式投資をしてみたい!」と思った方もいることでしょう。

この記事での株式投資とは、ある企業の株を買い、その株価が値上がりしたタイミングで株を売り、その差額で収益を得ることを言います。

そして、投資家になるための資格などはありません。

株式投資をして、それで生計が立てられれば投資家だからです。

そのため、投資する資金とインターネット環境があれば、誰でも始められます。

これは、とても大きなメリットですね。

しかし、株のことが全く分からないという方が専業になるのは無理ですので、そうした方は、仕事を続けながら兼業で始めることをおすすめします。

兼業であれば、一定の収入があるので、いきなり収入がゼロになるリスクが避けられます。

そして、兼業投資家として投資しながら、株式投資で稼ぐための方法を、自分で勉強していくのが一般的です。

株や投資のことを勉強するには

では、株や投資のことを勉強するには、どうすれば良いのでしょうか。

何も分からず投資家デビューをしても、望むような結果は出ません。

どんな職業でもそうですが、自分が選んだ仕事で食べていくには、情報収集や勉強をして、自分なりのやり方を確立していく必要があります。

まずは、投資を始める前に、成功している投資家が書いた本を読んでみましょう。

とは言っても、初心者向けの本は、わざわざ購入して読む必要はありません。
初心者向けの本に書かれている内容は、ネット上に出ている情報で足りるからです。

逆に、年に4回発行される「会社四季報」などは、必ず読むのが良いでしょう。

正しい情報を仕入れて優良な銘柄を探すことが、株で稼ぐことに繋がります。

そして、実際に投資をしながら、「どうすればさらに資産を増やせるか」を探っていきます。

自分で経験して、株や投資とはどういうものか、どうすればうまくいくのかを学んでいくのです。

また、投資で成功した方が主催するセミナーなどもありますが、初心者には費用が高いです。

ですので、まずは本を読み、その知識を実際に試していくというのを繰り返していきましょう。

投資家デビューするなら株式投資がおすすめ!

ここまで、投資家という職業や株についてお伝えしてきましたが、最後に、株式投資と不動産投資の違いについて、お伝えしましょう。

実は、投資には、株式投資と不動産投資の2種類があるのですが、初心者には、株式投資がおすすめです。

その理由は以下の通りです。

・利益を価格差で考えるので、いくらプラスになるかが分かりやすい

・いくつも銘柄を購入できるので、リスクを減らせる

・値が下がっても売れるので、損失を最低限に抑えられる

・値が下がれば売れなくなるなど、投資というより「事業」に近く、リスクも大きい

・物件の入居者への対応は、不動産会社を間に挟んでも大変

このように、株式投資と不動産投資には、違いがあるのです。

不動産投資は、大金を使ってマンションなどを購入したり建てたりしても、それだけでは収入にならず、天災の発生時には損失も大きくなります。

もちろん、株式投資にもリスクが付いて回りますが、不動産投資よりはリスクを回避できます。

ですので、自分の資産を増やすために行う投資で無一文にならないためにも、投資家としてデビューするなら、株式投資から始めることをおすすめします。

投資は自分に合ったスタイルで始めよう!

今回は、投資家という職業についてお伝えしました。

兼業であれば誰でも始めることができますし、いつでもどこでも稼げるのは本当に魅力的ですよね。

しかし、肩書や安定した収入を失うリスクがあり、稼げる投資家になれるかどうかは、自分次第です。

これを読んで株式投資に興味を持った方は、勉強しながら、自分に合ったスタイルで始めてみてはいかがでしょうか。