一人暮らしをする、またはしているという方は数多くいらっしゃることでしょう。
例えば就職したてのころともなれば、収入も決して多くはないでしょうから、貯金もなかなか難しく感じるのではないでしょうか。
しかし、一人暮らしをしながらも貯金を行っている方は多くいます。
そのような方のブログから、貯金をするための方法を学んでいきましょう。
一人暮らしで貯金は出来る?一人暮らしの必要経費とは
一人暮らしを始める上で、貯金のことを考えるのはもちろん大切なのですが、そもそも必要経費はどのくらいかかるのでしょうか。
一人暮らしを始める際、初期費用の目安は約50~60万円ほどと言われています。
その内訳は、以下のようになります。
・敷金…家賃1か月分
・礼金…家賃1か月分
・仲介手数料…家賃1か月分+税金
・保証会社利用料…家賃の50~100%
・前家賃…家賃1か月分
これらは、借りる部屋によって金額に差が出てきます。
・鍵の交換費…約15000円
・火災保険料…約15000円
・日割り家賃…入居日により異なる
・引っ越し費用…7~9万円
・家具家電、その他日用品…10~15万円
一人暮らしを始めると、家賃や食費などの生活費などでおよそ16万円ほどが月々でかかってきます。
では、その中で貯金はどのように行っていけばいいのでしょうか。
ブログには、日々どのように貯金を行っているのか綴っている方がたくさんいます。
そのような方のブログから、貯金の方法について学んでいきましょう。
一人暮らしで貯金をしたい!節約の前に確認したいこと
一人暮らしで「貯金を始めよう」と考えたときに、3つのことを確認しておく必要があります。
・収支について
・生活費について
・節約の目的について
これらが明白になっていることで、上手く貯金を行うことにつながってくるのです。
それぞれご説明していきましょう。
【収支について】
「貯金を行うためには支出を減らそう」と考える方もいらっしゃることでしょう。
しかしながら、極端に支出を減らそうとすると、生活が追いつかなくなってしまいます。
そのため、「生活をしていくうえで、いくらくらいまでなら貯金ができる」というのを考えなければならないのです。
【生活費について】
「どれくらいまでの支出であれば生活ができるか」が決まったら、今度は「生活のどこにどのくらいお金をかけるか」について考えていきます。
このように考えることで、「どこが節約がしやすいか」が分かるようになってくるのです。
【節約の目的について】
貯金を行うために、節約をしていても明確な目標がないと挫折してしまう可能性があります。
ブログに一人暮らしで貯金について綴っている方も目標を掲げていることが多いです。
そのため、目標を明確にしてから節約を行うとうまく貯金を行うことができるかもしれません。
一人暮らしで貯金!ブログで学べる節約方法「家賃」
生活をしていく中で最も家計を占めているのが「家賃」です。
選んだ物件によって金額に差がありますが、多くの方が、収入の約3割から4割を占めていることが多いです。
しかし、家賃が高く、貯金までお金が回らないという方もいらっしゃるかもしれません。
そのような中、ブログで「部屋の選び方で節約に繋がった」という方もいます。
どのような方法を取ったのかというと、以下の方法があげられます。
・最寄り駅から遠い場所を選ぶ
・駅の栄えている場所とは逆方向の改札口エリアを選ぶ
この2つを押さえておくことで、家賃をグッと抑えることができるのです。
その理由はというと、多くの場合駅周辺というのは店などが多くあり、充実しています。
しかし、少し離れた場所というのも、生活をしていくには決して不便ではないことが多いです。
ところが、「駅から少し離れている」という理由から、家賃は駅周辺に比べ安いのです。
また、駅の栄えている場所とは逆方向の改札口エリアに関しても、似たような理由から「閑静な住宅街でセキュリティーの整った住宅」に住むことができるのです。
「これから、一人暮らしの部屋を選ぼう」と考えている方は参考にしてみてください。
一人暮らしで貯金!ブログで学べる節約方法「食費」
食費は、生活費の中でも最も節約をしやすい項目になります。
なぜかというと、食費は通信費や光熱費と比較すると「何にどのくらいお金を使ったか」が分かりやすいからです。
そのため、「食費は月にどのくらい」と決めやすいです。
ちなみに、一人暮らしを行っている人の食費の平均は約4万円になります。
この4万円のうち、約1万円は外食費と言われています。
食費が4万円以上になっていて、貯金を考えている方は節約をすることをおすすします。
そしてブログで綴っている方の多くは、やはり「自炊」を行っています。
この自炊を行っていくうえでのポイントは3つです。
【買いだめはしない】
日持ちするような野菜であれば、ある程度買いだめをしていても問題はないでしょう。
しかし、一人暮らしは「毎日毎食、必ず自炊」ということは少ないのではないでしょうか。
そのため、買いだめをすることで、多めに買った野菜などを傷めてしまい、無駄にしてしまうことがあるのです。
このようなことを防ぐためには、買いだめをしないというのも手です。
【お弁当や飲み物の持参】
コンビニで一食500円の食事を20日間購入すると想定して、約1万円がかかります。
お弁当や飲み物を仕事などへ持参すれば、節約へと繋がるでしょう。
【嗜好品を減らす】
主にお酒やタバコがここに当てはまります。
これらは決して安い物ではありませんから、ここを少なくすることで、食費が浮くのです。
また、お菓子などは「200円まで」などと金額を決めておくといいでしょう。
一人暮らしで貯金!ブログで学べる節約方法「光熱費」
日々の暮らしで、貯金のために食費の次に節約を考えるのが「光熱費」ではないでしょうか。
一人暮らしの光熱費の平均は約1万円と言われています。
その内訳としては、以下のようになります。
・水道代…約3000円
・電気代…約3000~7000円
・ガス代…約3000~5000円
電気代は、エアコンが長時間稼働しているようであれば高くなることが多く、ガス代は「プロパンガス」「都市ガス」の違いによって金額に差が出てきます。
では、光熱費を節約するにはどうしたらいいのでしょうか。
ブログに綴っている方の多くは、「無理をしないで節約を」と書いています。
具体的にはどのような方法をとっているのでしょうか。
まずは、電気代についてです。
・使用していない家電のコンセントを抜く
・使用していない部屋の電気は消す
・テレビは見ないときには消す
・一度に電気を使わない
エアコンに関しては、なるべく使わないように心がけることでより節約になっていきます。
次に水道、ガス代についてです。
・お風呂は湯船にお湯は溜めずにシャワーを使う
・シャワーは出しっぱなしにしない
・給湯器の電源は入浴時以外は切っておく
・料理は、短時間で済ませる
水道、ガス代が最もかかってくるのが「お風呂」です。
そのため、お風呂に関する部分で節約を心がけることをおすすします。
一人暮らしでの貯金ができない人
ここまで、ブログから「一人暮らしで貯金をするためにできること」をご紹介してきました。
しかし、一人暮らしをしている方のすべてが貯金ができるということではないのです。
一体どのような人が、貯金をすることができないのでしょうか。
【支出を把握できていない】
貯金を成功させている方の多くは、しっかりと家計簿などをつけて「どのくらいの収入・支出があるのか」について把握しています。
これをしっかり把握しておかないと「何にどのくらいお金を使ったのか」を知ることができません。
とはいえ、「家計簿をつけよう」と考えても、なかなか続かない方も多いでしょう。
そのような方は、スマートフォンでレシートを撮影するだけで、家計簿がつけられるものがあります。
このようなものも活用してみるといいでしょう。
【ギャンブルが好き】
ギャンブルは、当たったときの快感から、お金をつぎ込んでしまうことが多いです。
また、もし勝ったとしても、そのお金をさらにギャンブルにつぎ込んでしまうなど悪循環になってしまいます。
そのため、一人暮らしで貯金をすることを考えたときには、ギャンブルはおすすめできません。
避けるべきと言えるでしょう。
一人暮らしの貯金ができるかは自分が決める
一人暮らしでの貯金は、自分の行動一つで決まってしまいます。
それは住む部屋を決めることから、生活の仕方までのすべてにおいてです。
ブログには、ここでご紹介してきた方法の他にもたくさん一人暮らしならではの節約方法が綴られています。
それらを参考に、自分にできていない部分を確認して、貯金を上手くできるようにしましょう。